シバ犬あっちこっち ~日本語教師のモノローグ~

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2018年 02月 24日

2月24日(土) 度肝を抜かれる

 半年ぶりにミニ研修「語りを聴く」を再開、その第16弾を好評のうちに終え、向かったのは国立科学博物館@上野で開催中の南方熊楠展。熊楠については長年気になっていて、いったいどんな人物なのかを知るその第一歩にしようと思っていたのですが…入り口からして週末で混雑、ざっと見ただけで出てきてしまいました。そもそも親子連れが多く、落ち着かない土曜日。私の選択が間違っていたのでした。それでも少し熊楠に触れ、無料の小冊子(さすが太っ腹)もゲット。まずはそれだけで十分の収穫。今後の学びの布石になりそうです。

 次は国立近代美術館フィルムセンター@京橋での「ポスターで見る映画史 SF・怪獣映画の世界」。ただ、常設展示も映画好きには貴重なもののはず。私はそれほど、なのでさらっと。後半のポスターはちゃんと観ました。私にとってはゴジラより「猿の惑星」が起点になり、「スターウォーズ」「エイリアン」「2001年宇宙の旅」「惑星ソラリス」「遊星からの物体X」といった往年の名作が続きます。大学生になって以降、それ系は観ていません。

 その足で日本橋三越、木工家具職人の友人の展示コーナーへ。今回は個人のスペースを確保。評判がいいらしく、本人も手ごたえを感じているようでした。うまくいくといいね。

 三越地下で求めた大判焼きで小腹を満たし、再び銀座線で上野へ逆戻り。今度は「仁和寺と御室派のみほとけ」@国立博物館。前半の仏画、巨大な曼荼羅も逸品ですが、いやはや、後半の仏像群には度肝を抜かれました。これは観る価値がある。大作、名品のオンパレードで、心の中で平伏、合掌。特に千手観音菩薩坐像の豪壮さには、唖然。この欄で今度触れられたらいいのですが。

# by 1220hagiwa | 2018-02-24 23:40 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 02月 21日

2月21日(水)  大反省に田中デカ

 少なくとも、成功には程遠い授業をしてしまいました。後悔、先に立たず。私の中では合格最低点をずうっと下回っています。不安が先立つとしゃべりが多くなるのが私の癖。資料は用意するにはしたものの、どう展開するかろくろく詰められておらず、その結果、慌ててしまい、中身のない語り、構成になってしまった次第。学生がかわいそう。申し訳ない。ああ、大失敗、大反省。来週はリベンジを。

 それはおそらく、秘書が要ると思いたくなるほど連日スケジュール表とにらめっこ、そのひずみ、しわ寄せが来てしまったのだと思います。つまり準備、検討不足。ただ、ゲストスピーカーを迎える明日については、幸い、できることはすべて済ませてあります。ゆったりと教室に向かうことができそうで、ほっとしている今夜。

 大杉連さん、逝去。急性心不全なんて、だれにもわからない。本人がいちばんわからない。でも、俳優さんは作品が永遠に残ります。私の好きだった名脇役、どうぞゆっくりお休みください。大杉さんのことはずっと覚えています。66歳か…まだまだだったのに。合掌。

 チーム・パシュート、お見事。拍手。あの3人+1人、美しい以外に何と言えばいいのか。カーリングの藤澤さんたちも素敵。でも、私は注目されず、結果も残せずに去っていった選手たちの詳報が知りたいです。たとえば、田中刑事選手。私の中では田中デカとずっと呼んでいました。オリンピックに出場するのだから、国内ではトップレベル。もっと彼ら、彼女らの声が聞きたい。

# by 1220hagiwa | 2018-02-21 23:20 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 02月 19日

2月19日(月) 価値ある抱擁

 映画「エンディングノート」を鑑賞してもらったあとの学生のコメント。これを読むと、多くの学生に感動、強いインパクトをもたらしたことがわかります。ただ、一枚ずつ、まるでボディーブローを食らったかのようにもじわじわと効いてきます。イヤなのではありません。一人一人の魂、素直な思いが、まさに重いのです。だから、23枚読み終わって、ひどい疲労です。そんな価値ある言葉を寄せてくれるのはもちろんありがたいのですけれど、カフェの帰り、私の足取りもアタマの中も、重くてしようがありません。でも、価値ある重みです。

 今朝になってみると、小平選手と韓国選手の抱擁シーンがずいぶんクローズアップされていました。昨日ライブで見た時は、おおっ、すごい、と私も感動に近いものを覚えました。真のスポーツ選手のハートは国境を超えると知れますし、ずうっと昔ですが、私もそのカケラのカケラのようなものをどこかで味わった思い出があります。程度はまったく違いますけれど。

 その二人の光景について、きっとツイッター等であれこれ流れていることでしょう。メール以外見ない私が想像するに、卑しく、罵倒、揶揄するような下品なコメントがあふれているはず。でも、それでもって満足するなんて、高が知れた、程度の低いものです。取り上げるに値しません。しょせんガキによる自己満足の幼稚さです。それに比べ、あの二人の清々しい姿を見てほしいなぁ。

# by 1220hagiwa | 2018-02-19 23:38 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 02月 18日

2月18日(日)  そして今夜は

 今夜は小平奈緒選手でしょう。おめでとう。派手さはありませんが、言葉がしっかりしている、私の好きな選手です。オリンピックで苦汁をなめ続けてきて、30歳を超えて大輪の花を咲かせた努力の人。他者を意識する以前の、自分を追い込む求道的な精神。韓国の選手とのツーショットも美しく、強く心に残ります。高梨沙羅ちゃんも同じく努力の人で、口に上る言葉もなかなかのもの。またメディア用の写真も、インタビュー画面でもレースでも、二人は凛々しい。姿勢も、表情も。羽生くんもそうですが、一流のアスリートは紡ぎ出す言葉の質が高いです。自らを律し、心身をしっかり把握すると同時に言語化する力に長けているのだろうと思います。

 …なんて金メダルの映像を観る直前には、東洋文庫ミュージアム@千石を訪ね、「ハワイと南の島々展」を観てきました。何故ハワイ? それは、明日授業で取り上げる予定の、学生から提供されている素材が、彼女のハワイ在住の知人から受け取った文章であるためです。補助的な資料をどうしようかと考えていたら、この博物館でこうした特別展があると、つい先日ホントに偶然知りました。なんてこと。アンテナを張っていると情報が入る、そういうものなのですね。取り急ぎ、まさに付け焼刃的な学びをしようと18時近くに向かったのでした。

