7月18日(土)  カラダの声

 小劇場で演劇を見ました。うれしいことに、招待です。オノマトペを題材に、いやオノマトペをすべてのセリフと身体表現に表した1時間ばかりのものです。でも、あいにく私には理解しがたいものでした。すみません、アタマも感性も固くて…。ただ一つだけ、身体内部からの声、音に耳を澄ませていけたらと思いました。

 その会場は小竹向原。初めての街でした。早めに着いて会場を確認の後、駅前のジョナサンで夕食。そこで、明後日(祝日ですが)に担当する初級クラスの準備をしました。ただし、本屋はつまらぬ品ぞろえでした。

 その前の時間帯では、院の仲間が久しぶりに帰国したので、ちょっとした同窓会をしていました。一人はベトナムから、一人はモンゴルから。ともに元気な姿を見せてくれました。本当に逞しく、有能でアクティブなメンバーです。私にはできないことをしています。

 思うのは、海外で仕事をしている日本語教師。かつての同僚、あるいは院の知り合いたちも多くいます。いずれ帰国してからの予定はどうなのでしょうか。帰国後もこの仕事を続けていける人は、どのくらい?悲観しすぎだといいのですが、彼ら、彼女らが一つ間違うと使い捨ての人材になっているのではないかと危惧します。思わずタイにいる一人にメールしてしまいました。実は、国内の教師たちも大差ないような気がしないとはいえません。
by 1220hagiwa | 2009-07-18 23:52 | 本 編 2009