2月18日(土)  松本さんと斉藤さん

 作詞家・松本隆さんと斉藤由貴さんの対談@Eテレ。興味津々です。すでにレジェンドの域に達した松本さんについては、ちょうど今手にしている日本のミュージックシーンの本で触れていることもあって、はっぴいえんどを聴かねばとの強迫観念がますます強まります。でも、今はCDを一枚聴き通す余裕がちょっと…。実は、そもそも私は高校で初めてその存在を知って以来、はっぴいえんどを(LPで)レンタルしただけで、恥ずかしながら今もってしっかり聴けていないのです。完璧な勉強不足、リスナー経験不足。そんな初心者マークの私ですけれど、来週の対談・後編にも期待しています。

 優生思想、パーソン論を軸に、月イチの研修で意見交換してきました。未熟な人間なりに私は少しずつでも知見や思考を深めようとしています。だって、実践授業を開講している立場上、あまりに知らないと学生に顔向けできないですし、100入れてせいぜい10出せるかという私にとっては、これでもぎりぎりの努力なのです。

 頻発するいじめ事件について、事件自体もさることながら、大人側の対応の酷さも取り上げられています。おかしくないですか、教育委員にせよ教育長にせよ校長にせよ。アンタら本当に子供のことを考えているのかな、と。本来、若い世代を諭し、戒めるべき立場の60代、70代といった方々が、こんなろくでもない対応をするとは、開いた口がふさがりません。無様。

 ヘイト発言をそうと認識できない大阪の小学校の副校長も同様。そんな輩は、教育と名のつくことを決してしてはならないし、学校を経営するなんて言語道断です。撤回するような言葉なら、最初から吐くべきではないでしょう。こんなに安易な言動を起こせる雰囲気、タガの外れた緩んだムードといったものが、現代日本には蔓延しているのではないかと私は懸念しています。まさかAbeさんが首相でいる限り、何を言っても許されるとでも思っているのでしょうか。
by 1220hagiwa | 2017-02-18 23:05 | 本 編 2017