 ここに所蔵されている書籍の数々が、私には価値がわからぬほどものすごく貴重なものだと知りました。ハワイの関連資料も手に入れ、行って正解。同時に、日本が環太平洋の島国の一つであることをすっかり忘れていることに気づきます。勉強不足。さらに、私がずっと沖縄に寄せ続けている社会文化的関心、たとえば土地土地を歩いてめぐる旅は、あながち的外れではなく、日本人としてはむしろ望ましいものなのかもしれない、なんて自分を褒めたくなります。

 その前の時間帯には東日本大震災7年復興シンポ@イイノホールで中畑清氏の話を聴いたり(おもしろい。でも、キヨシさんの爆笑トークさえ私の眠気に勝てない)、さらにその前の午前中には「疑似体験で学ぶ 障がいのある方とのコミュニケーション」というワークショップ@西新宿に参加して発見の連続。諸事情で当初の行き先(少し遠出)を変えた今日は一日じゅう外で学んでいて、隙を縫って授業準備。自分に呆れます。

# by 1220hagiwa | 2018-02-18 22:38 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 02月 17日

2月17日(土)  今夜は

 今夜は羽生くんに尽きるでしょう。ジャンプだけに終わらない、素人目にも中身の濃い、指先にまで神経の行き届いた繊細で華麗な踊りでした。国民栄誉賞に値する2連覇でしょう。一方の宇野くんも情感豊か、かつ力強い、見事な滑り。そして藤井くん。圧巻の15歳。たいした若い方がずいぶんいるものです。ただ感服としか言いようがありません。

 「SWITCH インタビュー」。今夜は草間彌生さんvs松本幸四郎さん。草間さんの言葉すべてが金言。あふれる情熱、人間愛。生と同時にその裏返しとしての死への思い。何よりも、草間さんは純粋なのですね。それも強烈に。それが作品に他を寄せつけない爆発的な生命力を作品に与える源泉なのかなと思います。幸四郎さんが涙ぐんでいたのも印象的。このインタビュー、授業で使いたいものです。学生は二人の情熱をどう見るでしょうか。

 大学院の年一度のゼミ会へ。自分のいるところ、実践が、それなりに広く多様性に富む日本語教育の世界のほんの一面しかとらえていないことに気づかされます。もちろん悪いことではありませんし、間違ってもいません。自分が望んで深めたことですから。大切なのは、そういう事実を起点に再び自分の方向を見定め、コンパスを振り、進んでいくことでしょう。

# by 1220hagiwa | 2018-02-17 23:43 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 02月 16日

2月16日(金) 湖畔の美術館

 湖岸の素敵な美術館を訪ねたのは、例の深沢幸雄氏の追悼展のためでした。横浜から高速バスで1時間、バス停からタクシーでひと走り。現れた個性的な建物は、その名も市原湖畔美術館。抽象的な作品を得意とした版画家で、う~ん、よく…というものもある一方で、はっとする色彩に彩られた作品も多々ありました。内面を掘り下げていく、悪く言えば鬱屈したものから一転、30代にメキシコに滞在して以降の劇的な作風の変化は、目を瞠るようなものです。中には、私が中学時代に初めて接した氏の作品である、文庫の表紙を飾るファンタジックなデザインもありました。

 人は意識的にか無意識的にか、とにかく変わっていくのが普通。一人一人その振れ幅、スピード、質、タイミングに違いがあるだけなのだと思いました。だから私も、今後どんどん変わっていくことだろう…仕事もプライベートも。それでいい。珍しくそんなまじめなことを美術館に隣接するカフェで、夜の湖面を眺めつつ思ってみたり。たまにはそんなちょっといい雰囲気、悪くないものです。

 驚くべきことは、帰途歩いた湖畔の静けさや、湖を渡る橋から見上げた東西の夜空の濃さの違いでもなく、いすみ鉄道のさびれ具合でも、高滝駅の情緒たっぷり加減でもなし。終着の五井駅近くの宿で観た、「アド街ック」がズバリ市原市を特集していたことです。もちろん、当の湖、美術館、カフェ、そして私の座った席も写っていました。偶然にしては出来すぎでしょう。あたかも私の再訪を望んでいるのかのよう。確かに、また足を運ぶに値する場所でした。

 ですから、先週末は泊まりでの千葉アート旅行に加え、お気楽ランのおまけつきでした。戻ってからは相変わらず連日のそれなりの仕事があり、そうこうしているうちに来週ははや2月下旬を迎えようとしている、およそ信じられない事実に愕然とさせられます。

# by 1220hagiwa | 2018-02-16 23:07 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 02月 12日

2月12日(月)  桜木町で学ぶ

 オープンダイアローグの基礎研修@桜木町。ほぼ一日。あらためて職場、特に教師研修での援用を視野に入れると同時に、学生との関わり方に示唆を与えてくれました。一昨年手にした本を帰りのマ社内で再読すると、今の実践を分析、考察する手がかりが見つかります。あと2回ありますから、自分自身の中にもう少し落とし込むつもりです。

 せっかくの桜木町。と来れば、横浜美術館に行くでしょう。石内都さんの「肌理と写真」展です。写真に(も)疎い私なので、細かいことはわかりません。ただ、先日Eテレで石内さんの対談(with杉野美妃さん)の再放送を見て関心をもっていて、まさに渡りに舟。ですが、いざその衝撃的な「傷」の写真から目が離せません。一見、もちろん痛々しいのですが、じっと観ているうちにその傷跡さえ美しくなっていきます。気のせいでしょうか。写真の力でしょうか。そして「遺されたものは過去になれず、未来につながる」と記されたお母様、あるいはヒロシマ被爆者の遺品の写真。胸に刺さります。

 先日亡くなったばかりの石牟礼道子さんの写真もありました。その皺だらけの肌が、美しい。時間を、人生を感じさせます。これも写真の力ではないかと。

 沙羅ちゃん、おめでとう。素晴らしいです。自らにプレッシャーをかけ続ける大胆さもありながら、決して奢らず、また慎ましく。インタビューのコメントも感動的。人間的にも立派だと思います。それはそうと、メダルラッシュだと騒いでいた今朝のニュースに、うんざり。もちろん取れるに越したことはないですが、どうなんですかね。毎度のお祭り騒ぎ。こういうところが嫌いです。

# by 1220hagiwa | 2018-02-12 23:40 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 02月 11日

2月11日(日) 静と動

 待望のホキ美術館@千葉。写実絵画の専門美術館です。しばらく前から気になる存在で、昨年末に東京都美術館で観た「ゴッホ展」の(あくまで)ついでに寄った「リアリズム 現代の写実」展、ここでの塩谷亮さんの作品に、ああ、やっぱりいいよなぁと感じ、この連休中に足を運ぶことに決めました。そして降り立った外房線の土気駅、そこからバスで5分。迎えてくれたのは、建物からして個性的、でも出しゃばらず、工夫の施された魅力的な場でした。

