2017年 02月 27日

2月27日(月)  交尾ばんざい

 梅があちこちでにぎやかな季節です。そんな中、上野のパンダ、その交尾の写真がメディアでずいぶんと流れています。キイキイ鳴きながら近寄るのはかわいいとはいえ、つまりは交尾サインでしょうか。思い切り後ろからのしかかろうとしている場面で、すごいですねぇ。バンダなら許されるんです。せっかくここまであけすけに行為を披露した/されたのですから、産まれてほしいものです。

 この一年間、上級クラスのテキストとして、学生が持ってきた素材を編集しています。今期はその中に心理学の解説本を利用した部分があります。今日はたまたま男性と女性の心理に関して、特にセックスをメインに、またジェンダーを併せて扱いました。恥ずかしそうなところは私が音読。同時に結婚と離婚についても心理学的な解説があり、2時間、大いに盛り上がりました。

 せめてもの体力維持の一環として、朝、水天宮前駅から学校まで歩いてみました。ほぼ30分。面白いのは、7年ほど前に一度だけ目にした(渡ってはいない)三叉路を瞬間的に察知できたこと。我ながらその感覚、記憶にすごいと思いました。においがしたのです。時間的余裕さえあれば、行きも帰りもこういうルートを通勤路の選択肢に入れていきたいと思っています。

 福島からの避難者に、いじめなんてするんじゃねえ。くだらねえぞ、ガキども。先生も先生だろう。しっかり守ってあげなよ。そもそも、そんなガキたちの親が悪いんだろうけど、先生も頼むよ。

# by 1220hagiwa | 2017-02-27 22:33 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 02月 26日

2月26日(日)  ないアタマ

 多様性をどう許容するか、寛容になれるかといういい例に接しました。カフェで学生が提出してきたシートをチェックしていたら、南アジア系と思しき言葉と英語を交え男女が6人集い、にぎやかに話し始めました。国民性を考えれば、にぎやかになるのは当然。仲間が顔を合わせれば、自然にそうなるはずです。でも、もともとが賑やかな皆さん、けっこう陽気で熱心すぎです。仮に仕事中、勉強中の人が周囲に少なからずいるとしても、ここはカフェですから許容。でも、立ち去った後の床が汚れています。そういうことを続けていると、気の毒ですが、嫌われてしまいかねません。おそらく日本に定住するつもりはないのかな。もし本気で暮らすつもりなら、せめて立ち止まって考えることが、知恵であり知性だと思います。仕事や勉強ができる、できないと関係はありません。

 私が海外に行っても国内のどこへ行っても、ないアタマを少なからず使います。足りないことはままありますけれど、それでも私は日本人なんだなぁと思うのです。よくも悪くも。

 お世話になっている不動産屋さんと話をしていて、つくづく気遣いの仕事だと知ります。部屋の借り手の心がすっかり変わってきていて、対応に苦慮することが珍しくないとのこと。すべて日本人の場合です。ひと昔前ならお互いさま、まぁまぁ…と折り合えた案件が、一つ間違うと平気で裁判沙汰にしようとする。年末年始も気が気でなくて、心からは休めないとのこと。おまけに、生活保護を頼りになんだかんだ理屈をつけて働かない人が、世代を問わず増えて長期的には望ましくない方向に向かっているといいます。そもそも市の担当者による保護の認定がいい加減だともこぼしていました。私個人でも、ひとり親家庭を始め、世間で本当に必要な家庭にお金が行き渡っていないと感じます。

 働けるうちは働かないと、と思います。ラクしてお金もらってダラダラするなんて、人間として低レベル。いったんそうなると、マトモに働ける心身に戻ることは一生難しいと十分想像できます。

# by 1220hagiwa | 2017-02-26 22:27 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 02月 25日

2月25日(土)  葉子先生

 炸裂、葉子先生の悪魔ぶり。コワすぎます。田中麗奈さんが美しいだけに、よけいにコワさ、残忍さが引き立ちます。ただ、その葉子先生をどこか擁護したくなる…なんてのは、いけないでしょうか。深夜ドラマ「真昼の悪魔」、次回も観逃がせません。

 自分にがっかり。ハーフの大会に出走したのですが、やっぱりトレ不足。8キロ地点で棄権しました。初めてのことです。今が「底」でしょうか。確かに歩けば完走できました。でも、走っていてもつらさが先にきて、ちっとも楽しめません。仕事や勉強にかまけて?いないで、体重を落とすだけでなくも、並行してちゃんと体力をつけないといけません。現状を嘆いた結果、来月のロゲイニング@みなとみらいはキャンセルすることにしました。もう少し復活しないと、いざ出走しても情けない結果しか出ないので。

