シバ犬あっちこっち ~日本語教師のモノローグ~

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2017年 12月 11日

12月11日(月)  清原、深沢、八王子

 清原啓子展@八王子市夢美術館。小耳に挟んで訪ねたのが昨日です。駅から歩いて行ける、小さな美術館。清原さんは32歳で夭折した銅版画家です。眩惑ということばに相応しい、まさに観る者を眩ませ惑わせる、唯一無二の独創的な作品ばかりでした。私の好みではありません。でも、そうそうないだろう、繊細かつ目くるめく世界観に呑み込まれてしまうのでした。

 その会場で嬉しかったこと。それは、学生時代の彼女の指導教官が、いつぞや触れた深沢幸雄さんで、7点ほど展示されていたからです。ずっと気になっていた銅版画家の深沢さん。この秋、山梨県立美術館で偶然の邂逅をして喜んだばかりだったのですけれど、まさかまさかここで再会できるとは、思ってもみませんでした。うち一点は『人間そっくり』(安部公房)のカバー画。タイトルは「海の肖像」。幻想的で引き込まれます。なんと今年1月に亡くなったばかりだそうです。回顧展があったらなぁ…と思って探してみたら、ありました。来年年明け早々、市原市で。行きます。

 B’zが30周年と聞きました。私は関心ありません。でも、彼らの少し前に、AB’sというバンドがいたんです。洗練されていて、好きだったなぁ…。特にデビューアルバムと2枚目が。芳野藤丸さんと松下誠さん。あのツインギターは格好良かった。サイン色紙もあります。ファーストライブにも行ったんです@渋谷公会堂。ガラガラでしたけれど。松下さんのリードボーカル曲、また聴きたいなぁ。

 ちなみに昨夜は八王子から渋谷に移動して、矢野顕子さんを初めて聴きました@NHKホール。たいしたものだ。あの弾き語り。声も透明で、かつパワフル。ありゃすごいわ。ラーメン食べたい。

# by 1220hagiwa | 2017-12-11 23:42 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 12月 09日

12月9日(土)  年間パスポート

 2度め、買いました@森美術館。どうせ観に行くことは決まっているので、ちょっと贅沢しました。その六本木ヒルズで今日は、ラーニング・キャンプというイベントに参加。テーマは「現代アートと哲学対話」。講義とワーク、そこでいいお話が聴けるとともに、後半は哲学カフェにも参加できました。

 私が学校で留学生を対象に実践してきた哲学カフェは、本当に手探り。それなりに好評は得てきました。でも、その手法をもっと意味あるものにできるヒントをいただけました。これだけでも有意義でしたが、その上、「どうして美術館へ行くのか」をテーマに、参加者の皆さんからアートに接する上での様々な思いを直に聴くことができ、おトクな2時間でした。

 「美術館は、言ってみれば、開けられる箱が待っている感じ」参加者の方の一言です。なるほど、大賛成。これからも訪ねるとき、自らが能動的に向き合い、自らが空間を構成したいと思うのでした。そんな私、明日は八王子の小さな美術館へ行くつもりです。

# by 1220hagiwa | 2017-12-09 23:43 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 12月 08日

12月8日(金)  忠雄、のち明菜

 ちょっと無理をし、急ぎ仕事を片付けて向かったのが、安藤忠雄展@六本木。建築にはまったく疎い私なので、個々の作品にはコメントできません。それより強く印象に残ったのが、安藤さんの言葉たちです。こりゃ、哲学だ。建築家ではあるけれど、言葉には真の魂がこもっています。そして言葉の遣いかたに丁寧さと優しさがあります。特に「感動は人生のエネルギー」。当たり前のように思えても、じゃあ私はそれをどれほど享受しているか、いや、享受しようとしているか。そしてまた、提供できているか。我が身を振り返ります。

 一流の人の語る言葉は、一流。いつぞやのアーチストもそうでした。普段買わない図録を今回は買おうと思いましたが、作品より言葉のほうが気になったので、別のエッセイか何かを求めるつもりです。

 いつものカフェでリラックスして復習。「感動させる時間を提供できているか」と自問、私の答えは、「Yes」。はい、できていると思います。それも、けっこうな割合で。昨日の戦争、あるいは生と死の実践もそうですが、私オリジナルの授業のいくつかは、学生に驚きと感動に近いものを多少提供できているのではないかな、との自負がそこそこにあります。ただ、それを決して目的化するのではなく、あくまでも結果としてそうなったかどうか、が大切なのでしょう。

 カフェの隣のツタヤで偶然発見した、『音楽スタア 70-80』。こんなムック風の本、発刊したんですね。早速電車内で目を通して…やっぱり次回、中森明菜さんは外せないと思うのでした。もう一人は、もちろん山口百恵さん。この二人を取り上げないわけにはいかないでしょ、アイドルの歌詞の時間。

# by 1220hagiwa | 2017-12-08 23:13 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 12月 07日

12月7日(木)  UFO

 阿久悠さんと松本隆さんのかかわりに触れた本を手にしている最近。そこではピンク・レディーの話題が避けられないのですが、買うより先に先週、すでに「UFO」をアイドルの歌詞の授業で使うことを決めていました。不思議なものです。アイドルで圧倒的な存在だったピンク・レディーの二人。これを今季の後半に持ってこようと前々から考えていたら、ちょうどこの本にめぐりあったというわけです。学生はノリノリでしたが、驚いていたのが、踊る二人の映像。すごいという声。大胆で激しく、ダイナミックで、切れがあり、今のアイドルグループとはスタイルが異なるように見えます。

 次回は一転、比較的最近ということで、宇多田ヒカルさんとAKB48。正直、後者の歌は聞くに堪えない合唱に過ぎないのですが、学生向けには一曲入れておこうかということです。

 オリンピック、パラリンピックのマスコット・キャラクターの候補を見ました。私にはどうでもいいのです。そもそも反対派ですし。それでも関心はあります。で、この3作、パッとしませんし、新鮮さ、斬新さはまったくありません。おそらくそういうタイプは最初の選考で落とされたのでしょう。プロの手になるものも入っているそうですが、これで日本の力? なんだ、たいしたことはないなぁというのが実感です。どこか妖怪ウォッチの雰囲気に似ている気も。あえて選ぶとしたら、私ならキツネとタヌキのペア。

 といった緩い話題を書いていますが、明日は1941年、真珠湾攻撃の日。戦争の授業では沖縄にフォーカスしました。まさに私の独壇場。手作りのパワーポイントを携えて臨みました。反応は上々。毎週のことながら、今回も充実した時間がお互いに過ごせたように思います。これからワークシートを読むのが楽しみです。ありがとう。

