シバ犬あっちこっち ~日本語教師のモノローグ~

hagiwa.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2017年 06月 27日

6月27日(火)  クレヨンしんちゃん大活躍

 「クレヨンしんちゃん」のキャラクターが勢ぞろい。そんな画が車体全面に描かれた東武線の車両を頻繁に目にします。目にすると自然に元気に。ハチャメチャな画ですけれど、バカにすることはありません。むしろ、好きです。せっかくですから、春日部にでも行ってみましょうか。マーチングバンドの誘いに乗って…。ちなみに、「クレしん」をマトモに読んだことは一度もありません。避けてきましたけれど、手に取ってもいいなと思っています。場合によっては授業でも…。授業と言えば、昨年末に注目した『OL進化論』は、まだ使っていません。

 そんなクレしんトレインの中で読んでいたのは、「スポーツゴジラ」。スポーツネットワークジャパンというNPOが出している、とても良心的で中身の濃いフリーマガジンです。長田渚左さんが編集長をしているだけあって記事がしっかりしていて、3カ月に1回の発行を楽しみにしています。現在配布中の第35号の特集は「2020年オリンピック・パラリンピックで何が変わるか」。多角的に分析されていて、読みごたえがあります。提灯記事は、一切なし。毎号スポーツをまさにクリティカルにとらえています。パックナンバーもそろえる価値があります。無料ですし。

 同時に、以前ここに書いたように、私も2020年、そしてその先に向けて勤務校で何ができるかを考えます。スポーツがらみでも何でも、きっとあるはず。気がつけばあと2年半で2020年。

 関係ありませんが、撤回するような発言なら最初からするなよ。う言いたいです。言う前に考えなさいよ。政治家さんなら、なおのこと。よろしく頼むよ。とにかく首相以下、政治家諸氏、軽すぎますよ、言葉が。井上陽水氏も歌っています。「言葉の軽さを笑い続けて」と。

# by 1220hagiwa | 2017-06-27 23:03 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 06月 26日

6月26日(月)  賜物

 すでに7月からの新学期の準備に入っています。わがままを通して、やりたい授業をやらせてもらえることになりました。明確に「反対」と言ってしまい、その結果やれることになったぶん、しっかり全うし、学生を満足させねばならなくなったわけです。身が引き締まります。

 その前に、今期の実践「男と女」の振り返りインタビューを受講生にしました。熱心に参加してくれた数名を選びます。中級から上級までの彼/彼女らからは、ふだん学べない知識、表現が学べた、日本語で考え、語り、書く、まさに日本語の授業だ、といった嬉しい言葉が聞けました。うまくいったのは、決して私じゃなくて、受講生のおかげです。互いの存在があり、刺激し合ったからこその、まさに相互作用の賜物。

 29連勝。それにしてもまぁ、なんともいたって冷静な藤井四段。すごすぎます。記録に偉大さに比して、語り口が、これでもかというほどに淡々。かつ、いつもながらきわめて謙虚。このギャップが魅力ですね。奢りをひとかけらも感じません。親御さんの教育の賜物でしょうか。将棋を指さない私でも注目。プロから見ても、弱点がないそうです。彼の落ち着きぶりは尋常ではありません。大人(たいじん)の風格とでも言えるでしょうか。私もあやかりたい。

 勤務校では、アルバイトをしている学生はどちらかというと少数派です。この点はおそらく多くの学校とは違っていると思います。生活に余裕があるわけで、授業中寝てしまうのはバイトではなく、おおよそがゲームのせい。

 仙台では、東京都区内のコンビニや外食店舗ではふつうに、いや多数派の外国人留学生にはほとんど出会いませんでした。不思議。大学生と思しき若い人が軽快に働いています。単純に仙台には大学生が多いからでしょうか、わかりません。東京では単に働き口が多いことも原因なのでしょうか。そうした留学生にも支えられる都市部はいうまでもなく、地方だって、外国人労働者を公的に求めないなんてのは、いい加減にしろ、政府、恥ずかしいぞと思います。便利さを各方面で享受できるのは名もない人々に加え、外国人の皆さんがいてこそでしょうに。

# by 1220hagiwa | 2017-06-26 23:52 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 06月 25日

6月25日(日)  実力発揮

 京大の研究所が発行した新著にまつわる連続講演に参加。『人種神話を解体する』の出版記念セミナーです。外国人と日常的に接し、中には日本国籍をもつ学生もいる現在の私にとって、人種、国籍、あるいはハーフといったキーワードに関わる話には耳を傾けておくに越したことはありません。もちろんお定まりの居眠りは当然のこと。当然ながら刺激をもらえる話なのですが、正直、ハーフに関する言説は、私が現場で感じてきているもの、あるいは以前見聞きしたもの、授業で集めたデータとそう変わらない部分があり、目新しさは…そこそこでした。面白いデータ満載の素晴らしい研究だとは思いますし、収録論文もぜひ読みたくなります。ただ、講演としてではなくプレゼンの観点から見た場合、どこまで聴き手を意識した語りになっているのか、つまり独りよがりの進行になっているのでは、と疑問をもったのも確かです。

 続いて、都知事選に2期連続して立候補した(落選した)宇都宮健児さんの話を聴く機会をもちました。地味ですが、説得力のある語りができ、実務に向いた方です。そりゃそうだ、元日弁連会長だけあって、能弁です。お話を聴く限り、市民感覚を持っていると感じますし、争点になりにくい弱者の視点を忘れずにいるようにも思います。今の、そして前の知事よりも、いち市民の感性、姿勢はずっとマトモな方だと思うのですけれど、選挙では結局認知度(露出度)にはかなわなかったのでしょうか。

 上記二つで1,000円。お得な週末の学びでした。

 せっかくの学期末休みということで、プロ野球観戦@神宮。たいていは学生野球なので、プロはずいぶん久しぶりです。晴れ男の実力をいかんなく発揮してきました。予報の雨はどこへやら、わずかな時間、ポツリとだけでした。さすが、私です。

# by 1220hagiwa | 2017-06-25 20:00 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 06月 24日

6月24日(土)  木綿を聴く

 巫女さんから演歌歌手に転身したという方の歌声が流れています。曲はテレサ・テンさんの「つぐない」。「時に流れに身をまかせ」とともに、中国系の学生にはなじみのある曲。演歌でいうと、石川さゆりさんの「天城越え」と「津軽海峡冬景色」は留学生には難関。そして、太田裕美さん「木綿のハンカチーフ」と「さらばシベリア鉄道」は対になっています。これらはいつか歌詞の授業で一緒に取り上げてみたいと思っています。

 その2曲、生で聴いてきました。ようやく行けた、太田裕美さんのコンサート@渋谷です。いつぞやのタツロー氏のコンサートのように、2階の最後列の端、ホントの隅の隅でひっそりと。最後の一枚のチケットだったのかもしれません。観客の男女比、9対1、いやそれ以上の圧倒的なコアな男性ファンで占められていました。へえ~っ。

 太田さん、実に若いし、かわいらしい。御年60を過ぎているのではなかったかしら。踊るわ跳ねるわの2時間、ばっちり歌いまくりました。たいしたもの。透き通った高音が涼やかで美しい。ただ、個性的な甘い声が災いして聴きとりにくいことがたびたびで、惜しかったです。手元のアルバムをじっくり聴いてみたいと思いました。語りからは穏やかで細やかな人柄がうかがえます。毎日起こる様々なことにきちんと向き合って生きていきたい、そんな言葉に人としての優しさと誠実さを感じました。素敵な方ですね。

