1月16日  縫部義憲 『学校日本語教育の構築とホリスティック教師の発達』 風間書房

 敬愛する縫部先生(お会いしたことはありませんが)の、目下の最新著作。そうがく社から取り寄せて、半年ほどたって(熟成させて)一気に読ませていただきました。前作『日本語教師のための外国語教育学』を発展させ、メッセージ性が一層強く、先生の思索と実践の集大成的な意味があると感じました。

 私なりのビジョンが芽生える、そんな言葉をまたまたいただきました。そしてたぶん私独自の、ひとつのキーワードが浮かび、固まってきました。微力ながら発揮して、いずれまとめたいです。それを今後発展性のある形に少しでもしていけたら、先生の熱意に報いられるだろうにと思います。

 ちなみに、私は「ホリスティック(全人的)教育」を志向し、小さいながらも、あるいは一部から否定(あるいは無視?)されながらも、着々と実践しているものと自任しています。絶対必要ですから、今の時代。異端とされるものは、往々にして本質を衝き、本道を往くものではないかと、ただ決めつけています。
by 1220hagiwa | 2011-01-16 15:56 | <番外編 2011>