3月21日(木)  古き土地

 日本における春分の日は、福岡伸一先生によると、21番目の染色体の異常にちなみダウン症の日でもあるそうです。今まで「生と死」の授業で金澤翔子ちゃん(サインもいただきましたっけ)とともに一度だけ扱ったことがありますが、今度はもう少し勉強してから紹介したいと思います。

 伊東四朗さんが幼少期、勤務校の目と鼻の先に一時期住まっていたと知りました@ファミリーヒストリー。確かにあのあたりは今も古い民家が残っていて、それらしい雰囲気を醸しています。先日読了した光瀬龍さん『征東都督府』では、幕末(に設定した)登場人物の活躍の場に繰り返し近隣の町名が現れ、ついには伊集院氏が著した古今東西の書をまとめた本にも、井上有一という(その道では著名な)書道家も隣町の出身だとありました。いかにこの地が由緒正しい土地なのか、知ります。そして、その井上有一の住んだまったく同じ土地で、明日、卒業式を迎えます。学生の皆への感謝の気持ちは、今年も変わりません。

 とにかく、イチローさん、お疲れ様でした。こちらも、ありがとう。

by 1220hagiwa | 2019-03-21 23:33 | 本 編 2019