# by 1220hagiwa | 2017-06-24 22:25 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 06月 23日

6月23日(金)  祈る

 出入り禁止。この2カ月、書店訪問を自戒し、極力足を踏み入れていません。ついつい長居して、結局は買ってしまうのがオチだからです。いけません。でも、先日の仙台・国分町にはいい書店があり、連日訪ねざるを得ませんでした。ここはなんと25時まで営業。見せ方も工夫しています。安西水丸さんの文庫本を買いました。

 学会帰りには、戦災復興記念館を訪ねました。地下一階。少しかび臭い展示室内に私一人です。仙台市内の被災状況と復興の過程を展示。県外者の私が見ても、ある程度場所に勘が働くこともあり、なかなか悪くありません。ただ、各地にあるこうした記念館は被害者としての側面を前面に出し、なぜ戦火がもたらされることになったかの説明が一切ありません。日本が戦争を始めた経緯に一言でも触れているところなんぞ皆無。これ、いわゆる片手落ちです。東京・九段の施設とまったく同じ。これじゃダメですよ、歴史教育。大人がちゃんと教えなきゃ、通じません、世界では。

 さて、沖縄慰霊の日。先日は那覇市街地をこれまでにない観点からめぐっただけで、戦跡は訪ねていません。唯一、首里城そばにある一中健児の塔だけはお参りしてきました。少しさびれていた20年ほど前からすっかりきれいになった敷地には、私以外だれ一人おらず、首里城とは対照的にしんと静まり返っていました。いいのかなぁ、というほど。あいにく資料館は閉館日。次回は開いている日を選びます。

 テレビでもやっていましたが、学徒の碑ができたんですね。久しぶりに平和祈念公園を訪ねたいです。資料館も重要ですし、目立たないですが、韓国の犠牲者の方の塔も見逃せません。

 人気女性キャスターが亡くなりました。ご冥福を祈ります。でも、大変に申し訳ないのですが、ご本人のことはさほど知りませんし、ブログも読んだことはありません。プログが以前からヤフーのトップニュースにたびたびなっていたのも不思議でしたし、200万人もの方がブログを読んでいた事実にも驚きと同時に違和感を覚えます。今夜もトップニュースに値するのかはわかりません。ただ、たぐいまれな勇気をもつ愛すべき方、誇り高い崇高な愛の持ち主だとは頭でわかっていても、例えば沖縄戦で亡くなった学徒が1000人、比してこの方の一つの命。一概に軽重ははかれません。されど、かたやその死が国民的に?惜しまれ、かたやその膨大な命たちがほとんど顧みられることなく、またその土地が本土からヘイトされてしまうような、そんなアンバランスさに理不さを感じずにはいられません。ひねくれ者ですね、やはり私は。

 それでも忘れてはならないのは、彼女が乳がん患者や家族の方々を励まし、病を広く社会に認知させる役割を十二分に果たした事実。これには惜しみない拍手を送りたいです。

# by 1220hagiwa | 2017-06-23 22:57 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 06月 20日

6月20日(火)  夏至とか桜桃忌とか

 ぼちぼち夏至です。となると、あとは昼間は短くなる一方。そして、一年の半分が終わったということです。いまだにうっかりすると平成28年と書いてしまいそうになるくせに、すでにあと6か月とは。なんという速さ。愕然とします。

 少々焦りながら、実践「男と女」の最終回では、性犯罪を取り上げました。わたし的には「性暴力」が事実に近いかなと思うのですが、そんな言葉づかいから、防犯対策に至るまでの内容のあれこれに、学生からは大満足という結果が得られました。関心はとても高く、他人事ではないと気づいてくれた様子。やってよかったです。そして、全体を振り返ってのまとめのアンケートも、共感、満足の声で占められました。とりあえずの3カ月弱、やった甲斐があろうというものです。あとは学生たちが自分の中で学びを重ね、昇華してもらえればいいな。

 夜間の講座@上智大で国際政治学者の姜尚中さんのお話をうかがいました。あのソフトな声にかかると、眠りの世界に引き込まれるのは時間の問題。それでも、中盤からはしっかり耳を傾けました。テーマとしてはヘイトスピーチだったのですが、それ以外にも話題が広がり、排除される人々、見えない形にされてしまう、そんな抑圧される人々への関心をいっそう呼び起こされました。たとえば今のようなブームではなく、20年ほど前から気になっていたあの軍艦島も好例。それと、足尾銅山とか水俣とか。さらには、私の自宅から1時間で行ける川﨑駅近くのエリア、さらにはずっと気になっている浅草の裏側。できるところから、日本の歴史を見つめる機会を持ちたいです。

 『コンビニ生活』で芥川賞をとった作家の村田紗耶香さん。新聞に週イチで載るミニエッセイが楽しいです。どこか天然の彼女の感性は、なかなかに魅力的。以前テレビでその朗らかさを目にして以来、ひそかに気になっている作家さんです。ただ肝心の著作ですが、『消滅世界』は棚に差したまま、まだ読んでいません。すみません。

 文壇と言えば、日本ペンクラブの新会長にノンフィクション作家の吉岡忍さんが就いたと聞きました。いまだに、名作『墜落の夏』が印象に残っています。前会長の浅田次郎さんも適任だったと思いますし、この方も信頼できると思います。勝手な印象ですけれど。

 もう一つ、作家で言えば、昨日は確か桜桃忌。たまには太宰をめくるのもいいですね。

# by 1220hagiwa | 2017-06-20 23:49 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 06月 19日

6月19日(月)  猿でも…

 勤務校のすぐ近くで「麺屋薫堂」というラーメン屋さんが新規開店の準備中。ラーメンに関心のない私ですけど、えっ、「薫堂」って、あの小山さんの関係? だと面白いんですが。気になります。

 そのまた近くにラーメン屋さんがあった、ある?(目下の営業実態は不明)のですが、数年前一度入ったとき、なんとぬるいスープで出してきました。どうでもいい味でした。もちろん二度と行っていませんし、だいいち暖簾も出しているのか出していないのか、姿勢がいい加減。暖簾の意味が分かっていないようです。

 支持率低下を踏まえてか、アベさんが神妙な顔で「反省する」などとしおらしいことを言っています。国会が閉会し、議案が成立した今頃、何言ってんの。が、待てよ。「印象操作」って、そもそもアベさん自身がしていたくせに、結局野党側の責任に帰しているのだと、「反省」会見の端々からうかがえます。要は言い訳で、反省とは口だけですな。だって、反省して、じゃあ具体的に何するの。猿でもできます。

 その直後に森友学園の家宅捜査って、これも国会の閉会そして会見を待っていたかのよう。もっと前にしていたら、国会の審議もだいぶ様相も違っていただろうに。ま、いいか。

 私の反省。ヒューマンライブラリー関連の発表を聴きつつ@東北大、自身の掘り下げの浅さに気づかされました。もちろんまだ一度しか実践していないのでどうこう言えるわけではありません。でも、それなりの考察をもっともっと深めてしかるべきだと思いました。こんなヤワではいけません。

# by 1220hagiwa | 2017-06-19 22:20 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 06月 18日

6月18日(日)  仙台で水丸さん

 安西水丸さん。3年前に亡くなったときもそうでしたが、特に強く意識したことはないイラストレーターあるいはデザイナーでした。ですが、たまたま仙台・国分町の書店で手にした「安西水丸展」のチラシの鮮やかさに触発され、思わず仙台市文学館へ。会場中に魅力があふれていました。嫌味なく、ユーモアと温もりがじわっと。朗らかな気持ちになります。人柄でしょう。著作は短編小説集を一冊しか読んでいませんが、もっと手に取りたくなりました。きっとファンの方には、今頃気づくなんて…と笑われ、きつくお叱りを受けること必定ですけれど、今頃でも気づけて良かったです。さっそく部屋にチラシを飾りました。