# by 1220hagiwa | 2017-12-07 23:54 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 12月 03日

12月3日(日)  浅草で20年ぶり

 そうなんです。12月。知らぬ間の師走。そんな今日は、学校の大同窓会@浅草。懐かしい面々-今までお世話になった先生方と卒業生たち-に会えました。特に学生について言えば、顔は判別できても名前はなかなか…えっと、だれだったっけか…が正直なところです。それでも、わざわざ来場してくれたことだけでも、本当に感謝です。先生の中には十数年ぶりにお会いできた方もいらっしやって、私は頭を下げっぱなし。二十数年ぶりの学生もいて、驚きと喜び。日本で活躍とのことです。偉い。ただ一点…お世話になった先生方は…皆さん、さすがにお年を召されていました。う~~ん、そりゃそうなんですけれど…複雑な気持ち。

 ものすごくよくわかるのですが、こうしたイベントに参加できることそのものが、今の生活がそれなりにうまくいっている証拠。つまり、今一つ自分自身がぱっとしない、あまり冴えないなぁ…とか、話題があまり…という場合は、避けてしまうものです。みんなが喜ぶわけではないのです。

 その意味で、気持ちよく参加できそうにないと考え、イベントへの不参加を決めたこともあります。これに限らず、これからは快適に過ごせそうにないと思えるものには参加しないことにするつもりです。有料ならなおのこと。少しでもつらい時間を過ごしたくはありませんから。

 毎週日曜日23時半。南沢奈央さんがMCを務めるEテレ。彼女のスマイルに癒されます。アホではそうそう務まらない、科学のトピックの解説をフォローする仕事。彼女の柔らかで聡明さがうかがえる笑顔に活力をもらい、明日からも頑張れます。ちなみに、Iot家電、私には利用する予定はゼロ。便利さ、そんなに要りませんから。今はパソコンで十分です。

# by 1220hagiwa | 2017-12-03 23:47 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 12月 02日

12月2日(土)  新鮮な2本

 研究会にて、自殺に関する授業実践の報告をしました。毎回ながら、ポスターという枠に収めるための思考錯誤の過程そのものが重要な時間。いかにまとめるか、いかに主張を出すか、いかに見せるか、その他その他…それらが総合的に自分の中で昇華していき、不完全であれ何らかの形になっていくのがきわめて大切だと認識しています。今回も、そうすることで新たな発見が得られたのでした。あとから、あら、あれが零れ落ちてしまった、なんていうこともしばしば。

 が、発表に少なからず強く賛同こそいただける一方で、4回発表したこの一年、クリティカルな意見をいただけることが少ない…というか、ほとんどないのが不満です。刺激となるものがどうもないような…いや、単に私が能天気でスルーしているためかもしれませんし、鋭いコメントがそうそう寄せられるものでもないことはわかります。それでも、やはり物足りません。

 来年は戌年。ぼちぼち年賀状の注文をします。ウチのワンコもどうやら健在のご様子。ふだん会えないのですが、今日は久しぶりに遭遇。日なたでまどろんでいるところを強引に呼びかけ、かっぱえびせんを2本、手渡し。バリバリする、もっと新鮮なやつにすればよかった。明日会ったら、新しいのを買い直してきましょう。アホか。

# by 1220hagiwa | 2017-12-02 23:06 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 12月 01日

12月1日(金)  夜更かし

 戦争の実践授業。今回も、とっても良かったと言えます。拙い実践であることは間違いないのですが、それと同じくらい、学生の反応も誠実で良好であることも間違いありません。つくづく、学生あっての実践。これもまた、いずれ折を見てミニ報告できたらと思っています。

 先日の深夜、「日本人のお名前っ」を見ようと思ったら、衆議院予算委員会の質疑(録画)。仕方なく、聴き流していました。で、そこでの与党自民党議員の「発言」が何とも意味のないもの。要は政府、首相を側面から支える言葉が連なります。同時に、自説をだらっと垂れるばかりのものもあり、あぁ、予想通り意味がないと思わされました。与党はしょせん政府の身内。野党にはしっかりしてほしいところです。

 その「お名前っ」で、今回は萩原と荻原の区別が取り上げられました。日本人の8割は区別できていないと知ります。ほう、その解消に向けてこういう説明もあるんだね、と意外に思う一方で、検証がいい加減で、アホかと思わされる、そんなただの思い付きのダジャレレベルの説明もあり、信憑性に欠ける部分も。つまりは解決のための決定打がないということでしょう。ま、基本はバラエティ。楽しけりゃいいんです。今夜はこのあと、「タモリ倶楽部」で山手線の各駅を俯瞰したプラレール紹介の第2回。今からワクワク。私、幼稚園の頃はプラレール、やってました。列車ではなく、実は駅が好きだったのかな、と今頃気づきました。前回の放送、とっても楽しかったです。

 平成31度がわずか1カ月の命…。ちょっと感慨深いです。でも、両陛下にはゆっくり過ごしていただきたいというのが私の気持ちです。私は今のお二人を尊敬しています。ただ、即位の5月1日ってもメーデーでしょ。これって、いいんですかね。

 日付が変わった後の帰宅がずっと続きました。あいにく仕事です。やることいっぱい。今夜こそ早寝を、と思いきや、タモリを観ていたらやっぱり夜更かしになりそうです。明日は明日でポスター発表なのですが、大丈夫でしょうか。 

# by 1220hagiwa | 2017-12-01 23:23 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 25日

11月25日(土)  三たびの北千住

 面白いもので、先日の学会@帝京科学大で連日訪ねた北千住。イベントで再訪しました。由緒ある、歩くほどに興味深い街並みです。ラッシュ時の混雑はものすごいでしょうし、ガラも治安も不明ですが、住みやすい土地かもしれません。

 肝心の催しとは、例の白石加代子さん+佐野史郎さんの組み合わせによる、コワ面白い作品の朗読劇。二人の掛け合いの妙、予想できない入れ替わりなど、変化に富む展開が最後まで飽きさせませんでした。同時に、声の使い方、表現の無限さに、これを使わない手はないとやっぱり思うのですが…さてどうしたらいいものか。今後の課題。でも、考えすぎずにまずは始めるのもいいよと、私の経験から内なる声が響きます。帰途、駅構内のPRONTOでくつろぎながら、少しばかり構想を立ててみたり。

 来週の発表向けにポスター原稿を作りながら、提出済みの予稿をあらためてながめていました。すると、あらぁ…と気づきます。へたっびぶりに、愕然。文法が間違っているでないの…ここも、あそこも。ああ、恥ずかしい。今頃のダメ出しです。あきらめざるをえません。