 大家・野田弘志氏をはじめ、森本草介ほか現代日本を代表する一流の皆さんの写実画が続きます。息をのむような見事な技の数々は、私ごときが驚くレベルですから、目の肥えた方ならもっと理解できるはず。ただ、もっと大切なのはその絵に画家が何を込めているかなのでしょう。女性、風景といった対象物を越えたもの、私がその場に立っているかと錯覚するようなそれぞれの存在感が絵からにじみ出ます。とにかく女性が美しい。そればかりかぐいっとこちらに迫ってきて、写真が一瞬を切り取ったものとしたら、それとはまったく別のぞくぞくする質感、豊潤さを受け止めます。一筆一筆、いや一点一点の丁寧な筆遣いは、しなやかな緊張感に満ち満ちています。休憩をはさんでまる3時間半の、実に優雅なひと時でした。眼福。今後も写実画には注目していきたいです。

 そのあとは隣接する昭和の森公園で抜かりなくラン。ここ、有名です。ずっと来たかったのです。池の外周をめぐり、きつい傾斜を上り下りするなどアップダウンのやたらある、変化に富んだエリアを1時間弱堪能。ひたすら爽快。そんな本日、静と動、密な一日。そういえばこの土気という街、昔、非常勤をなさっていた先生のご実家があると聞いたことがあるなぁ…なんてふと思い出しつつ、駅前のモスバーガ―でお腹を満たしました。

# by 1220hagiwa | 2018-02-11 23:53 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 02月 09日

2月9日(金)  薄い関心

 「行」という字を起点にコロケーションの授業を展開した今日。楽しいし、学生の反応もいい。ですから意義を感じながらも、こうした語彙の授業に疑問も抱いている私です。学生が喜ぶからそれでいいのか、わかりません。語彙をどう扱ったら望ましいのか、明確な答えは依然として得られないままです。

 そんな今日も、春の学会発表に応募しようかどうか、迷っています。そうでもしないと実践のデータや考えてきたことが流れていってしまいそうで、もったいないためもあります。発表は思考を深化、更新していくタイミングです。目下の自殺、戦争、あるいは従来のLGBTといったものに加え、2つの新たなテーマを温めているところです。来週が締め切りです。

 オリンピック、始まりました。学生の関心は、一様に「薄い」と断言できます。異国での生活でありまた出場国・地域が限られるからなおのことでしょうが、韓国の学生に至っては、関心ないですね~といいます。北朝鮮との合同イベント、チームなんてのは、私にはただの茶番にしか見えません。申し訳ないですが、軽薄な感じ。日本の報道もどこの局もワンパターンで、すでに飽きています。つまらない。でも、競技自体はどれも魅力的。選手にはベストを尽くしてほしいです。成績が芳しくなくても、そういう選手の歓びや口惜しさ、そんな姿こそ報道は見せてもらえると嬉しいです。

 産経新聞の記事、見出しに関する一件が取り上げられています。私はネットニュースで産経新聞発の記事をしばしばチラ見しますが、少なからず気分を害し、辟易するものがあり、好きになれません。特に韓国、中国を中心とした国々を排他的、否定的に取り上げたり、馬鹿にしたりするものがあります。いや、あふれているに近い。ただ、それを喜ぶ人もいるからなのでしょう。また同時に日本政府を批判する人、意見を攻撃する姿勢もここ数年ぐっと露骨になり、気持ちの悪さ、不快感を覚えます。それほど方向性が切羽詰まっているのか、あえて狙っているのか、果たしてどういう新聞社なんでしょう。少なくとも日本語教師に産経新聞を読んでいる人がいたら、私は神経を、この仕事に就く者としてのマインドを疑います。ま、購読料が安いのはいいんですけれどね。

 ようやく金曜日の週末にたどり着きました。本当は「ゴッホ 最期の手紙」の公開最終日にあたり、新宿で再見しようと意気込んでいたのですが、休憩していたカフェで関連本をながめているうちに力尽き、あきらめました。また機会があったらということで。…そんなわけで、今夜は久々に25時前に寝られそうです。よかった。

# by 1220hagiwa | 2018-02-09 23:58 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 02月 06日

2月6日(火)  泥臭い

 また相変わらず、私の実践で学生の書くシートに、心を震わされる機会がありました。今日もそうです。ここにはいちいち書きませんけれど、嬉しく、感謝すべきことです。そして、そういうマインドを彼ら/彼女らなりに心に秘めて生きていること、かつそれを表出してくれることに幸せを感じます。さらに言えば、そういう場を提供できる私の手法に、今となってはもはや確信以上のものを手にしています。泥臭い手法と言えば泥臭いですし、改善点はまだまだあるとしても。

 豪雪のニュースが届きます。お見舞い申し上げます。でも、今の学生の少なくない割合はニュースをまったく見ません。日本で何が起きているか、関心の薄い学生が年々確実に増えています。ゲームをする、ネットにつないでも関心のあるところしか観ていない。話題が狭い。悪いとは言いません。何をしにわざわざ日本に来たのか、心の底から疑問。たとえ自分なりの目的がきちんとあるとしても…。日本に来なくてもいいじゃないですか、と思わざるを得ません。ま、別にいいんですけれど。彼ら/彼女らのライフですから。

 …などと書いていたら、NHKの「西郷どん」のPR動画でレキシが歌っている映像に、西郷さんもどきのキャラの方が私の勤務校の地元の商店街を闊歩する姿が映っていました。たいていすいていますから、撮影しやすいのです。メディア関係者にはよく知られた、アーケードがあって人通りが少なく、ちょっとレトロ感もあって撮影しやすい商店街。

# by 1220hagiwa | 2018-02-06 23:05 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 02月 03日

2月3日(土)  初台

 NHKをチラ見すると、「モフモフ」。ナレーションが堤真一さんでした。おっ、昼間観たのが「近松心中物語」@新国立劇場。席がぐっと前のど真ん中、目の前でその堤さんと宮沢りえさんが演じてくれていました。モフモフと違い、堤さんは完璧にシリアスな悲恋物の主人公。二人を安心して観ていられ、心中物を堪能。あまりにピュアすぎる恋愛ですけれど、今だからこそむしろ憧れを持たれそうです。それと小池栄子さんの爆発ぶりも予想以上。こういう話も、悪くない。そして、当時の時代背景がパンフを読むとわかり、勉強になりました。

 帰途、隣の建物・東京オペラシティで谷川俊太郎展に寄りました。私は谷川さんの詩が必ずしも好きとは言えませんでしたし、むしろエッセイ『ひとりぐらし』のほうに共鳴していたクチ。でも、今回の展示を観て、あらためて作品をひも解いてみたいと思いました。書棚のどこかにも何冊かあったはず。彼はいうまでもなく天才。