 で、なんで仙台か。そう、学会発表でした。「生と死」のポスターをしましたが、例によってごく限定された方のみご覧くださいました。やりとりもそれなりにさせてもらいました。ただ、刺激は…今一つ。いっそ発表の場を変えるのも手ですね。それと、今回は特に年少者教育に関するポスターが目立ち、正直、う~んという印象。発表を再考します。

 会場は、さすがに東北大。とにかくキャンパスが、私好み。豊かな自然、広くていいなぁ、筑波もそうでしたが、受験生の時、ここを受けたいと思ったこともあります。すぐにあきらめましたけれど。現役でサークル活動の際も、東北大にまつわる件は常に気になっていました。友人の部屋に泊まらせてもらったこともあったっけ。

 この二日間、早朝、定禅寺通り沿いのホテルから西公園、広瀬川大橋を渡って五色沼を経て青葉城への一気登り。政宗公の銅像をチラ見して青葉山に駆け上がり、東北大工学部キャンパスを地下鉄川内駅まで貫いてまた市街地に駆け下りてくるという、ノンストップ一周50分のランをこなしました。昨日は少しきつめでしたが、今朝はばっちり。脚の運びと呼吸が完璧で、自信をもちました。満喫、大満足。毎日走れたら、どんなにか幸せでしょう。仙台、やっぱりいいところ。学会も可能な限り参加しましたが、よほどランのほうに熱心でした。多少お金は使いましたけど、至福の時間でした。

# by 1220hagiwa | 2017-06-18 23:27 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 06月 15日

6月15日(木)  望まない

 京阪京津線が映っていました@報道ステーション。今月末に京都を訪ねる際、ばっちり乗るつもりです。宿は市内ではなく、当初の予定通り、大津に取りました。琵琶湖も久しぶり。もちろん、走ります。

 記事にもありましたが、京都市内はものすごい人出だとか。外国人観光客の爆発的増加ゆえです。地元の方の日常生活環境が脅かされているとも。先日の那覇もそうですが、ここ数年、観光客の増加を耳にするたびにしきりに思うのは、日本人はそれをどこまで本気でそれを望んでいるのかということ。私ははなはだ疑問です。適度な数値でいいのではないかな。今は、少なからず異常に感じます。観光立国なんてやめてほしいとさえ思いもします。こう言うと怒られますかね。でも、物理的にも精神的にも受け入れ態勢が飽和しつつあるのではないでしょうか。

 私自身が直接かかわらないから言えるのでしょうが、観光客はそんなに要りません。多くの日本人も本心ではそう思っているのではないかなと想像します。しかし、日本という国家レベルでは望んでいるのでしょう。それでも、あえて書きます。ほどほどに来てもらえればいいのです。ものには程度が必要。日本という国土と、そこに住む者たちには、一定のキャパがあります。将来的に年間6000万人という数値目標のぶち上げ方は、私が直面する留学生政策の無茶なそれと、同一の性質。具体的な根拠がまったくありません。

 「共謀罪」法が成立。中身を少し読むだけで、捜査対象のわけのわからなさ、とんでもなさが知れようというものです。なのにテレビのインタビューで、「僕たちには関係ないし」と語る子供を持つ20代夫婦、「必要なんじゃないかな。テロ対策で」と平気で語る51歳の男性。ポイントはそこじゃないんですけど。ただ、これがありふれた反応なのだとすれば、私たちがいずれ恐ろしい監視社会に向かう可能性を何にも気にとめてない方が大多数と言えそうです。こうした方が現政権を結果的に支持しているのかもしれません。わがままながら、私が生きている間は日本が平和な市民生活が営める社会でいることを祈ります。杞憂でいいのです。それくらいで、ちょうどいい。

 それにしても、強行採決があった肝心の今日でさえメディアの弱腰さ加減はいかがなものでしょう。特に、テレビ各局。それこそクリティカルな姿勢が求められるのに、本気度が疑われます。ニュース番組を拡大するわけでもなく、いつもと同じ時間帯と時間枠で報道するのみ。こんな態度だから、なめられちゃうのかなぁ。ま、いいか。

 忖度、印象操作、怪文書、間違いなく今年の流行語大賞にノミネート。これに加えて、私は、承知しておりませんbyスガさん。

 月末は京都ですが、その前に、今週末は東北大学での学会発表。青葉城、広瀬川あたりを走ってきます。2年ぶりでしょうか。

# by 1220hagiwa | 2017-06-15 23:27 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 06月 12日

6月12日(月)  サーター、1つずつ

 毎日1つずつ、食しています。例の店で、がっつり5袋求めたサーターアンダギー。沖縄の名物ドーナツです。にこやかなお母さんと1年ぶりにおしゃべり。市場の片隅で40年だったか、サンター作り一筋。これで娘さんを大学までやったと聞きます。その娘さん、お母さんに似て、なかなかかわいい方。店の奥でひたすらサーターを揚げています。

 若い方と言えば、定期テストの準備を気にかけながら、人身売買に関するセミナーに参加した週末。そこでは、当事者(女子高生)支援のNPOの代表を務めている20代の女性のお話もありました。彼女の話を聞くは2度目ですが、著書も読んでいますし、NPOのスタディーツアーには一昨年参加しています。あらためて、秋葉原という土地の悪い意味での奥深さを認識し、そこに学校を構える者の義務として、JKビジネスをはじめとする現実をできるだけ正確に把握したいと思うのでした。

 実は今回の実践授業の充実も、突発的に、また思いつきでできたのではなく、そうした一連の流れがずっと底にあってようやく実現したというのが本当のところですし、今後もこのトピックには継続的に注視していきたいと思います。学生の関心も高いですし。

 しかしまぁ、いつまでも政府の対応たるや、いい加減というか、国民を馬鹿にしているというか、なんじゃらほい。スガさんの受け答えも、いつもながらの上から目線で、大嫌いです。こんな政府がのさばっている理由がはなはだ疑問。でも、選んだのは国民。それでも、こうした方々が自分たちを不誠実とは思えていない、それが本当に通用する、人としてマトモだと思っているようなのは、とてもとても正常な感覚とは思えません。一般企業だったらクビが飛んでいるでしょうに、今の自民党の議員さんって、揃いも揃ってとまでは言えないでしょうが、ああ勘違い、奢りすぎのメンツ多数。とはいえ、野党も存在感が今一つな感じですが、それでも以前失政を犯した民進党に頼むしかないのでしょうか。ただ、私は共産党がものすごくマトモだと思っているのですが。

 沖縄で言えば、大田昌秀さんが亡くなりました。知事在職時もその後も批判はあったでしょうが、なんだかんだ言って、主義を貫いたと思います。ある意味、大田さんの言動をきっかけに沖縄に通い始めたようなもの。訃報に接した今、そう気づきました。

 文科省の内部調査なんて、どうして信じられるでしょうか。間違いを犯しただろうあれほどの巨大組織がそもそも自浄作用を有しているなどとは、一般的には到底ありえない気がします。

# by 1220hagiwa | 2017-06-12 23:12 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 06月 10日

6月10日(土)  JKからAVへ

 かたや紫陽花、かたやサツキの街角。花壇、植え込みが賑やかな最近。湿気を除けば魅力的な季節です。今は白が主流ですが、一日一日、色づいていく紫陽花が楽しみです。

 びっくり。やっぱり。野口五郎さん、その芸名はあの野口五郎岳から来ていたんですね。たまたまチラ見していた対談番組でまさかの展開。小学生の時に、同じ名前があるなぁ…と日本地図で長野と富山の県境あたりを眺めながら思っていた疑問、突然、氷解。