 今日明日、日本語教育学会が新潟で開かれています。本当はぜひ聴きたいシンポがあったのですが、あれやこれやで参加がかないませんでした。代わりに予稿を読んで勉強させてもらっています。それとも関連しますが、やりたいこと、やれることが次々と出てきて、困ります。ただ、今日の新潟は雨だったようですし、寒そうです。

 桜井くん主演、そして井上真央さん主演の高校が舞台のドラマ、それぞれおもしろいです。アクティブラーニングからスクールカウンセラー、そして学生の結婚まで新旧の話題が巧みに取り入れられていて、けっして言いすぎではなく、他人事ではありません。考えさせられます。

# by 1220hagiwa | 2017-11-25 21:55 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 24日

11月24日(金)  合格を祈る

 安室奈美恵さんの曲(詞)は予想以上に好評。利用したもう一曲は、モーニング娘。です。私なんてほとんど知らないくせに、アイドルの歌詞の時間ですから仕方なくCDを借りて、ようやく選びました、すると、これまた好評。何を言っているんだかわからない意味不明の曲だと学生自身が言うにもかかわらず、ノリだけは最高でした。ま、学生が満足してくれればとりあえずはいいので。で、次回は…ぐっと遡って、西城秀樹さんと山口百恵さんあたり、どうでしょう。あるいはいっそ中森明菜さんと近藤真彦さんとか。
 
 こういうことってあるもので、というのは、今夜再び韓国の学生と食事をしました。今週2回めです。今度の相手は、日本の大学を再受験するため母国で準備を進めている卒業生。執念、意欲、粘り強さをリスペクトします。まじめで日本語力も抜群で、人間的にできていて、心根のとっても優しく温かい人。信頼できて、好きです。今年こそ、合格を。心から願ってやみません。今度こそ、絶対に合格してください。緊急連絡先の署名はもう二度としたくありません。今度は入学者の連絡先として署名したいです。

 森友学園の土地値引きの件については、行政のいい加減さが露呈されたようです。行政への信頼を失墜させかねない、ホントにいい加減な奴らです。こんな行政にお金を勝手にやりくりさせているのみならず、政府が開き直っているなんて、納税者としてアホらしい。

# by 1220hagiwa | 2017-11-24 23:57 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 23日

11月23日(木)  ぽっかり

 奈良で観ていた連ドラ「この声をきみに」の最終回、その再放送を深夜にまた観ました。いやあ~よかった。毎回紹介(朗読)されることばの数々もさることながら、優しい結末も爽やかで、心が洗われました。やはり脚本(さすがの大森美香氏)がしっかりしているうえに、演出もいいのでしょう。大人が観るに値する上質な作品でした。私もいつか朗読に関わることに、まんざらではありません…なんて。さてさて。

 かと思うと、まさに偶然、NHKの地域発ドラマ「朗読屋」も再放送(地域発ドラマの枠に登場する作品は常に質が高く、私はファンです)。こちらは吉岡秀隆くんに吉岡里帆さんのコンピ。秀隆くんは相変わらずのヘタレですし、里帆さんもナイスにかわいい。共演の市原悦子さん、体調不良と聴きましたが、お元気でしょうか。ドラマでは地元山口県の中原中也がフォーカスされていました。ここでもそうでしたが、知っている詩や文章も人の声に乗るとまた違った感興を招くものですね。

 ドラマで竹野内さんも言っていました。心にぽっかりがあるのはけっして悪いことじゃないね、と共感します。私も持っています。でも、だからこそ、ああよかった、人生は悪くない…と思える瞬間が来るような気がします。

 それにしても、声…一人一人オンリーワンの魅力。どうにか使わない手はないように思います。

# by 1220hagiwa | 2017-11-23 23:49 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 22日

11月22日(水)  4回で一番

 アートを用いた日本語の授業に挑んでいます。いや、挑む、ではおこがましそう。試みているというのが近いです。今回は共同絵画。構成的グループエンカウンターの手法を利用しました。学生たちはみんな楽しそうに手を動かしていて、今まで4回の授業で一番良かったとの声も。ただ私も危惧した通り、日本語でやり取りする時間が作れなかったのです。そこを指摘した人がいて、私も反省。この実践、1時間枠では厳しい気がしています。もう少し時間がほしい。

 そんな感じで、常に新しい試みがてんこ盛りで、ギリギリのラインで授業をこなしている私。いつになったらこの余裕のなさから脱却できるのかと心配になります。この分では、来年も自己申告で可能な限り授業をいれてしまいそうで、そんな自分が怖い。まるで首を絞めているかのよう。

 白鵬関。強いし、間違いなく大横綱。でも、待ったを主張する姿、さすがにあれはまずいでしょ。子どもじゃないんだから。まあ気持ちはわかるけれど、あの取り組みは完全に成立。潔さがないのではなく、どこかそれ以前の問題の気がするなぁ。明日の取り組みで取り返す、という思いに切り替えてくれるのならいいのに、う~ん、見苦しい。でも、それとは別に彼の相撲で嫌いなことが一つあります。それは立ち合いの張り差し。素人目から見ると、よく言えば品がないですし、悪く言えば上に立つ者の奢りだと思います。私はそこに、彼の心に秘める暗い部分、あるいは弱さを感じてしまうのですが、どうでしょうか。

 安室奈美恵さんを取り上げる予定の、次回の歌詞の授業。我ながら、ナイスタイミングでしょう。すっかり母親の顔になっていますね。明日の特番が楽しみです。 

# by 1220hagiwa | 2017-11-22 23:53 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 21日

11月21日(火)  宝物

 学生と夕食をとり、思い切りのよい、意欲的な生活を送っていることを知って感銘を受けました。日本で、東京でやりたいことがありすぎて時間がなく、どうしようもないと言います。私にもそういうことがあります。体力がある限り、彼に負けずに私も遠慮せず、頑張っていこうと思いました。

 同時に、自分の進んでいる方向、仕事で目指していることに共鳴してくれるのに感謝しました。今のとおり、いや今後ますます意欲的に進めていこうとの意欲、これでいいのだとの確信をさらに固めました。

 そんな彼も含め、私が毎週の実践授業で学生からもらうワークシート。あらためてながめると、宝物なのだと気づきました。そう、宝物です。ないがしろにできないなと思うのでした。決して感傷的にとらえているわけではありません。学生個々が内面の宿る思いにそれなりに忠実に、かつ懸命に書き込んだ結果としてのシートの記述。その一枚一枚にはもっと真摯に向かい合って当然だ。そんなふうに再認識しました。今まで、シートに時としてぞんざいな扱いをしてきた自分を戒めようと思いました。

