4月14日(木)  余震と落差

 自宅で軽い揺れを感じた数分後、今度ははるか離れた熊本で震度7。以降も、今の今まで余震がずいぶんと続いているようで、熊本地方、心配です。お城の石垣も崩れてしまい、被害が大きそうです。夜が明けると被害の程度が明らかになるのでしょう。お見舞い申し上げます。くれぐれも被害が少ないこと、広がらないことを祈ります。

 断層帯の解説で、日奈久という地名を見ました。記憶によれば、20年近く前、歩いた土地です。そして偶然でしょうか、今夜、最寄り駅に降り立った時、自宅にある備蓄食料、飲料を更新していかなきゃなぁ、とふと思っていた矢先でした。

 こうした災害が起こるにつけ、教室現場では、単にトピックとして文字情報、映像で事実を紹介し、大変だよ、日本は災害が多いから…と伝えるだけでいいのかと自問します。もっと本質的なことを取り上げていくこと、そしてそれは例えば私の実践「生と死」では重視されてもいいのでしょう。でも、では具体的にどうしたらいいのか、答えは見つかっていません。堂々巡りです。

 それにしても、報道の合間に流れるCMの能天気さと、いままさに家具に挟まれているお年寄りがいる、というアナの語りが伝える事実との落差は、いかんとしがたいところ。ほとんどブラックに近いジョークといってよいほど。う~ん…。
by 1220hagiwa | 2016-04-14 23:46 | 本 編 2016