 実践「男と女」。今期はさらに新たなチャレンジでした。先週はJKビジネス、今週はそれにリンクさせる形でAVを取り上げました。念のため、Audio Visualじゃありません。一方的な情報提供に偏らぬよう、学生同士のペアトークやニュース映像も交えます。念のため、DVDじゃありません。日本社会の暗部を凝縮したかのような、JKとAVの抱える課題は山のよう。とても興味深く、かつシリアス。私なりに事前にそこそこ調べておいて教室に臨んだのですが、難易度は高かったです。いざ授業が終わってみて、そして今だに、まだまだ準備が足りなかったと思うこと、反省しきり。もっとできたはずなのに…。がっかり。ダメ出し。来年は上手にできるように。

 でも、学生の反応はとてもよかったです。だって、知りたいけど知らないこと、日本にいても知らないこと。これを遠慮なく(語彙レベルでも内容レベルでも)紹介するのが私の時間なので、良くも悪くもハンパじゃないと思います。もしかして日本語教育をはるかに超越しているのかもね、という自負があります。やっぱり、悪くない実践だと思います。

# by 1220hagiwa | 2017-06-10 23:20 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 06月 07日

6月7日(水)  ピーターサンド

 アニメーターの皆さんのアニメ愛に依存。低額の給与にとどまっている「ブラック労働」の現場とされる、アニメ業界に関する報告がありました@NHK。前々から耳にしてはいましたが、若手の平均年収が100万円とは。ちょうど昨日、私の実践で「紅の豚」を取り上げた際、宮崎駿さんが引退を撤回し新作を製作する話を共有しました。ついでに、若手アニメーターを契約社員として募集するとのスタジオジブリのお知らせを添付。そこには月給20万円とありました。過酷な現場と聞いてはいましたが、その数字を目にしてやはり、驚きました。学生の反応は、ふうん、でしたけれど。

 他人事ではなし。日本語学校は決して遠くない現状があります。専任、非常勤を問わず、教師のいわば「日本語教育愛」に依存しているかもしれません。国会議員レベルで日本語教育振興法が検討されている現在、多少なりとも教員の待遇改善に何らかの見込みが立つようなら嬉しいです。ただ一方で、少なからぬ教員はだいぶあきらめている節もありますが…。

 那覇空港でよくお世話になるファミマで買った、期間限定?の「復刻 ピーターサンド」。ピーナツバターを挟み込んだ、優しく素朴なおいしさですね。今度またあったら、買おうっと。

 球団記録の12連敗。野球人生でそうそう経験できることじゃありません。ジャイアンツだからこそ注目されるのかな。他球団だったら、ここまでは言われなさそうなものを。選手の皆さんが気の毒。ただ、あまりにアホな、頭の悪いバッティングをすると素人の私でもわかる選手も中にはいて、彼には毎回あきれさせられているのも事実。いずれにせよ、黒星街道もいつか終わりが来ます。プロ野球ファンとして、がんばってと言いたいです。

# by 1220hagiwa | 2017-06-07 23:19 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 06月 05日

6月5日(月)  面目躍如

 那覇で二日間にわたる地理学の実地研修。つまりは自己流の勝手な勉強。墓、御嶽、湧き水、市場、そして戦跡を訪ね歩きました。詳細は記しませんが、ここ数年は走ることを中心に訪ねていた姿勢を一転させ、初心に戻り、当初は観察していた、でもしばらく見過ごしてきた小さな事物を中心にひたすら歩いて、初めて気づいたり、再びチェックしたりしてきました。授業に反映できるものがあったらいいな。

 ひとつあげれば、農連市場。再開発工事が進む中、わずかに一棟だけありました。次回にはもう残っていないかもしれません。今回、行っておいてよかったです。

 忘れてはならないのは、奥武山公園。勝手知ったる快適なオープンスペース。ここを目の前にしたベストなロケーションに宿をとりました。気温のせいもあって短い距離ながら朝晩しっかり走れ、楽しめました。そして何よりも、晴れ男の面目躍如。梅雨時の30~50%の降水確率はどこへやら、まったく雨に降られず過ごしました。次回、また実地研修を継続希望。訪ねるほどに、奥深い街、それが那覇。

 一つ学んだこと。八重山日報は政府寄りで使えないということ。提灯記事の多さ、あきれるようなバランスの著しい欠如に気づきました。そもそも産経系列だからでしょうね。読むなら八重山毎日です。

 どこをどう考えても、例の加計学園問題はアベさんの主導、肝煎りなのですが、いつまでもこんなやりとり、虚しい。アベさんの使う日本語の程度が低いです。スガさんも。そしてこれら一連の政治家たち、だれが信用するに値する人物といえるでしょうか。文科大臣も含め、何ともあきれ果て、恥ずかしいかぎりです。ほかのことで議論してほしいなぁ。省内に同姓同名の人物がいるって、ぷっ。お笑いの答弁。詭弁じゃなくて小学生の言い訳のようです。日本の恥部。学生に伝えるのが恥ずかしいです。

# by 1220hagiwa | 2017-06-05 22:56 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 31日

5月31日(水)  生頼さんを思い出す

 開館の1時間以上前に到着、正門前で30番目くらいに並んで入ったミュシャ展@国立新美術館。壮大なスラブ叙事詩。といっても、スラブ民族の歴史にはまったくの無知で、間違いなく、ろくろく理解していません。自信あり。でも、そんなのはいいのです。物語性の豊かさ、柔らかな色づかい、退屈させない構図に惹きつけれます。

 思ったのは、この構図、人物の姿勢、目の描き方…あれっ、どこかで見たことが…生頼範義さんです。中学生のころから生頼さんの絵が好きでした。数年前には個展を宮崎まで観に行ったほど。画集もあります。その生頼さんのダイナミックで、観る側にストーリーを喚起させる絵は、飽きることがありません。今回目にした、そして二度と見ることがないだろうミュシャの叙事詩やその他諸作品に、生頼氏は影響を受けたのかもしれません。私の素人判断は当たっているでしょうか。 

 1時間後に出てきたときは、まさに、これが長蛇の列というやつか。会場の内外に延々と、延々と…入場待ちでした。数百人、で利くでしょうか。こんなの、初めて。

 一方、「バベルの塔」展@東京都美術館は、とにかく想像力豊か。でも、私にフィットする絵はそんなにありませんでした。そのうち、ボスの「放浪者」は、生頼さんが描いた(確か)『最後の隠者』(小松左京、角川文庫)の下敷きになっていると推察します。

 それにしても、いじめを認定しない教育委員会って、こいつらバカじゃないのか。そう思わずにはいられません。先日の横浜市、今回の取手市。遺された両親、家族がどんな思いをしているでしょう。今さら見解を一転させて謝罪したって、だれが信じられるというのか。亡くなった本人がいちばん気の毒。こんな教育委員会なんて、役立たず。だれを、何を守っているのか。学校か。くだらぬプライドか。いっそなくしてしまえばいいのではないかなぁ。いじめられた経験がある委員を選んでほしいです。自身がいじめをうまくやりすごしてきた、そしてなあなあで進めたがる「いい先生」が委員に就いているのかなと想像します。それと、小中学生に盗撮だの猥褻行為だのする教師たち。アタマおかしいんじゃないのか。クズです。