 ヒントもいただきました。日本語の楽しさ、そして楽しみ方をもっと伝えるべきできないかと反省。教科書教師、語彙教師、文法教師ではないことへのこだわりと自負はありますけれど、つい安易な方法に流れがち。だめです。つまらない。ことばとしての日本語の魅力をもっと掘り下げて伝える努力を10倍くらいしないといかんのかな。そう振り返ってしまいます。よくよく考えなければなりません。その余地、ありすぎです。きっと私にはその力があると思い込みます。

# by 1220hagiwa | 2018-02-03 23:23 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 02月 01日

2月1日(木)  場があること

 どうするんだ2月。もう2月か、まだ2月か。考え方で、変わります。

 21時、駅を降りて傘を広げると、音が違いました。みぞれふう。空を見上げると、真っ白。昨夜の今頃は、天頂近くで月食が始まろうとしていたのに。そういえば、23時すぎ、人形町で見上げると地球の影に隠れて赤らんだ月。地球の周りの空気のせいだったそうです。周囲では何人かの勤め人たちも見上げていましたっけ。遅い時間に、お疲れ様。私も人形町のマックで23時まで学生のワークシートをチェックしていました。内容が、とてもいいのです。時に関心、感動。

 妊活ドラマ、私にはまったく関係ないのに、いやだからこそ、楽しいです。当事者の精神的、経済的負担が半端ではないことがよくわかります。深キョンのかわいさが、物語のシリアス性を緩和してあまりあります。

 学生の話を聞く場を設けて以来、何人かとあれこれ接しています。ただのおしゃべりをしている時間もあるのですが、中には、この場があってよかったと思える時も。私の対応がたいした役に立てるとは思えませんが、こうした場があるのとないのとでは、おのずから意味が違ってくる気もします。ですから、来室する学生がいなくてもかまいません。

 今夜は久しぶりに、日付が変わる前に休みます。

# by 1220hagiwa | 2018-02-01 22:58 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 29日

1月29日(月)  そっと見守る

 嬉しいできごと、それは栃ノ心関の優勝。他の力士のそれより、心が温まるものがありました。なぜでしょうか。おそらく、穏やかな語り口と笑顔、そして腰の低さによるところ、大ではないかと思います。日本語には癖があまり感じられません。それに幕下に落ちながら復活したのが感銘を与えるのでしょう。優勝に決して奢らず丁寧に対応するようすも、言うならば日本人好みかもしれません。次の場所はどうなるか…ヨレヨレの横綱の皆さん、どうするのかな。

 相撲が好きで、しばしば本場所にも足を運ぶアメリカの学生がいます。もう1年近く在籍。谷中に住み、日本の生活を満喫しています。勉学態度も優れていて、模範的。大柄で、気は優しくて力持ち? そういえば、栃ノ心関と似ていなくもないような。

 スポーツでは、沙羅ちゃん。メディアはこれでもかというくらい懸命にフォローの言葉を重ね、応援しています。そこまでしなくても…。確かに前回のこともありますから期待はするでしょうし、私も表彰台の一番上での彼女の笑顔が見たいですが、あまりに気の毒だとさえ思います。自分のジャンプができさえすればいいのに、本人が金メダルばかり望んでいたら、かわいそうすぎます。本人、金、金と言葉にしすぎの気がします。どうなのかな。まわりもそっとしておいてよ。

 学生と話しました。出願を前に、彼には迷いが生じているといいます。いろいろな自分が現れ、日本語力の自信のなさに加えて家族とのあれこれもあり、心を悩ませているのだと。聴いている私もつらくなりました。しばらく見守りたいと思います。もう一人、受験に失敗した人もいます。彼に任せっきりにせず、もう少し強く私が引っ張って選択肢を示せていたら、また結果は違ったものになっていたかもしれないと思うと、悔やまれます。

# by 1220hagiwa | 2018-01-29 22:30 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 28日

1月28日(日)  今を生きてる?

 ひとまず、発表の予稿、その草案ができました。大幅な手直しは要らないだろうと思います。だって、たった2ページこっきりのもの。それに、私なりに、そして今なりに軸があってこその実践、そしてその報告なので、自動書記じゃありませんが、文を紡いでいくことに不自然さは私の中にほとんどありません。いくらでも書けます。そして小さいながら次から次へと考えることが広がり、深められているつもりです。たかが一介の教師の小さな実践。ほんの些細な思い、それも思い上がりかもしれませんけれど、それでいいでしょう。3月当日の批判を待ちます。

 写真家・植本一子さんのご主人が亡くなったとの報道があったのが一昨日。一子さんの著書を通して彼の存在、そして病を認識していたので、そうか、ついに…という感慨にしばらく浸ります。合掌。一子さんが彼とのかかわりをしたためていた文章(日記)は時に読むのが辛く、ひりひりするような苦しさがまぶされています。ですから、昨年の秋、大津駅ビルのスタバで中断したきり。これを機に、再開しようかどうしようかと迷っています。

 その著書には、一子さんの手による「今を生きてる?」のサイン。森美術館の帰り、六本木のABCでつい求めてしまったのですけど(ホント、この書店は見せ方が上手でつい買ってしまう)、この言葉を見る度にどきっとします。生きてるかなって、振り返ります…よし大丈夫、今を生きています。今の私、死んだ目で、死んだ時間を過ごしていません。そんなヒマはありませんし、もしヒマに見えていそうでも、充実しています。意識的にのんびりしてもいます。悪くありません。 

# by 1220hagiwa | 2018-01-28 23:10 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 27日

1月27日(土)  完璧とミスキャスト

 谷中の夕焼けだんだんが登場する連ドラがあります。近隣の国立西洋美術館で先週観たのは、「北斎とジャポニズム」。会期末とあって予想以上の人出でした。地味な中身かと思いきや、さにあらず。見ごたえのある大小、多様なモチーフの作品でした。その中で、北斎の構図に影響されたとされるモネほかの一連の風景画には心を洗われ、強く心に残ります。ただ、やっぱり絵ハガキのダサさは否めず、何も買わずに出てきました。西洋画に対してそんなに北斎のインパクトが大きかったのかと、勉強になりました。北斎。もっと調べてもいいですね。ああ、もっと早めに行っておけば、復習したうえでもう一度来られたものを。後悔。松重豊さんのガイドは、完璧。さすがです。

 その隣、上野の森美術館で別の日に観たのは「生頼範義展」。敬愛する、大好きなイラストレーターです。数年前に宮崎に飛んで一度見ていたので、今回は比較的さっと出てこられると踏んでいたのに、気づいたら優に1時間半近く。それほどに濃い展示でした。私の書棚に多数ある、生頼さんの筆による雑誌、単行本、文庫本等の表紙の数々。圧倒的なインパクトのあるこれらの作品たちを抜きにして、SFに始まる私の読書歴はなかったと言っても過言ではないでしょう。