# by 1220hagiwa | 2017-11-21 23:47 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 19日

11月19日(日)  贅沢の極み

 そんなこんなで、9月に続く再訪・奈良。朝イチで興福寺の特別拝観に並び、次いで再び奈良国立博物館(仏像館)を堪能。ここまでで半日過ごした後は若手の落語会、さらには京都までいったん戻って国宝展@京都国立博物館に足を延ばし閉館ぎりぎりまで居座るという、何とも芸術三昧の極みというべき土曜日。

 朝食前の東大寺境内、奈良公園、奈良町界隈のジョグに始まり(無理せず早めに切り上げ)、ものすごい人出の東大寺、次いでじっくり観られる東大寺博物館を満喫。その後は市の写真美術館も再訪、写真の切り取る鮮やかさに心を奪われながらもまったりした日曜日。前回と同じく大阪王将の餃子も食しました。今回もやはりどこも外れはありませんでした。

 運慶展@東京国立博物館もそうですが、初めてはどうしても鑑賞で精いっぱい。でも二度目となると気持ちに余裕をもって、じっくり観たり、あれこれ考えたりできます。それにしても、3カ月の間にわざわざ奈良まで二度も足を延ばすなんて、贅沢も贅沢、道楽も道楽、ここに極まれりといった感あり。同時に、自分に感心します。そこまで勉強したいのかと。いえいえ、勉強しているつもりは毛頭なくて、アンテナが向かうところに体が素直に従っているまで。そう言い訳&言い聞かせています。あすからまた頑張るために、旅をします。それだけのこと。

# by 1220hagiwa | 2017-11-19 23:45 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 17日

11月17日(土)  怖かった

 込んでいるところは、ダメ。「怖い絵」展@上野の森美術館。覚悟していたものの、予想通りに多くの作品はマトモに鑑賞できずじまいでした。あ~あ。報道しすぎなのですよ…まったく。こっちはしっかり前売りの図録セット券を買っていたというのに。それでも、30分待ちならいいほうなのかも。

 とはいえ、セザンヌの「殺人」は怖かった…。あのセザンヌによる、それはそれはすさまじい絵。それと、本展の目玉である「レディ・ジェーン・グレイの最期」の圧倒的なサイズには驚きました。作品の背景、場面の衝撃性もさることながら、監修の中野京子氏の言う、ただの鑑賞、感じ取るだけで終わるのではなく、歴史的事実を踏まえて鑑賞し、中身を理解することの大切さを、もっと意識して身につけたいと思います。感性の鈍い私はどちらかというと、その方面に向いているのかなとも感じますし。

 さて、「戦争」の実践。非常勤の方との協働が実現。学生の反応が良く、まずまず成功したと思います。彼女とは、今日の成果、意味を今後振り返るつもりです。そんなあれこれやりすぎの私、ちょっと西の方面に出かけています。

# by 1220hagiwa | 2017-11-17 23:45 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 12日

11月12日(日)  快適、隅田川

 昼休み。さっさと会場を抜け出し、秋晴れの空の下、隅田川沿いの遊歩道を走りました。千住あたりで整備されているのはごく一部なのですが、広々として十分に快適。昨日のうちに下見をしておいたので、迷うことなく、ほんの20分足らずながら軽く汗をかき、爽快。汗を拭い、着替え、キャンバスに戻って食事をとり、午後のシンポジウムを聴きました。

 キャンパスとは、もちろん帝京科学大学。そうそう来ることはないと思いますが、とっても立派な施設。過ごしやすかったです。さすがに帝京グルーブ。学費も高いでしょうけれど。キャンバスと言えば、例の加計学園については私もふざけんな、と思いますが、それはそれとしておきます。

 今日の発表でも、いくつも気になるもの、学べるものがありました。illnessとdeseaseを4つに分ける考え、東日本大震災の被災地に立つ慰霊碑の考察、その他その他。ただ、基本的にド素人の私。午後のシンポも含め、昨日も今日も、ついていけない議論はたくさん。理解度はせいぜい30%でしょうか。でも、いいのです。こういう刺激が大切、たまには。それが明日以降の私につながる。そう納得していますから、お金も時間、手間も惜しくありません。それに初めての地で走れますから、なおのこと、よし。

# by 1220hagiwa | 2017-11-12 23:52 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 11日

11月11日(土)  御免

 別に日本語教育に限らないのでしょうが、少なくとも教育の一端である以上、医療や福祉といった分野と関りがあると思っています。それで、7,8年前あたりから機会があればそれ関係の学びをじわじわと重ねています。いうまでもなく、それらが現在の実践とシンクロ、同時並行しているのですが。

 今日、明日は医学哲学・倫理学会@帝京科学大学。北千住を降りるのは偉く久しぶり、西口商店街を歩くのもいつ以来だったか…。味わい深い地元の老舗もちらちらあって、魅力があります。どこかあか抜けないのは、北千住ならでは。

 肝心の学会は、もちろん医学・看護系の方が大半。私は異端も異端のはず。でも、質は違えど広義では同じ感情労働に含まれると思っています。そこで、例えば「患者」を「学習者」に、「医師」を「教師」に、あるいは「病室」を「教室」に、「病院」を「学校」に置き換えると、瞬く間に日本語教育の現場が現出します。はっとさせられること、思わされること、山のよう。そのうち一つでも二つでも実現できたらと、こういう機会のたびに強く思います。あきらめないで、小さな思いを抱き続けます。

 今日について言えば、小児外科医の先生の講演は、これまでになく感動的でした。まがりなりにも私が今健康に生きていられるのは本当に奇跡です。ありがたや。だから、この分野の学びはやめられません。日本語教育という狭い枠に安住し、とどまっていては、新しいものはろくに見つかるはずはありません。理由、事情はどうあれ、それにいつまでも気づかないまま、あるいは外に踏み出さないままの先生たちは、失礼ながら一言言わせてもらえば、それで終わり。本人がそれで満足なら別ですが、私はまっぴら御免です。

# by 1220hagiwa | 2017-11-11 23:56 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 10日

11月10日(金)  夏の終りのハーモニー

 素晴らしい。ただただ素晴らしい。これに尽きます。「夏の終りのハーモニー」by井上陽水・玉置浩二。31年ぶりのデュエット@NHK。とんでもなく格好いい。至高の歌声。