# by 1220hagiwa | 2017-05-31 23:46 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 29日

5月29日(月)  二戸(にのへ)

 当事者を迎えた授業を含め、性的マイノリティの方に焦点化した全3回の授業が終わりました。次回はJK産業をとっかかりに性被害、性犯罪へと踏み込んでいいきます。マイナーチェンジを繰り返しつつ、今回が4度目の試み…といっても、もう明日に迫ったことなのですが。このトピックも、学生たちには一見遠くて、実は相当近いことのはず。関心はあるけれど、身近でないわけのない、ときに命にかかわることと思いますし、かなり誤解している部分もあるゆえ、ぜひ取り上げたいと考え取り組んでいます。

 歯科通院のために早めに帰宅した今日。第三セクター、いわて銀河鉄道の路線旅をちらっと観ていました。立派な複線を維持。そして二戸駅。新幹線の停車駅で、豪華な駅舎が異彩を放ちます。対照的に駅前には何もありません。店にはシャッターが下りています。そんなものです、とりわけ東北は。盛岡ならいざ知らず、二戸は東北本線だったころのほうが多少はにぎわっていたのではないでしょうか。新幹線効果なんて長い目で見ればほんの一瞬。あとに残るのは何なのか。負の遺産かな。それでも新幹線を欲しがるというのは、地方の方にとってはやむを得ない選択なのかも。東北本線をなくしてでもとにかく新幹線。都会に住む私にはわからない、死活問題。難しい判断。

 ずいぶん年月が経って定着しましたが、第三セクターっていうネーミングはものすごく無責任な言い方ですね。ある意味、体のいい責任転嫁。JR切り離し地方残置路線ですから。

 その番組CMで、例の「スピードラーニング」が宣伝していました。新聞一面広告もひっきりなしです。大変だろうなぁ、広告料の回収のためにたくさん買ってもらわないと、経営も楽ではないはずです。倒産しなければいいのですが。で、そのモデルさんは白人女性。思い出すのは、最近流れているトレーニングだか何だかの、筋肉質の方が出るCMで、最後にどっちらけのギャグっぽいやつです。モデルは黒人男性。そう、お笑いの対象になるのは、黒人それも男性。白人の場合もありますが、黒人のモデルさんでスタイリッシュのままで通すCMは映画のCM以外、見たことがありません。黒人のムキムキの方の場合、お笑いの対象の扱いになる例が少なくない印象があります。

 ちょうど今朝、オーストラリアの先住民アボリジニの方が、依然として社会的に下位に位置しているという記事がありました。白豪主義が撤廃されたとはいえ、現実はそういうもの。翻って日本は。

# by 1220hagiwa | 2017-05-29 23:08 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 27日

5月27日(土)  サービス提供

 年に一度のご奉公。と先日お伝えしていた、所属クラブの練習会を無事、開催。天候に恵まれすぎて暑いほどでしたが、風はさわやか。いかにも初夏というこの陽気は、梅雨に入る前の最後の一瞬だったのかもしれません。他者にサービスを提供し、喜んでもらえるのは、楽しいもの。とはいえ、それがいつもいつもだったら…たとえば勤務校のように…疲れるものです。現実的には。だから、私は本当のプロじゃないと思います。根っからのサービスマンでは、私はありません。しかたがありません。そういう性格なので。

 岩本町の特集@「アド街ック」。今年の春から通勤時に通過している街です。今週末と来週末、「ファミリーバザール」なる、衣料品をはじめとした激安イベントが開かれているそうです。ただ、私の関心外なので訪ねる予定はなし。それでも、通勤路(降車駅)を変えたことでわずかながら見方が広がった気がします。今後も帰途は寄り道する機会を増やしたり、降車・乗車駅をたとえばもう一駅分変えるような試みを続けたいと思います。それでこそ、都心に勤務するメリットととらえます。

 文科省の件について、少なくともNHKの扱いは甘い気がしています。読売新聞にいたっては極小、問題外の扱い。トランプさんをああだこうだいう資格は、読売にはありません。今ライブ中継しているG7でのアベさんの会見は、日本側メディアからの質問はNHKと共同通信からのそれだけ。それも陳腐。他社はなし。対するアベさんの回答も実質的な中身はなく、空虚な文言の繰り返し。政府、与党に都合のいいメディアしか発言を許されていないとすれば、トランプさんとどこが違うのでしょうか。大国を自称する某隣国と変わらないでしょうに。

# by 1220hagiwa | 2017-05-27 23:09 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 26日

5月26日(金)  モノマチ

 御徒町の店が舞台になる@「孤独のグルメ」というので、まだ頑張って起きています。

 御徒町と言えば、私の勤務校を含むエリアで今日から始まったのが「モノマチ」。秋葉原、御徒町、東上野、蔵前、浅草橋にかけての一帯に散在する工芸、デザイン、小物、アクセサリーその他のもろもろの工房など、「作る」ことを生業としている方々がこの3日間は仕事場を開放し、商品販売もしています。私はこの方面に疎いのですが、一応の関心を寄せています。そこで、今日は美術館を訪ねるクラスの学生たち(といってもごく少数ですが)を、その中心ともいえる台東デザイナーズ・ビレッジという建物まで引率しました。もとは小学校だった魅力的なスペースで、各教室をふたつに分け、それらに各デザイナ―さんがスタジオなり工房なりの居場所を確保、陣取っていて、とても面白い構造になっています。この分野が好きな人にはたまらないイベントでしょう。連れて行った学生も興味津々で覗いていました。
 
 こういう機会を設けるのも、私の仕事の一環だと思っています。そして願わくは、このイベントに何らかの形で勤務校が関わっていったり、さらには参加していったりすることを考えていきたいと思います。学生や学校を盛り上げていくために、地元の土地という大きな素材を利用しない手はありません。とはいえ、現実はなかなか難しいでしょうけれど。いつか。

# by 1220hagiwa | 2017-05-26 23:57 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 25日

5月25日(木)  マトモ

 本人の語りというのは、こうも力強いのか。本人だけが知る事実。それは、今日行われた緊急記者会見における前文部次官のことばです。どうやら発言内容は真正のように思われますが、どうなのでしょうか。アベさんも、スガさんも、開き直ったような態度、ひたすら無視に徹した言動、いい加減にしてほしいです。当の文科省をはじめ、ますます政府の信頼性が損なわれる一方。だれのための行政なのでしょうか。例の共謀罪も含め、マトモと言えない対応を繰り返すこんな政府、内閣をもつ我々の現在って、マトモなのでしょうか。隣国についてどうこう言える状況じゃない気がします。ついでに、義家副大臣。ヤンキー先生だった頃が一番マトモだったのではないかな。議員先生になったとたん、ただのつまらん権力すり寄り型の奴に成り下がった印象が強いです。

 会見した前川氏を守らねばなりませんね。それと読売新聞、あまりに低劣な個人攻撃報道。ひどい。

 玉置浩二さんが豪快に歌いあげています@NHK。相変わらずすんごいですね。昨年、シンフォニックコンサートへ行きましたっけ。で、毎週金曜の授業「歌詞の世界」。今期は80年代で、先週は山口百恵さんを初めて使いました。曲はあの引退ソング「さよならの向う側」。歌詞も、歌声も、よかったです。反応も、上々。そうだ、来週は「ワインレッドの心」にしましょうか。いや、アジアで人気だという「行かないで」でしょうか。でも、当時ヒットしませんでした。それに、これはたぶん90年代ですし、歌詞が短すぎ。