 ですが、その一方で重要なのは「破壊される人間」ほかの一連の戦争画だと思います。グロテスクですが、魂のこもった、イラストレーターとしてではなく画家としての代表作でしょう。直視するのも怖く、おぞましいですけれど、大切な絵だと思います。ただ一点、女優・のんさんのガイドは完璧なミスキャスト。どうして、あろうことか、のんさんを使ったのか。のんさんは好きですが、この場にはそぐいませんでした。そもそも生頼さんが表紙を描いた本を読んでいないんじゃないですかね。でも許します。かわいいから。

# by 1220hagiwa | 2018-01-27 23:14 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 26日

1月26日(金)  あぁ石垣

 首都大学東京の連続公開講座「「あの世」の想像力」@飯田橋。歯ごたえのある内容で、時についていけない話も続きますが、それもけっこう。こういう時間も私への投資です。それがいずれ仕事にも反映されるでしょうし、学生とシェアできたらと思います。

 大津に宿を取り、京都の学会で発表するのが3月。また朝の琵琶湖湖岸を走れるのを楽しみにしています。そんなところへ、甲子園の春の選抜に滋賀県から3校選ばれたと聞きました。膳所高校の名もあります。そうか、あそこか、いつも走っているところだなぁ。なんとなく親しみがあり、嬉しいです。滋賀は、いずれ広く巡りたいところです。 

 3月下旬には勤務校での公開の研究発表会があり、私も当然発表予定。テーマは未決定。でも、今までのものも含め、ちょっとしたものならあれこれできるつもりです。いや決して奢っているのではなく、これまでの蓄積があるので、ポスター原稿の見直し、改訂さえできればと、何ら心配していません。その気になればいつでもまとめられると思っています。失礼ながら、ただ漫然と、決まった素材で同じような授業を繰り返すだけで満足する方とは一線も二線も画した教師のつもりなので。

 おっとその前に、久しぶり石垣島を走りたいなぁ。私のすきな半島一周コース、ホント、ご無沙汰しています。新空港を一度も利用していませんから。最後に訪ねたのは、旧空港の閉鎖1週前でした。あぁ、俄然、行きたくなりました。変わったかな、石垣。

 終盤にきて3連敗、優勝が絶望的になった横綱・鶴竜関は、人がいいんだろうなぁ…と感じざるを得ません。いかにも大人しそうで、まじめそう。本当は実力者なのでしょうが、気持ちのコントロールがうまくできないのかもしれません。正直な方です。ある意味、図々しさや図太さで繕っているかのように見える白鵬関や、残念ながらメンタル面がぼろぼろの稀勢の里関も人間的に興味深いですけれど、地味としか表現しようのないこの横綱は、どこか憎めません。がんばれよお~っ、と肩を叩きたくなります。

 48年ぶりの氷点下4度は事実。なるほど寒いと言われますが、私は特に気にしません。歩く際に限れば、しっかり着込み、足元に注意すればいいだけのことですし、所詮東京の寒さは北海道に比べたらたいしたことはないのではないかと思います。北国の方に笑われます。

# by 1220hagiwa | 2018-01-26 23:42 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 24日

1月24日(水)  インド在

 今回の芥川賞受賞の方は、インド在の日本語教師です。発表の記事でおおっと知り、インタビュー記事でへえっとなりました。来月サイン会があるのですが、あいにくその日は舞台を観る予定が…。こういう時に限って…残念至極。どういう経緯で日本語教師をしているのか、詳細は不明。ですが、どうやらご主人が現地の会社員向けに日本語指導をしていて、彼女もそうするようになったとかなんとか。ふうん。

 そういえば、いつぞやの泣けるノンフィクション、講談社だったかで賞を取った、『紙つなげ!』の
著者も日本語教師。こちらも女性です。男性の日本語教師で何か賞をとる才能のある人はいないのでしょうか。え? わたし? ありえないでしょ。

 面白いのは、選考委員の伊集院氏が、とても優しいコメントを出していることです。他の方の言葉に目を通していませんからわかりませんが、氏の言葉はいつも丁寧で、誠実な気がします。

# by 1220hagiwa | 2018-01-24 23:45 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 23日

1月23日(火)  ラミレス氏

 テニスの全豪オープンが報道されています。そこでは「日本人」選手の活躍が伝えられますが、私が注目するのは、大坂選手。惜しくもベスト16止まりでしたね。両親のどちらが日本人だったか忘れましたが、日本語ができません(そのはずです)。だからか、なかなかインタビュー場面が映りません。でも、日本国籍です。男子選手にも日本語ができない人がいます。彼はダブルスで準決勝進出だとか。ラグビーも、ゴルフの世界もそう。見た目は完璧な「非日本人」。あるいは見た目「日本人」であっても、日本語が相当にたどたどしい人も。プロ野球でも名前から見る限り、あれれっという方が続々。いい悪いではなく、そういう時代です。いつぞやのノーベル賞受賞者同様、日本人って何なのか、あるいは国籍って何なのか、問うことの難しさと面白さがある気がします。同時に、無国籍の人が少なくない事実にも関心が向きます。

 当然、私の接する/接してきた学生にも多様な背景を持つ学生が少なくありません。今でいえば、ハワイ生まれの日本国籍で英語母語話者。繊細なセンスを持ち、とてもまじめで優秀です。そのへんのちょろい日本人より、よほど日本語を大切にし、日本語に関心を抱き、鋭い感性を持ち合わせた女性です。気のせいか、複雑な背景をもって日本語を学ぼうとする人は、往々にして何事にもまじめな方が多い気もします。

 ちょうど、ラミレス氏がついに日本国籍をとったとのニュース。たいしたものです。ラミちゃん。

 単純に、こういう人たちが普通に暮らせて、スポーツや学習の実績云々とは別に、見た目関係なく、差別などなく、過ごしていってもらえたらいいと思います。本当に素朴にそう思うのでした。

# by 1220hagiwa | 2018-01-23 23:45 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 22日

1月22日(月)  20センチ超

 大雪。果てしなく始発駅に近いところから乗っている帰りの地下鉄なので、座って帰れました。入場規制のかかる渋谷駅も関係なし。ただし、家にたどり着くまで3時間。普段の倍、かかりました。でもおかげで、小論を二つ読めました。これがいい内容で、私の実践に結び付けられそう。ラッキーです。

 ホントに東京って、どうなんでしょう。北国の人から阿呆と思われても仕方がなさそうです。予想されて当然すぎる街の景色なのに、すってんころりの通行人やスリップやらクラッシュやらの車の数々。他人事で書きますけれど、都会人は恥ずかしいようにも思えます。雪に対して何の備えもしていない、と。