 震えました。感動なんていう半端なものじゃありません。二人が実に自然に、楽しく歌い上げていたのがものすごく印象的でした。玉置さんは陽水さんをさりげなく支え、陽水さんがそれに応えて朗々と声を放つ。そんな中、玉置さんも一瞬、「らしさ」を発揮する。その絶妙なバランス。時に微笑み合いつつ、最後はハイタッチ。まさに、声だけでなく、互いが信頼し合って成り立つ、二人の存在としてのハーモ二―ぶりが、画面からあふれていました。聴きながら私は自分が微笑んでいるのがわかったほどで、終わると画面に向かって思わず拍手していました。こんなの初めてです。お見事でした。お二人。

 今週の疲れが一気に吹き飛んだよう。今日はここまで。幸せなまま、眠りに就きます。

# by 1220hagiwa | 2017-11-10 23:01 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 05日

11月5日(日)  本当の本気

 ひとまず予稿が完成。ほっとしました。あくまで予稿なので、発表当日に頑張ります。

 いざ会ってみると、本当に死にたい人はいなかった…と例の容疑者は言っているそう。なるほど、自殺願望を口にする人は、実は本当の本気ではなかったのでしょうか。決行しようとすると、できそうでなかなかできないものだそう。これは、つい間違って?行動を起こし、運よく生き残った人の多くが語っていることでもあります。今回の予稿に反映させることはできませんでしたが、今後学生に伝えるべきこととして押さえたいポイントです。

 DeNAの松本啓二朗選手、自由契約に。学生時代ずうっと応援していて、ドラフト1位で入団…でも結局レギュラーを獲れないままでした。いいセンスをしているのに、プロは厳しい。どこかのチームで獲ってくれないかなぁ…。あのシュアなバッティングが、もう一度見たい。学生時代以来私が知っている他の選手たちも、厳しい段階が来ています。

 イバンカさんが講演した世界女性会議…って、何回か続いてるそうですが…さてさて、どんな意味があるんですかね。余人のあずかり知らぬ世界です。ま、日本の対策は知れているので、本気では期待しません。でも、できることからやっていくほうがいいのも確か。勤務校でも徐々に整備されていると思いますし、そもそも日本語教育は女性優位なのかもしれませんが、わかりません。

# by 1220hagiwa | 2017-11-05 23:41 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 04日

11月4日(土)  乗って、乗り遅れて

 座間の事件で、自殺サイトが話題になり、容疑者が語ったという「何のために生きているのか」との言葉が報道されています。自殺は日本の死因9位だったと思います。学生も目にしているでしょうし、世界共通の課題。扱わない手はないと思います。日本ならではの特徴もあります。夏に2回にわたり扱ったのですが、この件を契機に冬に再びアプローチするのもいいかなと思うようになりました。

 昨日触れたぱかりのゴッホ。上野にできたばかりの新しいシネコンで、ゴッホ関連の作品がかかっていると偶然知りました。原田マハさんの小説も出ました。まぁ、せっかくです。商売に乗せられたと言えばそれまで。でも、こういうタイミングにこっちから乗ってしまい、観て、読んでもみようかなと思います。機会はつかむ。

 クフ王のピラミッドで世界的な発見とのニュース。それを耳にして速攻、本当に0秒で思い出したのが、豊田有恒さんのSFジュブナイル、そのまんまのタイトル『クフ王のピラミッド』です。どこかにあったはず…と例によって棚をざっと眺めると…ありました、ありました。未読ですが、昭和57年、角川文庫刊。豊田さん、もう引退しているようですが、お元気かなぁ。高校生のころまでたまに読んでいて、楽しませてもらいました。内容は忘れましたが『両面宿儺』という古代史に材をとった作品も印象的。そうそう、その両面宿儺、先日の国立博物館東洋館に展示されていた気がしますが…さて。

 「この声をきみに」いよいよクライマックスが近づきます。今回もよかった、大人のファンタジー。で、登場人物の一人がトランスジェンダーという設定です。先に話題だった「逃げ恥」でも上司の男性がゲイでした。ドラマでLGBTが特別扱いされず、単に一つの特性を持つ人物として自然に登場するようになっています。悪くないと思います。かたや、いつぞやのバラエティの「ホモ男」で浮き彫りになった、トンチンカンで論外な、時代にはるか遅れたテレビマンの存在も事実です。

# by 1220hagiwa | 2017-11-04 22:33 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 03日

11月3日(金)  村の鍛冶屋

 ゴッホ展にまつわる特集@NHK。ナビゲーターの俳優・吉岡里帆さん、なかなかに繊細なコメントを寄せていて、感受性の豊かな方だと思いました。見直したというと失礼なのですけれど、優れた感性の持ち主だと知り、好ましかったです。そのゴッホ展、明日にでも夜間開館で行くつもりです。

 松本隆さん、紫綬褒章。ポビュラーソングの世界であれだけ高いレベルの詞をいまだに作り続けているなんて、唯一無二の存在。外国人学生でさえ唸っています。いちファンとして、この日本の片隅からお祝いさせていただきます。

 また書きますが、やはり重い。そんじょそこらのワークシートではないので…というのは、私の実践に寄せる学生のそれ。一枚当たりの分量は少ないです。だからせっせと取り組みたい、そう思って今日もカフェに陣取ったものの、疲れました。学生の思いを追っていくのは、文型の時間の例文作りではないので、気楽さがありません。それなのに、どうしてこんな実践を続けるのか、自分を疑う時がないとは言えません。それでも、やっぱり、続けていくことでしょう。しつこさも身上。

 ドキュメントは、民放はどうしてもNHKにかないません。今夜の若い鍛冶職人見習いの方@高知、ものすごくがんばっていました。頭だけで金儲けする若い人が山のようにいる一方で、体でひたすら覚えている若い人もいるんですね。彼を支える奥さんの姿も合わせ、ちょっと感動しました。

# by 1220hagiwa | 2017-11-03 20:00 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 02日

11月2日(木)  きのうの不覚、きょうの上々

 そうか、昨日はワンコの日だったのですね。私としたことが、不覚でした。

 戦争の実践授業で、「この世界の片隅に」を取り上げました。今日のところは前半部分。戦時下の生活が中心でした。食生活の変化を軸に本当はもっと丁寧に進めたいのですが、あいにくそうもいかず、ちょっと残念さがあります。それでも学生の反応、集中度は上々。手ごたえを感じます。

 日本シリーズの中継を見ていて、ああ、ベイスターズのような粘っこさは今年のジャイアンツにはほとんどなかったと思いました。ベイスターズに負けるはずです。シリーズに残るチームは、その年のカラー、強味が試合に如実に表れます。それこそが勝てるチーム。 