 それにしても、藤井4段14歳。当初からの、あの落ち着き払った受け答え。物腰。使う日本語が半端じゃありません。今夜のことばには、「気を引き締めて」だと。こんな14歳、日本のほかのどこを見渡しても見当たらないでしょう。 

 渦中の加計学園というのは、名前が挙がった数カ月前、瞬間的にわかった法人です。受験指導を担当していたころ、岡山県高梁市の系列短大にお邪魔したことがあります。高梁市、とっても田舎ですけれど、いいところです。お城も素敵。岡山理科大のほうは、確か岡山駅の北側にあったはずです。

# by 1220hagiwa | 2017-05-25 23:20 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 23日

5月23日(火)  本人の語り

 懲りずに上智大学の講座に隔週で通っています。今回は、ハンセン病恢復者の方でした。当事者の語りの持つ説得力にうなずかされること、しきり。ただ、あまりに熱が入りすぎて聴き手として若干疲労も覚えました。それでも、やっぱり本人にしか語れないことが次から次へと出てきて、とっても貴重な時間でした。

 かといって、経験主義に私は立脚していません。つまり、経験が第一で、経験していない者が想像で語ったり議論するのは意味がない、あるいは根拠に弱いといった見方に私は必ずしも賛同しません。当事者ではないから言えることもあるからですし、想像力がそれを補うことができるだろうからです。

 先週お招きしたLGBTの当事者の方についても同様。もちろん本人の語りは興味深く、力強くもあります。でも、当事者ではない私にも、いやだからこそ、私なりに工夫してできることがたくさんあります。その証拠、そして結果と言っては何ですが、全3回で取り上げたこのテーマ、最後に学生全員の口から一致して出たのは、大満足、とてもよかった、とのコメント。もちろん、学生あってこその私の実践です。何十度目かの実感です。

 テロ等準備罪、つまりは「共謀罪」が衆議院で可決されたとのこと。私はもちろん反対ですが、それはともかく、例の戦場写真家の方が先日コメントを寄せていて、興味深かったです。実に単純でわかりやすい意見でした。何も深掘り、うがちもせず政府の文言をただ素直に受け止めています。とても表面的なところだけ見て賛成しているこの姿勢には、むしろ清々しささえ感じました。そうか、現場の方はごくシンプルにとらえているのかもなぁと思うと同時に、この方をかわいらしく思ってしまったのでした。

# by 1220hagiwa | 2017-05-23 23:47 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 22日

5月22日(月)  確かに、いる

 発達障害を特集していました@NHK。本当につらく、大変そうです。それに個別性が大。落ち着きがない、注意欠如、多動、だらしないといったものは勤務校の学生にもたまにいます。が、それと知らずつい本人に注意してしまうことがあったと思います。自分から申告してくれるのは、まだいいのですが、本人も気づいていないとか隠しているとかだと対応が難しい場合があります。でも、本人に責任はないんですよね。つくづく、大変だ。ただ、決して知的能力が低いということはありません。私の経験からして。

 逆に言うと、障害を持たない人の脳がいかに都合よく、それが言い過ぎなら上手、適切に情報を峻別しているかがわかるというもの。脳はすごいとみるか、恣意的とみるか、図々しいとみるか。そこで思ったのは、たとえば感覚過敏の方のその感覚、感性を何かに応用できないかなということです。海外での例が紹介されていましたが、日本ではまれなのでしょうか。変な言い方ですが、一般の方よりもずっと鋭敏に情報をとらえたり判別できたりする能力があるのなら、それを何かに利用する、そんな技術が将来的に開発されたらいいのになぁと漠然と思ってしまいました。

 ちなみに、十数人に1人が当事者である可能性があるというのは、偶然でしょうが、LGBTと同じではないですか。でもこの数字、あくまでも医師の診断結果によるもので、実際はもっといるばずだというのも、LGBTと同様。

 カートの公道運転。こんなの早く禁止にしなさいよ、ぐずぐずしてないで。とっとと条例でも何でもいいから禁止にしないと、事故が減るわけがありません。周囲にも迷惑。カートを使う人は、一見どんなにマトモに受け答えしていようと、ゲーム感覚、遊び半分に決まっています。そんなのは火を見るより明らかでしょうに、対策があまりに遅すぎ。

# by 1220hagiwa | 2017-05-22 23:18 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 21日

5月21日(日)  講演、偕楽園、学会

 気づけば5月も下旬、ツツジの季節がまもなく過ぎ去ろうとしています。そうすると、次は梅雨でしょうか。

 そんな週末2日間は、午前:珠算トレーニング-午後:講演会-午前:オリエンテーリング大会-午後:学会という強行スケジュール。学会については予稿で予習していったため、内容の新鮮さに乏しかったこと、そして内容自体がイマイチだなぁという発表もあり、とりあえずは行ったことに意義を感じておこうと思います。学会発表の当たり外れは現場に行かないとなかなかムツカシイ。自分の発表じゃないから言えるわけですけれど、その分参加者としてはお金と時間を費やしているわけですし、こう言ってもよいかと思います。

 夏日の暑さの中、水戸偕楽園を初めて走りました。正確にはその周辺部分ですが、以前から水戸を訪ねるたびに千波湖界隈を走っていて、大会の際はぜひ一度行っておこうと思っていました。数年来の希望。それで、先週突発的に参加を決めたしだいです。昨日午後に講演を聴いたのち特急ときわで夕方に着き、すかさず軽くジョグで足慣らしというハードさはありましたが、行ってよかったと思います。けっこう頑張って走れましたし、満足です。夜は夜でデニーズでしっかり仕事も片づけられましたし。

 講演、と書きましたが、自殺(予防)に関するもので、先駆的なNPOの代表の方のお話をじっくり聴きました。以前から私の実践で取り上げ、学生の関心の高いテーマ。機会があるごとに話をうかがい、頭が更新できるように心がけています。

 あ、忘れていました。金曜の夜は発表でした@学習院大。反応、まずまずでした。

# by 1220hagiwa | 2017-05-21 22:31 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 13日

5月13日(土)  アイドル

 ミニ研修「語りを聴く」、ついに第14回目を数えました。細々と、とっても地味に続いています。今回は、勤務5年の中堅の先生を語り手に迎えました。オリジナリティ豊かな授業の核心、根っこの部分、そして創造性あるマインドに触れることができました。休み時間等でのふだんの会話からはうかがえない、価値ある掘り下げができました。どうして参加者が少ないのか。それが不思議ですし、惜しいです。皆さん、土曜日はご家庭の事情あるいは仕事、その他いろいろあるのでしょう…いや、それにしても、です。もったいないこと、この上なし。

 AKBとか乃木坂とか、アイドルの皆さんが出ていた音楽バラエティ番組をちらっと眺めていました。彼女たちの何人が30年後に残っているでしょうか。気のせいか没個性ふうに見えてしまう皆さんは、おそらく集団でもって初めて価値が生まれる存在。ピンで残る人は皆無かもしれません。でも、本人たちはよくそれを知っているし、そのつもりもないのでしょう。いい悪いではなく、消費されることは承知の上。今の世の中、個性、個性と叫びつつ、アイドルについては結局、集団でしか存在できないよう。アイドルは時代を映します。

 それに比べ、先日も聴いていましたが、宇多田ヒカルさんはすごいなぁ。やっぱりもっと聴きたい気にさせるアーチストです。

 アイドルといえば、AKBとかの例の音楽プロデューサーA氏。欅坂のナチス衣装にしても、この前の「きりたんぽ」の顛末を見ても、彼の認識はかなり甘いし、薄いように思えます。なのに突っ込まないメディアは、彼なしでは生きられない、彼に支配されているということでしょうか。東京オリンピックに関わるのでしたっけか。とすれば、よほど周りが注意しないと、またとんでもないことをやらかすのではと心配です。