 かくいう私、部屋の前は1時間ほど前、積雪20センチ超。引っ越しの際にスコップは捨ててきましたし、スノーシューズもなし。車を動かすつもりがないのが、せめてもの救い。すでに止んではいますが、とにかく明日の朝が心配です。転ばぬよう、転ばぬよう。明日の午前中は授業がなくなるかもしれませんが、慎重に出かけるつもりです。

 でも、暖かい国からの学生は喜んでいるのかも。それはそれで、おめでとう。

# by 1220hagiwa | 2018-01-22 22:15 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 21日

1月21日(日)  出かける

 日曜ですから、観たいものにはどんどん出かけます。國學院大學の博物館で「いのちの交歓」展。岡本太郎だけでなく、関連作品というか、縄文時代以来のものすごい遺物たち。これには参りました。考えさせられました。私の実践にもつながっています。この博物館も数年ぶりでしたが、再訪の価値あり。これには理由がありますが、機会があれば稿を改めて。

 さらに、隣接の渋谷区郷土博物館「渋谷駅の形成と大山街道」展へ。子どもの時以来ずっと渋谷駅ならびに大山街道(つまり246号)にお世話になっている者としては、過去から現代への流れを知っておきたかったというわけです。展示そのものは小さめでしたが、私には懐かしさを催させるものもあり、常設展示と合わせるとなかなかの見でがありました。

 かと思うと、休む間もなく早稲田で開かれる日本語教育のシンポへ。勉強になりました。今からでも、今期の授業を見直せると思いますし、来季も視野に入れたいと思わせる刺激的な議論でした。

 日本語関連でいえば、昨日は国立国語研究所が一般向けに開いたシンポ。英語教育、そして通訳者としても知られる鳥飼久美子先生のお話が良かったなぁ。日本語教育関係者としては英語教育にもっと触れておくべきだと気づいたのは院にいた時。以来、可能であれば英語関連の催しにもひそかに足を運ぶように心がけています。

# by 1220hagiwa | 2018-01-21 23:08 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 20日

1月20日(土)  ドラマ3つ

 性的マイノリティの方が自然に取り上げられるドラマが増えてきたようです。一過性のネタ、消費されるだけの話題、流行りとは思いたくありません。例の「逃げ恥」がきっかけだったのかもしれません。今月から始まった連ドラでは、少なくとも3つありました。多すぎでしょうか。うち一つは不妊治療を中心トピックに据え、性交をはじめ直接的な表現も頻出。軽さと重さの双方がブレンドされた、なかなか不思議な作りになっています。深キョンは相変わらずびっくりするほどかわいい。

 それはそうと、LGBT関連をもっと回数を増やして掘り下げるべきなのかもしれないと、一昨年あたりから思っています。今まで「男と女」において年に2回×2時間のみでしたが、内容的にはもっと深められますし、その材料は準備できます。来年度、実現可能でしょうか。例の広辞苑での語釈の誤りは、笑うしかありません。岩波側の認識不足というか、つまりは無知ぶりには、岩波のレベルはこんなものなのかと思わされましたけれど、一方では、本も著した女性カップルが最近関係を解消した件については、残念、いや、う~ん、寂しさ、無念さがあります。関係の持続が必ずしも難しいというわけでもないのでしょうけれど、よくわかりません。

 ついでに日本女子卓球。スポーツニュースをチラ見していました。愛ちゃんを皮切りに、最近は美宇ちゃんとかかわいい選手がたくさんいますけれど、やっぱり私は石川佳純さんだなと確認。あのきりっと感、シャープな顔立ち、口にすることひとつひとつが清々しいですね。格好いい。そして、すっかり大人の女性になりました。

# by 1220hagiwa | 2018-01-20 23:19 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 15日

1月15日(月)  東98

 典型的な冬の天気が続いています。日本海側は大雪、太平洋側は乾いた晴天。そんな昨日も当然のようにじっとしていられない、阿呆な私。足は日比谷図書文化館へ。過去にイベントで地下ホールには行っていますが、今回はまず展示エリアで現代アートに接しました。中にはおやっ、と思わせるものもありましたが、トータルでは、う~む。でも、ある方の「無駄な時間は決して無駄ではない」というメッセージは、私も常に思っていること。まったく同感です。次に図書室へ。なるほど、場所柄ビジネス系が充実なのですね。それと千代田区の各種公開講座の情報が揃っていて、こりゃ学校帰りに寄る価値のある催しが目白押し。困ってしまいます。

 地階のカフェで休憩ののち向かったのは、向かいのイイノホール。以前プライベートレッスンで半年通った建物に入っています。今回は初めてそのホールを訪ね、緩和ケアに関するシンポを聴きます。ここ10年ほどずっと気になっている分野。だって、医療、看護分野は教育と隣接しているからです。単なる関心のみならず、これに触れ、素人ながらも学ぶことは、直接・間接に日々の実践に結びつきます。

 そのレッスン時に利用していた地階のカフェでまたもやブレイク。前日求めた死生学の文献に目を通したのち利用したのが、東急バス「東98 等々力操車場行き」。世田谷に住んでいた小学生以来、ものすごく久しぶり、いやもしかして初めてでしょうか。半ば感動しながらずうっと車窓から外を眺めっぱなしでした。それにしても、休日の日比谷、霞が関、大手町界隈、ぜひ走り倒したいです。ロゲイニングもいいなぁ。

# by 1220hagiwa | 2018-01-15 22:52 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 14日

1月14日(日)  パート2

 アイドルの歌詞の授業、そのパート2が開始。初回は再び百恵さんに登場いただき、「プレイパック パート2」を紹介。やっぱりいいですよ、百恵さん。上手だし、格好いいし、時にしっとり歌えるし。70年代の歌姫。もう一曲は「私の好きな曲」と明示しているので、出席者には(ひどい話ですが)文句は言わせません。で、初回は「悲しみにさよなら」by安全地帯。わかりやい内容のバラード、好評でした。いい歌詞は残る。と言ったら、賛同してくれました。

 百恵さんとひばりさんを比較した記事が昨日出ていて、おお、ナイスタイミング。別ページには平原綾香さんの「ジュピター」も取り上げられていました。実はこの曲を次回取り上げるつもりだったのです。恐るべき偶然。あとの候補はたとえば「ハナミズキ」by一青窈さん、「少年時代」by陽水氏、「いい日旅立ち」by再々登場の百恵さんに「花束を君に」by宇多田ヒカルさん。「瞳をとじて」by平井堅さんもいいですね。それに大滝さんやタツロー氏も欠かせませんな。「木綿のハンカチーフ」by太田裕美さんはアイドルとして扱おうかと。いまふうの48とか46とかジャニーズ系アイドルも仕方なく入れます。悩みながら、楽しみながら、これから毎週選曲。繰り返しになりますが、出席者に文句は言わせません。強引。