 そのテレビ中継で、先日「緊迫の打撃戦」というテロップが流れました。不可解。「緊迫」は投手戦でしょう。間違っていると思います。打撃戦は「緊迫」しません。打撃戦なら「壮絶」でしょう。メディアはいい加減な言葉を用いないこと。お願いします。ついでに、六大学リーグ戦でW大が70年ぶりの最下位に。同率で並んだ東大からの2勝が含まれているので、実質的には東大より弱かったことになります。端から見ている限り、年間を通じてここぞという時に点を取られ、また取れず、粘りのないチームでした。屈辱。来年こそは、頼みます。

 連休中は、体を休めることに。本来は旅の続きに向かうつもりでしたが、発表の予稿の準備が不十分で、今期の授業のやり繰りも整理したほうがよさそうです。未読の本の山も多少崩したいし…といいつつ、また美術館のダブルヘッダー、あわよくばトリプルヘッダーをうかがっています。だって文化の日でしょうに。
 
 たびたび仙台を訪ねながら、専ら牛タンを食していた私。学生のお土産で、名菓「萩の月」をいただきました。この味、すっかり忘れていました。おいしかった。月と言えば、ぼちぼち満月だったはず。

# by 1220hagiwa | 2017-11-02 21:51 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 11月 01日

11月1日(水)  きっと私も

 ハーフ(らしく)英語を駆使する(だろうと思われていた)学歴詐称のタレント、あるいは自称コンサルタントの男性を追及する動きがしばらく前にありました。私にはどうでもよかったのですが、最近あらためて彼に関する記事が流れていて思ったこと。それは、要は日本人の中にある強烈かつ根深い英語コンプレックスの裏返しだということです。だからこそ、何かをきっかけに一転バッシングする。それほど、情けないメンタリティなのでしょう。

 あるいは、ヤンキースのマー君の奥さんが英語を操るようになって、友達だというタレントさんがショックを受けたとも言います。えっ、当たり前じゃないですか。彼の地で、それもプロ野球選手の妻として彼を支え、生活するには勉強するでしょ。いくら仮に「おパカ」タレント仲間だといっても、英語ぐらいできるようになるでしょうに。中国に住めば中国語。当たり前。なのにショックとは、それほどまで、英語コンプレックスかしみついている悲しき日本人。もちろん、こんな私だってそこから完全に脱却できているかというと、相当に怪しいもの。

 とするなら、なおのこと、大人は今後の若い人たちに多言語の有意義性を伝えねばならないと思います。大人たちが多様性云々を語るのなら、同時に多言語に触れて、多様な方に接することを奨励するべきと思います。でも本音では均一化、均質化、標準化を願い、異分子を排除したがっているのも実際のところ。めんどくさいね、日本人。きっと私も。

 そんな私ができれば参加したい、多言語に関するシンポが近々あります。でも、なぜか日本語教育関係者が一般にこの方面に関心が薄いのは、はてさて、どうしてなのでしょう。

# by 1220hagiwa | 2017-11-01 23:35 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 10月 31日

10月31日(火)  がんばったね

 玄関前、先月上旬から咲いていた胡蝶蘭。ようやくその長い命を全うしそうです。度重なる風雨の中、よくがんばったものです。お疲れ様。植物って、人間よりよほどたくましい。いよいよ神無月から霜月へ。

 この度の大量の遺体損壊事件、確かにショッキングですし、不気味。でも、そうだとしても、メディアがそれをことさらに大きく扱うほうがよほど気持ちが悪いです。不快も不快。肉だの内臓だのと、そんな話は聞きたくもありません。そもそも要らないでしょうに。それを長々と詳細に報道するほうがずっと下品。容疑者はいずれ鬼畜とかなんとか書き立てられるはずです。いつもながら犯罪心理の専門家も出てきますし、容疑者の中学時代の写真やら小学校時代の作文やらまで(提供した同級生がいくらもらったか知りませんが)出てきて、報道したい放題。そんなどうでもいいこと、私は知りたくもありません。

 それより、SNSでの自殺関連のやり取りが自由なことこそ問題のように思います。そのあたり、人間はもっと賢くしないといかんのではないかなぁ。そのあたり、今度の発表に少し生かせそうです。

 そんな気分の今日は、実践「男と女」で人工妊娠中絶に焦点化。クラスは最初こそ浮わついていましたが、じわじわと真剣モードに入り、最後はしっかり書けていました。私なりにはひとつの成果だと思っています。彼らには決して遠くないと思いますから。

 今増加中とされる梅毒をはじめとする性感染症、そしてAIDSを12月のエイズデーに合わせて紹介する予定です。学生は知っているようで知らないこと、これを日本語でわかりやすく伝え、日本語で読み書きし、考えてもらうのも私の役割だと思っています。

 ハロウィーン、私は関心ゼロですが、仮装することで異なる自分が表出してくることに注目しています。そのどちらもが本当の自分のはず。これは第二外国語、すなわち日本語学習者の、いわゆるL2自我の表れと考えます。

# by 1220hagiwa | 2017-10-31 23:38 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 10月 29日

10月29日(日)  そう来たか

 いいもの、見てきました。参加してきました。山梨で。

 一つは、日本語教育学会の研修@山梨大学。ポスター発表を見て、自分に欠けているものを教えられました。もちろんこれに限らず仕事でできないこと、たくさんありすぎて数え切れませんが、できないと思っていたらいつまでもできない。言い訳ばかりが募る。今回もだめかもしれませんけど、何とか提案、そしてできたら協働したいと思いました。

 次は、雨の山梨県立美術館。3度目の訪問の今回は特別展ではなくコレクション展示。それでもミレーを中心とするバルビゾン派はしっとり落ち着いていて、見ごたえがあります。それと偶然、深沢幸雄さんの作品に初対面。深沢さんの絵は、ずうっと昔、ハヤカワ文庫JAの表紙絵でその怪しさと心に染み込むような不思議さ、そしてシックなセンスに触れて以来、長年私の頭の、本当に本当に片隅から離れなかったのでした。帰宅後書棚で確認したら、『人間そっくり』(安部公房)。懐かしい。今回、とってもラッキーでした。この美術館、落ち着いていて、とてもいいです。晴れていれば公園も走れますし。

 さらに、山梨県立図書館。駅前に新築なって5年目くらいでしょうか、実に素晴らしいです。先日の山形、仙台に勝るとも劣らない、見どころ満載の、いつまでもいたくなる建物とその工夫。間違いなく一日過ごせる空間。そう来たか、恐るべし、山梨・甲府。小さな地方都市ですが、たいしたものです。