# by 1220hagiwa | 2017-05-13 23:40 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 12日

5月12日(金)  いつもそばに

 歌詞の授業。今期は80年代シリーズ。初めてH2O「思い出がいっぱい」を取り上げました。反応、よかったです。スローなメロディーと伸びやかで明瞭な発声。わかりやすい歌詞。対照的に難解なのが、今日のもう一曲、薬師丸ひろ子さん「探偵物語」でした。この歌詞、実はよく読めば読むほどわからなくなるようです。でも素敵。松本隆さんの世界、爆発。トータルでは好きなのですが、日本人にもハイレベル。ましてや留学生をや。

 数の上ではタツロー氏の数倍、聴きに行っている陽水氏のライブ@昭和女子大人見記念講堂。今回はアレンジが従来と全く違い、ビートを利かせ、ガツンとぶつけてきました。おかげで新鮮、まったく飽きる時間なし。

 ディスコグラフィーをたどると、81年の「あやしい夜を待って」が私の本格的な陽水氏デビュー。以降、新作と旧作を確実にモノにしてきました。そしてかれこれ35年。そのデビューとほぼ同時期、「ロンバケ」を契機に大滝氏ならびにナイアガラ系列に急接近。他のアーチストに寄り道したり、近年あらためてタツロー氏にハマるなど、陽水氏とは少し距離を置いたような時期もありますが、何だかんだ言って陽水氏の歌が常に私の軸を作ってきたと思います。そう、最後はもどってきくるのでした。その唯一無二、独自、独走する、時に異形の詞の世界。それらが私の音楽性、マインドのある部分を形作ったと言っても過言ではありません。いちファンとしても、感謝に堪えません。

 今回の声量、後半のほうがよかったです。何といっても、オーラスに「傘がない」の迫力満点の熱唱を持ってきたのには、おそらく私のみならずファン一同、驚いたはずです。格好いい68歳。

# by 1220hagiwa | 2017-05-12 23:50 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 11日

5月11日(木)  旗

 実践でLGBTを扱っていて、お国柄が出るな、とつくづく思います。中国の学生は、知らない、聴いたことがない、あるいは嫌いだ、と良くも悪くもはっきり意見を表明する人がいます。一方で、先日のレインボーパレードに参加したイタリアの学生もいれば、そうした友人、知人に囲まれ、親戚もいるというアメリカの学生、厳しくて大変な社会だというマレーシアの学生、みんな隠れていますというロシアの学生、その他その他。例年以上に国籍が多様なので、授業をしていて興味深いです。来週迎えるゲストとのやりとりが楽しみです。

 サッカーの試合で旭日旗が掲げられた件が話題。差別の意図はなかったとする当事者に、チーム側もリーグ側も同調しています。あげくは政府(官房長官)まで。いいんですかね、これで。世界からバカにされますよ。もちろん日常生活や船のような仕事で利用するのなら、いいのでしょう。でも、韓国との試合で使ったら確信犯以外の何物でもないでしょうに。そもそも差別は、された側がそう感じたら差別のはず。確かに、韓国側の過剰反応だとする見方もわかる気がします。でも、それはそれで別の話。そもそも旗を使わなければ済むだけのこと。先日の外国人選手に対する「臭い」発言の中途半端な幕引きと合わせ、イメージアップに努めるJリーグに巣くう、根深いダークな部分を知った気がします。とにかく、繰り返される暴言。このあたり、本当のグローバル化を日本サッカーはしていないのでしょう。実力は上がっているのかもしれませんが、マインドは後進国。発展途上国とも言い難い。

 まあ、サッカーはどうしても熱くなりますから、選手も、そうしたファン(ファンと言っていいのかも怪しい)の血もたぎるのでしょうけれど、私はそういうところが、サッカーが好きになれない理由の一つ。これは、いじめに対する認識と同じです。今回の日本側の言い分は、いじめに対する大人たちの本質を映し出しているかのよう。すなわち、いじめられた側の立場に立っていない、想像力を持ち合わせていないということです。

 よくわからないのが、最近しきりに見聞きする、「殺意はなかった」という容疑者の発言。なんだそりゃ。殺意がなくて刃物を用意するかっていうの。まったく意味不明です。そんな容疑者に殺された方も気の毒です。

 そういえば、レインボーカラーの旗こそありませんが、そのデザインのシールは部屋にあります。

# by 1220hagiwa | 2017-05-11 23:54 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 10日

5月10日(水)  クール

 場所柄もあってか、コスプレに近い服装で登校する学生がいます。それ系のカフェでアルバイトしている学生もいます。それはOK。いずれお店に行ってもてなしてもらおうと思っています。

 そこで思うのは、よく言われる「クール・ジャパン」。国家レベルで声高にアピールを始めたタイミングの遅さ加減は論外として、私はずうっと違和感をぬぐえないままです。自分たちをクールとのたまうっていうのは、どうなんでしょうか。他者から評された言葉をそっくり利用しているわけで、本末転倒。自分の文化が格好いい? そんな自己満足、自我肥大、自己賞賛の姿勢は気持ちが悪いです。「おもてなし」も同様。まるでおもてなし(確かに素晴らしいのはわかるけど)を押しつけているかのよう。本当は声高に叫ばないのが、おもてなしの本質ではないでしょうか。オリンピック招致の際にしきりに使われて以降、もうすっかり擦り切れた、賞味期限切れの過去の言葉、いわば流行語を飽かずに使っているようにも感じられます。

 もう一つ。クールとされているのは日本文化の一側面に過ぎないのでしょうが、それがいかにも規範的でゆるぎないもののように扱われることに、どこか狭量な精神性、対象の矮小化を感じます。たとえば、クールと見なされないものに価値がないとか、ネガティブな評価が与えられるとか。ですから、そのものずばりの「クール・ジャパン」という雑誌? は、ものすごく妙で、奇怪。よくもあそこまでてんこ盛りに日本を自画自賛できるなんて、驚愕を越えて不気味。やめてくれ。

 それなら、と書かせてもらうと、勤務校はとてもクールですよ。世界中の学生が仲良く並んで勉強し合っているのですから。日本語を介在させて。

# by 1220hagiwa | 2017-05-10 22:44 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 09日

5月9日(火)  似ている

 反応、良好。10もの多国籍の学生が集うクラスで、LGBTを取り上げました。コメントシートの内容が前向きで、実にいい。日本語レベルは関係なし。母国での経験は、日本語力とはかかわりありませんから。

 韓国の新大統領、似ています。勤務校の教員養成研究所の所長に。髪型と雰囲気が。

 選挙結果を伝える、23時過ぎのNHKニュース。よく見ているのですが、その女性キャスター、似ています。同僚の女性講師に。顔ではなく、雰囲気が。切れるな、という雰囲気を自然に漂わせます。英語に堪能な方に多いのでしょうか、母音の発声に若干の癖はありますが、語り口が滑らかで、特に海外の政治経済関係には強みを発揮し、これまでの実績に基づいた自信がうかがえます。

 ただ、髪が重く見えます。髪の量が多いのはいいのですが、時折顔にかかっていることも相まって、鬱陶しいなと思ってしまう日もあり。中途半端に伸ばしていないで、すっきり切ればいいのに、見るたび思います。