 ちなみに、授業のタイトルは「アイドルの歌詞の世界 パート2」。曲とシンクロしていて、ナイス。けっこういいでしょ、と自画自賛。学生は笑っていました。

# by 1220hagiwa | 2018-01-14 22:00 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 13日

1月13日(土)  同郷

 「アド街ック」は、世田谷・上町を特集。ピンポイントもピンポイントです。ただ紹介されるのは新しい店も多く、新鮮な情報は少なかったです。でもそうか、来週はボロ市なんですね。大学生のころまで近隣に住んでいて、通った幼稚園はボロ市通りの入り口。特に小学生のころは毎年訪ねていましたが、その後客足が遠のいて出店数も減少し、盛り上がらなくなった時期がしばらく続いていたと思います。それが近年のアンティーク人気やおしゃれなショップの進出で賑わいが復活した印象。せっかくだから、今年は数十年ぶりに寄ってみようかなぁ。ただ、たまに車で近くをかすめ通る限り、やっぱりふだんは若干ぼんやりしているエリアでもあるのは確かなんですけれど。そういえば、三茶もずいぶんおしゃれタウンで、闇市の面影を残していた三角地帯の薄暗さをはじめ、いくつもの書店はことごとく姿を消し、チンチン電車を楽しんだ子どもの頃は…う~ん。遠くなりにけり。

 羽田空港を走りました。正確にはターミナルビル内(国内線・国際線)は歩き、建物の外と周囲を走りました。いつものロゲイニンクのイベントです。長年気になっていた、モノレールから眺める整備場脇、多摩川河口の広々したエリアを快適に、でもテレテレ走りました。2度とできないかも。途中の1キロ弱のトンネルもへえ~っという感じでしたし、ヤマトの本社で特大の黒ネコに会ってきました。今度は城南島、平和島、野鳥公園あたりを走りたいものです。

 休む間もなく直行、急いで訪ねた(学んだ)のが、東洋英和女学院大学@麻布十番の死生学公開講座。年に数回しか行けないのですが、毎回貴重な刺激が得られる機会です。今日は走った疲れで少しウトウト。でも、老いあるいは死と性の密接な関係、そして看取りという2つのテーマで3時間の発表。よし、と思って3年ぶりに論文集2,000円也を求めました。きっといい勉強ができます。そうなるようにがんばって読みます。

 番組で知りました。山田五郎さんは若林の出身なんですね。びっくり。同郷です。

# by 1220hagiwa | 2018-01-13 21:49 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 12日

1月12日(金)  飯田橋へ

 大雪に見舞われている皆さん、お見舞い申し上げます。学生には雪を期待している人もいますが、いざ降ったらたいへん。できるだけ降らないことを祈ります。もちろんロシアとスウェーデンの学生は、いらないと言っています。、

 首都大学東京の公開講座@飯田橋、90分×全4回がスタート。テーマは生と死に関わるもので、趣味・関心と実益すなわち授業への援用を兼ねています。金曜日の夜、よくもまあ、行けるものですね。我ながらたいした学習意欲と評しておきます。おかげで帰途、飯田橋から九段下あたりのお店で夕食なりカフェなりが訪ねられるというものです。受講料その他お金は少々かかりますが、そんなのは些末。週末に時間をとって、自分を見つめ直すような場も必要です。たとえたいした振り返りしかできなくても、です。

 児童虐待だの育児放棄だのといった嬉しくない報道が、悲しいかな当たり前のように届きます。カフェと言えば、年末の静岡のそこでの一件を思い出します。少し遠目からだったのではっきり見えません。40歳前後でしょうか、母親らしき女性と小学校高学年ぽい男の子、そしてまだよちよち歩きの女の子の3人連れ。ですが、母親が大阪弁でしつこくしつこく男の子を罵倒しています。たとえば「お前なんかいらん」「児相に行ってしまえ」。中には「死んでしまえ」に近いような言葉もあったかと思います。よほどの事情があるのでしょうが、一言二言で終わりではなく、延々と続きます。その子はじっと黙って立ったまま受け止めています。たまに何か返そうものなら、さあ大変。母親がどぎつい言葉で繰り返し暴言を吐き続けます。母親は幼い子のほうばかり可愛がっているようでした。

 途中から、あれは児童相談所の方でしょうか、女性が同席。その彼女と相談らしきことをしている間は母親は大人しくしていたようで、その際、男の子は本当に優しく妹の世話をしています。静かに、手を取り、寄り添って、本当にいい子だなぁと思っていました。でも、まだいつのまにか母親の罵倒が再開。あまりのひどさに近くの年配の女性が声を掛けましたが、母親は怒鳴り返します。かれこれ2時間近くいたでしょうか、罵声を張り上げながら母親とよちよちの子が先に一緒に出たのち、男の子と女性が出ていきました。児相に連れて行ったのかはわかりません。でも、少なくともあんな母親と生活してはなりません。絶対に。

 罵倒され続け、抱きしめてもらわず、愛情を知らずに育ってしまったなら、なんと不幸なことか。生涯ずっと引きずっていくことでしょう。将来のみならず、関わうとする人にも好ましくない影響を与えるかもしれません。不幸な生い立ちを背負います。年末、彼はどこでどう過ごしたのでしょうか。かいがいしく妹の面倒を見る心根の優しそうな子なのに。心を踏みつけ人格を否定、破壊する、あれは常軌を逸した異常な母親。何もできなかった私にとっても、悲しい時間でした。

# by 1220hagiwa | 2018-01-12 23:31 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 11日

1月11日(木)  あったりまえ

 新学期開始。私の感触ではまずまずのスタートを切りました。ただ平日の木曜日、やや中途半端な時期の開始ということもあり、ちょっと欠席が多いかな。
 
 同時に「生と死」の第2シーズンも初回を迎えました。今日は時期も時期なので1.17を紹介(今年も当日、現地を訪ねて慰霊することはかないません。できれば来年こそは)、災害時のグッズを見せたり考えたり。それと、夕刊に出ていた記事でも3.11の体験者の方がなさる「疑似喪失体験」の講義は、私がここ5年ずっと続けている「死の疑似体験」の震災バージョンです。学生に与えるインパクト、効果については、まったく同感、納得です。この実践は、今シーズンも3回目あたりに予定しています。

 例の Me too 運動。私は基本、賛同します。一方でフランスの女優さんたちの反対運動。詳細は不明なので断定はできませんが、見聞きした限りでは、何だかなぁ…という印象です。価値観の違いというか、ズレているというか、いやなるほどフランスでは自然なのかなという気さえします。だって、仕事中に女性の腿に手を置いて口説く…のは、いいのですかね。へぇ。ようわかりません。ま、別にいいんですけれど、さすがです。感心、感心。それでこそ愛の国。