 そして、旅のメインについては、明日以降、紹介できるかもしれません。いずれにせよ、台風接近の雨の中、思い切って出かけて正解の週末でした。やれることは、もっともっとたくさんある。確信しました。実現のハードルはありますが。

# by 1220hagiwa | 2017-10-29 23:08 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 10月 27日

10月27日(金)  いけ好かない

 戦争の授業3回目、依然として反応がよいのは嬉しいです。特に今回は受講生が確定したこともあり、私の判断で、日本の戦争責任について率直なコメントを添えて触れました。おそらくは、日本語教師としては思い切ったことではなかったかと思います。学生もいい意味で素直に反応してくれました。今まで言えなかったことが言えた人もいるはず。それでいいと思います。ワークシートは時間切れで宿題。しっかり書いてきてくれることを期待します。

 いやいや、お前、その程度の授業じゃ甘いのではないか、もっとしっかり向き合って深く掘り下げねばならないのではないかとの声も聞こえてきそうです。でも、あくまでもとっかかりでいいと思います。非専門家でもできる範囲で伝えていく。学生が日本にいる間に、一人の日本人としてメッセージを発し、それを聴く。各人に貴重な経験になってくれたらいい。そう願います。

 そんな週末、気楽な雰囲気の研修会(講演会)に参加。中身の濃い語りが続きました。強く強く考えさせられました。少なからずダメージを受けました。私の実践の未熟さを思い知らされ、できていることの拙さを突き付けられました。まずい。見直さねばなりません。私なりに事態を深刻にとらえます。

 グループの中にいました。以前もお見かけした、本業を別に持ちつつ別の側面から新しく日本語教育にアプローチする方です。その実践は素晴らしく、価値あるもの。ですが、語りがうざったい。結局は自分の主張、先進性をいつまでも説き続け、自信がありすぎて傲慢さが前面ににじみ出てしまうのでした。能弁は立派。私はとうてい及びません。でも失礼ながら押しの強さに品がなく、いけ好きません。例の都知事じゃありませんが、語り方そのものも異質性を知らず知らず排除していることに気づかない感じ。こういう方こそ、教育を語るにふさわしくないのではないかなぁと思います。

 東京アニメセンター開設…って、喜んでいるときなのかな? どうして今ごろ? せめて10年前に作っていてください。遅すぎです。どうしてこうも鈍いのか、日本。それだけじゃありません。日産にスバル、それに神戸製鋼。バッカじゃなかろうか。お前らどうすんの、日本のイメージ下げて…。これもいけ好きません。自他に向けてちょっとプルーで不満気味の週末です。

# by 1220hagiwa | 2017-10-27 23:22 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 10月 24日

10月24日(火)  両手そろって

 「明日の約束」。とっても地味な、いやかなり深刻な連ドラが始まりました。スクールカウンセラーという地味な仕事に焦点化し、生徒の自殺を軸に展開していきます。2組の親子関係のいびつさがドラマに複雑さを与えます。カウンセラー役の井上真央さん、久しぶりに見ましたが、こんな感じの女優さんだったのかなという新鮮な印象です。美しい顔立ちの人だけに、笑みの少ない重い役柄をどうこなしていくのか、興味があります。

 戦争の授業。学生たちの中に、イスラエル軍にいた人、韓国軍にいた人がいます。現場ならではの声がワークシートに記されています。そんな彼ら以外にも、また女子学生にも経験していない学生は多々いますが、それでも今の学生たちが祖父・祖母の世代から戦争にまつわる語りを聴いている、最後の世代かもしれません。そう考えると、もっと丁寧に学生にインタビューする必要がある気がします。もちろん、学生の日本語表現の実践現場として有意義ですし、みんなの将来にもつながります。

 「この世界の片隅に」DVDを発注。で、先日ふと気づいたのは、ラストのラストで主人公が失った右手が手を振る画面。これは、戦場で左手を失った水木しげるさんへのオマージュではないかと思ったのです。そして、両手がそろうことでマンガ/アニメの想像上の世界で手を携えて作品を完成できる…なんてことはないでしょうかね。我ながらいいイメージ。

# by 1220hagiwa | 2017-10-24 23:57 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 10月 23日

10月23日(月)  下手な人は下手

 選挙結果によると、知人は小選挙区で落選、比例復活もできなかったようです。政治家生命を賭けていたでしょうに、まずはお疲れ様でした。選挙区が変わってしまったのでどうこう言えませんが、少なくとも改憲しない派の私なので、彼の主張には反対です。ただ、今後も応援はしています。

 教育社会学会の発表を聴いていて、やっぱり、どこの発表でも下手な人は下手だと感じます。教授だろうと院生だろうと同じ。私が見たものに限れば、全員、下手でした。言いたいことをもっと絞るべし。オールドタイプの講義と勘違いしているのではないでしょうか。しゃべればいいものではあるまいに。対して上手だったのは、民間の研究組織。社会人は、ちがうな。

 同時に、パワーポイントって何だろうと思わざるを得ませんでした。何のために作るのかな。作ることに意味があるのか、伝えることが目的なのか、よくわからない発表が続きました。聴き取れない語りをするうえに、ほとんど文字の見えないパワポを作ってどうするのかな。もちろん私にも過去に失敗はあります。でも、配布資料のほうに工夫が足りなかったという経験で、どうしようもないパワポは作った記憶はありません。ただ、先日のヒューマンライブラリー学会でのポスターは、もう少し工夫の要、ありでした。

 今晩始まった篠原涼子さん主演の連ドラ、投票前に放送があったら少しは投票結果が違っていたかもしれません。市会議員と国会議員の違いはあれど、共通するところ、大だと思いますから。磯部真三(だったか?)というネーミングも悪くないです。

# by 1220hagiwa | 2017-10-23 22:55 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 10月 22日

10月22日(日)  まちぶせ

 決めました。アイドルの歌詞、次回は「まちぶせ」(石川ひとみさん)です。毎週気にしている新聞の連載記事に取り上げられていたので、よし、と。おそらくは、けっこういい選択だと思います。

 データでは小中学生の自殺者数は圧倒的に少ないのですが、メディアが取り上げるのでどうしても目立ちます。それもあって、雨の中参加してきたのが、教育社会学会大会@一橋大学。子どもの自殺に関するシンポもありました。もちろん他の多種多様な発表があり、社会学とは無縁の私には理解の困難なものも多々。それでもわざわざ出かけるに値する、有意義な一日でした。

 そんな中、ここ数年恒常的に起こっているようなのが、子どもの自殺をめぐる教師や学校側の不手際。今回の教師による実質的ないじめ、あるいはパワハラはとんでもないレベルの、論外中の論外。また校長が辞任を申し出るなんていうのはいかにも責任放棄。辞任を認めるどころか処分対象でしょう。加えて、一向に減らない?わいせつ事件の数々も含め、子どもたちを一体どう見ているのか、よくわからないことだらけ。理解不能です。