 ちなみに例の慰安婦像ですが、まったくのフィクション。確かにいくら日本政府がああだこうだ言おうと、強制連行は事実と言えるのでしょう。けれど、像に関してはウソ。失礼ながらそもそもあんな幼い少女じゃないし、裸足でもない。つまり捏造。それを事実として固定化し、既成事実化する役割を像が狙い、見事にそれを果たしていることは残念ながら明らかです、ですが、これは結果的に双方を不幸せにしている気もします。決して賢くはないです。

# by 1220hagiwa | 2017-05-09 23:44 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 08日

5月8日(月)  新聞とダンス

 「名前の日本語」そこそこに盛り上がっています。「日本人の名前」ではありません。だから、いろいろな名前を俎上に乗せます。ワンコもニャンコも、社名も商品名も。で、授業では例年新聞のテレビ欄を利用しているのですが、年々苦しくなります。なぜなら、日本人の名前の表記がこの欄で極端に少なくなっているためです。原因ははっきり。ドラマがほとんどないので、俳優さんの名が載らないから。今日(月曜日)でいえば、ドラマは1本のみ。つまり、どこを見渡してもバラエティばっかりで、騒がしいタイトルのオンパレード。人名が入り込む隙がありません。決して好ましい現状ではありません。バラエティ番組自体がどうこうでなく、番組の中身のバランスがテレビ界全体で異様に崩れていると感じます。

 それにしても、まったく意味が通じませんね、アベさんの言うことは。詭弁ないしは論理の破綻(本人がそう認識できない以上、虚しい)。2020年までに改憲(オリンピックと関係なし)だとか教育無償化(憲法と関係なし)だとか、何を言ってるのかなぁ。ついには「読売新聞を読め」とほざく始末。これって、メディアの私物化? だいいち国会は何のためにあるのでしょうか。議論しなさいよ。それに、自民党総裁と首相を使い分けるとは、まさに二枚舌の典型。もっと誠実に(彼には通じないだろうけど)国民に向き合ってほしいもの。

 韓国の大統領選。日本の政界もおかしなところですが、あちらも、もしかしたらだれがやっても大して変わらないような気もします。大統領の座についた途端、また虚しい、悲しい歴史を繰り返すのでしょうか。ただ、やっぱり見るたびに笑えるのが、ダンス。応援で踊ってどうするのかな。まるでコメディー。まじめな顔でコメントするキャスターの皆さんも、内心では笑っていたりするのかも。

# by 1220hagiwa | 2017-05-08 22:36 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 06日

5月6日(土)  どの国、どの候補

 仕事柄、あるいは立場上、韓国の大統領選に注目です。だれが当選しても、日本との関係改善に貢献してほしいです。韓国の留学生も皆そう思っています。フランスにも注目。ただどの国のどの候補にせよ、口にしたこと、公約なんてしょせん守れるはずもないのに、それを信じる純粋、純朴な国民が少なくないように見えるのは、どの国も同じ。人は信じたがる、熱狂したがるのかな。そのあたり、留学生は比較的フェアーでまっとうな見方をしている人が多いように感じます。留学生へのひいき目?でしょうか。ついでに書けば、ダンスで応援する大統領選って意味がわかりません。日本のそれだったら、完璧にバカにします。

 口から先に生まれた小心者のトランプさん。ビジネスマンのままでいればよかったものを、惜しいです。かたや日本はどうでしょう。いつぞやは小泉さん、今なら良くも悪くも小池さんも似た立ち位置でしょうか。よく話を聞くと、小池さんも結構危うい方。ただ小池さんは違いますが、他の方のように相手を非難してこき下ろす程度なら、少なくとも論戦の名に値せず、小学生のほうがマトモ。もっともらしいことをのたまうヘイトスピーチも然り。ついでに、相手の問いに答えようとしない我が首相も、議論の手法?とはいえ、根は近い気がします。

 沖ノ島の世界遺産登録の件。かねがね疑問なのは、どうして猫も杓子も世界遺産を目指すのかということ。そんなにお墨付きがほしいのかな。メリットは? そもそも「神の島」なら、そっとしておけばいいのになあ。数年前、出光美術館だったかで観た特別展を思い出します。あれはよかった。ちなみに、女人禁制というのはユネスコの目指す社会課題の解決への障害、つまり矛盾しないんでしょうか。不思議。 

 春爛漫、ほとんど夏のよう。けれど、植物は生命の歴史上、人間よりずうっと先輩。人間が滅びた後も生き残っていくことに間違いはなく、リスペクトせずにはいられません。部屋の前に咲き誇るツツジの群落を見ると、そう思ってしまいます。ただ圧倒されます。強いです、花々、木々。

# by 1220hagiwa | 2017-05-06 22:36 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 04日

5月4日(木)  竹林を渡る風

 仕事のことは、日曜日まで考えません。で、ミニストップにお世話になっている、GW前半2日間。100円セールのものではなく、店内で作っている150円のおにぎりが美味しいです。

 それは、地元、横浜市青葉区から川崎市麻生区にかけての里山、ならびに市街地を集中的に歩いていたから。地図作成のための調査です。先日の日曜日も合わせれば3日間で30数キロ、不整地を行ったり来たり、上ったり下ったりを繰り返しました。様々な顔を見せる水系、幾筋もの尾根道、竹林を渡る風。あるいは踏み跡のない小径、琴平をはじめとする由緒正しいな神社、さらには数々の石仏や祠その他、発見がまさに山のよう。エリアの中心には桐蔭学園があります。近隣に住まって30年にもかかわらず、敷地に最接近した(もちろん(本来は)中には入れません)のは今回が初めて。なるほど、こんなに建物が充実しているのだなぁ…と驚かされました。本当は、社会人講座にフィットするものがあれば参加したいなといつも思っているのですが。

 明日は明日で、世田谷を走ります。帰りに、今日残したエリアを調査します。こういうところは、まじめです。ほかはそうでもないのですけれど。

# by 1220hagiwa | 2017-05-04 23:55 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 05月 02日

5月2日(火)  来週はアドバイジング

 この欄で、自律的な時間を学生に持ってもらう工夫を始めている…と書きました。もともとの発想は多読の時間にあります。数年来担当していて、私が何も言わないうちから各自がカバンから本を取り出し、あるいは棚から選び取り、黙々と読んでいる姿を見守り続けています。もちろん時には、あれっ、どうなの、という学生もいますが、概ねまじめに取り組みます。つい先立っても、一見すると教師が何もしない(というと誤解されるのですが)ように見えるこの授業を見学にいらっしゃった大学の先生方がいますけれど、学生の真剣な姿にとても驚かれていました。つまりは、環境整備をいかにするかがポイントの一つで、私なりにそこに配慮しています。あ、ちなみに私が執筆に参加している本もあるので、ご覧ください。

 そんなこともあって、じゃあ、自律的な時間をさらに設定できたら…と思っていたところに、今日手にした言語政策学会の学会誌に、言語学習アドバイジング(という役割)に関する小論が載っていました。賛成です。以前も別の先生がどこかでアドバイジングについて書かれていて、そうそう、それが究極の授業の一例だよね、私ができたらいいのにな、と思っていたのです。

 さて、来週から正式に始まる、私が用意する時間。今の感触では、学生たちは自分の課題を比較的具体的にとらえていて、思いのほか乗り気の様子。期待半分、不安半分。私なりにアドバイジングの姿勢を探りつつ、いずれにせよ、またまた小さくも新しい、一部からは否定的にとらえられそうな取り組みが始まろうとしています。いかにも私らしいと言えば、私らしい。

 補足すれば、アドバイスとアドバイジングは、その意図するものが違います。

# by 1220hagiwa | 2017-05-02 23:30 | 本 編 2017 | Comments(0)