 夫婦別姓の問題については、別姓選択の自由があったりまえのあったりまえ。伝統文化、慣習としてはわかりますが、世界レベルでは笑われます。そもそもいつぞやの最高裁の判断自体が時代遅れも甚だしくて、裁判官のジジイたちいい加減にしろという思いでした。学生たちも不思議がっていましたしね。

# by 1220hagiwa | 2018-01-11 23:46 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 10日

1月10日(水)  免許返上

 明日から新学期、今日は入学式。新入生は初々しさ、満開。今回もイスラエルの学生がいます。私たち専任教師は、明日の授業準備なんてとんでもない世界。シフトの最終確認に教室整備、新入生チェックに面接、教材用意その他、一日中バタバタしっぱなし。私も明日の授業は、今までの貯金で何とか間に合わせます。ふぅ。ちなみに、伊集院静氏の例の新成人に向けてのメッセージを利用します。

 認知症が疑われる高齢男性の運転による重大事故が発生。被害者の方は本当にお気の毒です。いつまでたってもこの類の事故がなくなりません。ただ、地方では相当なお歳の方がふつうに運転していて、車は絶対必要だからなぁ。そうそう返上の義務化はできないし、難題。私の父は70代になってから車両感覚が若干怪しくなっていましたが、しっかり更新していました。嬉しそうでしたね。免許は自分と社会とのつながりの証でもあり、そう手放したくないはず。

 私だったら、歳を取ったら間違いなく返上します。今でさえ、とても上手と言えません。最低限の必要に迫られて運転しているわけで、ドライブなんてまさかまさかの世界。よほどの用事がないと動かしません。ですから、ある程度の目途がついたら、返上予定。

# by 1220hagiwa | 2018-01-10 23:01 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 09日

1月9日(火)  真っ白

 その通りだよなぁ。思わずつぶやいてしまったのは、先日の「ラジオ深夜便」。何と新年のゲストに井上陽水氏が登場していて驚きましたが、そこで歌詞の話題になったときのこと。今はわかりやすすぎる歌詞が目立つと語り、それらを「真っ白」と言い表していました。ホント、その通り。わかりやすいのは悪いことではありません。でも、言葉の魅力はゼロ。極端な話、小学生でもわかる歌詞が目立ち、大人の鑑賞に(耳に)堪えるそれが少ないということでしょう。私が想起するのは、スマップも、槇原さんもそう。中学生向けか、と思うもの、多数。ファンの方、ごめんなさい。

 もっとも、陽水氏の歌詞は難解というか、意味不明のものが少なくありません。でも、いやだからこそ心に引っかかります。パフィーの歌う「アジアの純真」がいい例ですが、聴き手は歌詞に翻弄されながらも想像力を自由に羽ばたかせることができ、かつバランスも流れも良く、全体として世界観が表現されていると言えるでしょう。一つ一つの語彙が光っていて飽きません。言うならば、天才。彼が「さくらドロップス」をカバーしたのは、おそらく宇多田ヒカルさんの歌詞が良かったからでしょう。

 ちなみに、大晦日の紅白は観ませんでしたし(そもそも安室さんが特別出演扱いというのもわからないし、松たか子さんが朝ドラのテーマ曲を、まだ開始3カ月なのに歌うのもただの手前味噌、番宣)、前日のレコ大でちらっと見た欅坂46はあからさまな口パク。彼女たちの責任じゃないですが、しょせん秋元氏の歌詞なので、真っ白でほとんど耳に残りません。だいいち、だらだら長い歌詞は嫌いです。

 今季も魅力ある歌詞を選び、週イチのペースで取り上げます。初回は「プレイバック パート2」あたり、どうでしょう。

# by 1220hagiwa | 2018-01-09 23:38 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 08日

1月8日(月)  keep on

 星野仙一さん、70歳で逝去。私とはまるで正反対の方。だからなおのこと、魅力を感じていたのです。昨日も警備会社のCMが流れていましたっけ。それにしても、70歳というのはどうなんでしょう。人それぞれに寿命のに長短ありますし、いたずらに長ければいいわけではありません。それでもやっぱり短いと言えるのではないでしょうか。合掌。

 だとすれば、私の寿命はあと20年と考えてみます。後悔しない、日々燃焼、そんな毎日が送れているかとしばしば自問します。あながち悪くはないと思いますが、良いとも言い切れない歯がゆさもあります。そんなものです。

 この冬のタームは、授業がほぼ午前に集中。これ幸い、この機会を利用しない手はありません。たとえば、授業以外に学生とコンタクトをとる場を設ける計画があります。いわば「聴く場」。私の資質が適切かどうか今一つ自信はありませんけれど、決してなくはない、と開き直ってこその初の試みです。

 合わせて、学外の講座にも参加が比較的容易になります。帰りのカフェでの資料読み込みも平易です。そのためにも、早めの時間の出勤、残業を限りなくゼロに近くするくらいの勢いで一年が始まり、さっそく実行しています。このままでいきます。

# by 1220hagiwa | 2018-01-08 22:03 | 本 編 2018 | Comments(0)
2018年 01月 07日

1月7日(日)  ケアとしての日本語教育

 「ニッポンの教育」@阿佐ヶ谷。菊池省三というその筋では著名な先生の教育実践と教師研修を描くドキュメンタリー映画です。舞台は高知の小学校。でも、日本語教師としてもたくさん学ばせてもらいました。映画を観ながら暗闇の中メモを取るなんて、初めての経験です。一つでも二つでも私の現場で使わせてもらいます。これ、ほかの先生も観たらいいのにね。トークショーもあるらしいのですが、さすがに行けません。せめて本で勉強させてもらいます。

 ちなみに、その舞台の、いの(伊野)町。たぶん歩いたことがあるはずです。地図で確認しましたが、高知市から国道沿いにずっと西進して、須崎に至る途中。高知と言えば、渡った川、いずれも清流でした(徳島も)。そう、今、はたと思い出しました。いの町あたり、私が休憩したところですし、バスで市内に戻ったところでもありました。橋から見下ろした仁淀川、確かに透き通っていました。もう15年近く前ではないでしょうか。

 上智大学で行われていた連続講座「ケアの哲学入門」。昨年から不定期に5回、ずうっと行けずに悔しかったのですが、ようやく最終回に参加できました。よかった…。詳細はともかく、私の生き方にじゅうぶん関わりのある内容。仕事にも深い意味を与えてくれますし、私の方向性が間違っていないと思えたのでした。いうならば、ケアとしての日本語教育。これからもずっと標榜していいのだろうと思います。ただし、ケアについてはあれこれ議論がありますが、ここでいうケアは本来的なそれであって、一般に膾炙されているものとは意味が違いますので、すみません。

# by 1220hagiwa | 2018-01-07 23:51 | 本 編 2018 | Comments(0)