 残念ながら、肝心の教師たちの中には時としてろくでもない輩がいるのは事実。でも圧倒的大多数の教師は真摯に職責をまっとうしていると信じます。ただ、教師も人ですから小さな間違いを犯すとしても、それをはるかに越えてしまう非常識、非人間的な行動をとるのは人間として根本的にマズいなあ…。もちろん教師の端くれとして、私も気をつけますけれど。

 ちなみに、私は語彙として「自殺」より「自死」のほうを望ましく思います。学生にもその意図を伝えています。今日のシンポで「自死」の「自」にひっかかるとの発言があり、なるほどと思いました。確かに、社会によって死がもたらされます。

 ABEさん続投、改憲勢力優勢とのこと。改憲するなら、自分の息子や孫たちを戦場に送り出す覚悟で発議するのが筋というものでしょうね。でも、上に立つ人はそんなことを露ほども思っていないのは、歴史が示しているのではないかな。

 私の住む近隣が避難準備地域になっています。鶴見川や恩田川といった河川の氾濫や土砂崩れの危険があるそう。横浜市は中区や南区、港南区に都筑区、港北区その他、山が多いし…川崎市も多摩区、麻生区、宮前区、高津区その他その他…横浜も川﨑も基本は山と谷。被害が出ないことを祈ります。

# by 1220hagiwa | 2017-10-22 20:22 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 10月 21日

10月21日(土)  声

 覚えていました、カール(圏谷)。今夜のブリタモリで富山県の立山・室堂平の誕生を探ろうとするとき、即座に口をついて出てきました…タモリさんより先に、です。高校時代の知識が数十年ぶりによみがえります。案外偉いぞ、私。

 ナレーターを務めている草彅くん。いつまでたっても下手です。意味を理解しているとは到底思えない原稿の読み方、つまりポイントを押さえていない語り方。彼の声自体は好きなのですが、惜しい。だれかが指導しないのかなぁ。人気者だからといって、直さないままでいいわけはありません。アイドルとしてはいいとしても、俳優としては二流に過ぎないことの証明でもありそうです。

 産業カウンセラー協会による、声のワークショップ@桜木町に参加してきました。私は自分の声を特に好きというわけはじゃありませんが、今回のミニワークで、参加する前より好きになりました。その原因には、グループ内でした朗読が好評だったためもあります。おかげで自己肯定感が上がりました。

 参加しようと思ったのは、例の連ドラ「この声をきみに」も一因。しっとり落ち着いた、大人のファンタジー。昨夜もよかったです。人とのつながりではなく、声のつながりを信じるというヒロインの思い、わかるようなそうでないような。でも、その言葉にこそ、彼女の人を信じたい思いが隠れている気がしました。

 ドラマでいえば、「土曜の夜は寅さん」@BS。見るたび、よくできた脚本だと思わされます。山田洋次さん、名監督。今夜のヒロインは、いしだあゆみさん。ロケ地の一つは、鎌倉・稲村ケ崎でした。ロケのレストラン、まだあるような気がします。それと、寅さんは本人が言う以上にずっと相手の気持ちが理解できていたのではないか、それが言葉にできなかっただけではないかと詮索します。実は、じっくり観るに値するシリーズです。

 ABEさんの声、どうして信頼感に欠けるのでしょう。どう聞いても、説得力がゼロなのです。ふと考えます。単に声の高さじゃないのです、きっと。至ってまじめでしょうし、本心から言っていないわけでもないのでしょう。本心が、一般に認識されている誠実さから乖離したもので形作られてしまっているかのよう。言葉への認識が足りない気もします。でも本人の責任ではなく、生まれ育った環境がそうしてしまったのかな、なんて想像します。そう考えると、彼が気の毒ではありますし、そんな彼を首相にいただく我々も不幸です。

 与党も野党も、批判合戦は子供のすること。根拠のある対案を示してね。で、期日前投票をしようと思ったら、雨にもかかわらず、会場の外にも長蛇の列。こんなの初めてです。あきらめました。明日の朝イチに行きます。関心、低くないように思いました。

# by 1220hagiwa | 2017-10-21 20:54 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 10月 20日

10月20日(金)  愚か者

 森高さんの「私がオバさんになっても」、上々の反応でした。比較的最近の映像を流すと、学生からは、すごい…との声が漏れました。私も同感。次回は…薬師丸ひろ子さん? おニャン子クラブ? …さあ、これからゆっくり考えます。楽しみながら、探しつつ。私はオジさんになったけど、森高さんの歌詞センスはなかなかすごいとわかります。

 歌詞の授業をしながら思うのは、やはり通常の聴解とはかけ離れ、様々な楽器音と一緒くたに耳に入るため、だからこそ本当の聴解力が問われるのかもしれない、という推測です。声だけしか流れず、かつ丁寧に語られ、背景音がほとんどない、ある意味かなり不自然な各種教材とは異なり、メロディーで相当自由に語彙、表現がぶった切られる歌詞の場合、実力がないと聞き取れず、理解がかなのりおぼつかないようです。当然ですが、とっても興味深い事実です。

 そんな今期の仕事のピークは木曜日だとわかりました。そこを越えた今日は、かなり楽に仕事を済ませることができました。ということで、来週からは木曜日を目当てに?スケジュールを立てようと思います。

 伊集院氏のサイン会。私の名前にかすかに記憶があるようです。ありがたいことです。その列に、わけのわからないグループが途中から割り込んできました。秘書の方?か何かの知り合い??らしいのですが、三省堂もしっかり対応しろよ、まったく。周囲に何も言わず、黙っていました。こういう連中、大嫌い。一人じゃ何もできないやつらです。こういうのを当の伊集院氏が最も嫌っているはずなのを知らないのでしょうか。愚か者。

 台風接近に伴い風雨が強まり、高波が打ち寄せる石垣島の港、そして南大東島の公民館兼民俗資料館が映っていました@ニュース。どちらもしばらく行っていないし、走っていないなぁ。石垣も確実に変わってきているでしょうし、大東もそれなりに変化があるはずです。思えば、大東のサトウキビ畑を突っ切ったランは爽快そのものでした。行くか? 来春あたり。

 それにしても、くだらないプレミアムフライデー。バッカじゃないですか、役人たち。今月は来週らしいですけど、さて、だれがするの?

# by 1220hagiwa | 2017-10-20 23:42 | 本 編 2017 | Comments(0)