 まもなく3.11を迎えます。私は自分の実践で毎回取り上げています(震災だけですが)。でも、そういう個のレベルにとどまらず、学校全体で共通して何か扱えるのが理想です。たとえばほんの1時間でいい。読解でも視聴解でも、あるいは文作りでも。各クラス、レベルに合わせて何がしか取り上げてみる、そんな気概はないのかなと思います。あまりに目の前のことばかり取り上げすぎていないでしょうか。実につまらないことです。せっかく日本にいるのだからこそ取り上げる価値のあるトピック、その最たる例が3.11ではないだろうか。そう強く思います。当然、原発もいい。それを正面から取り上げられる人は、どれだけいるのでしょう。私はいずれ必ず取り上げるつもりです。お定まりのきれいごとでなあなあに済ませず、日本だからできるトピックをせずに、いったい何のための留学生受け入れなのかなぁ。

# by 1220hagiwa | 2017-02-25 23:21 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 02月 24日

2月24日(金)  北風ぴゅうぴゅう

 「魔女の宅急便」。授業のために、今回初めて、シーンを行ったり来たりを繰り返しつつ、かなりしっかり観ました。つくづく、よきできた作品だと感服、感銘。画像も繊細で、文句なく美しい。これが30年前の作品、学生が生まれる前のものということで、みんな驚きと賞賛しかないようでした。

 肝心の授業内容ですが、東西における魔女の起源、キリスト教との関連、登場人物の思考や作品での役割、要所要所の意味、さらにはシャレの解説、他作品との共通などなど、私なりに(関係書籍の中身の引用なのに、知ったかぶりして)話しました。次回からは「ハウル」。難関です。さて、どうなるでしょう。

 日帰り旅行@日光江戸村。寒いだけならともかく、北風ぴゅうぴゅう。こんなの初めて。とにかく、ひたすら、寒かった…。たいした舞台、催しがないのはわかっていたので、まぁよしとします。最後に見た馬が、かわいかった…。それより、その前に訪ねた食べ放題のイチゴが美味。学生も満足してくれた様子。さすが、とちおとめの本場。日本のイチゴは世界一かもしれません。学生たちは異口同音にそう言っていました。

# by 1220hagiwa | 2017-02-24 23:38 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 02月 22日

2月22日(水)  基本はミーハー

 にゃんにゃんにゃん。だから猫の日なのですけれど、学生には難しい日本語感覚。違和感を覚えているうちは、日本人の感性とは依然として一線を画していると考えられます。それは決して悪いことでありません。日本語に限らず、違和感を抱きながらも自然に受け入れられる、そんな感性こそがすなわち言語的な柔軟性に通じるのかなと思います。

 東では伊集院静さん、西では穂村弘さん、という最近。ミーハーなので、チャンスさえあればサイン会に並ばずにはいられない私。人見知りで、自分の順番が来てもそうそう軽々しく声をかけられません。伊集院さんは豪快な方。あけすけな語りで声も太く大きく、私とは180度違う人種です。いつも銀座あたりのしっとり系の女性をはじめ、先日はバーテンダーの方も並びました。知り合いは相当な数にのぼります。かたや穂村さんは存外声が高く、朗らかな感じ。女性ファンが多めです。ごつい体に似合わず繊細な筆遣いで達筆な伊集院さんとは異なり、穂村さんは楽し気で飛び跳ねている、大きめの字をしたためます。私とは似ても似つかない筆跡。

 ただいつも思うのは、出版関係の方がけっこうな割合でいること。私のような内気な素人の読者からすると、親し気に言葉を交わすこうした面々を、決して好ましく思っていません。特に今回は伊集院さんだっただけに、半端ない数の関係者が控えていました。たじろぎます。こうした対応や雰囲気は、会場の環境を含め、開催する書店側の姿勢に少なからず左右されます。それでも、私は勇気を振り絞ってイベントに参加していくつもりです。基本はミーハーですから。

 えっ、にんにんにん、で忍者の日なのですか、甲賀市では。

# by 1220hagiwa | 2017-02-22 23:22 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 02月 19日

2月19日(日)  leading innovation

 キムタクのドラマを見ていたら、leading innovation…とコピーを流しています、東芝。わかりませんが、原発事業って儲からないんでしょうか。自称リーディングなんですから、頑張ってください。世界の東芝なのでしょ。ちなみに、ドラマでは世界的な脳外科医、天野篤先生が監修しているのですね。俳優としてのキムタクを批判する(つまり、下手だと言う)人はいますけれど、私は結構好きです。

 午前中は日産スタジアムを起点にロゲイニングを楽しみ、ほどほどに切り上げた後はシンポジウム@聖心女子大へ飛んでいきました。初級文法の学習項目にかねがね疑問を抱いていて、同僚にちらっと呟いてはいました。ただ、ホントに少しだけ。でも、今回のように大きく取り上げられると、もっと大きな声を出していいのだなという気にさせられました。もう少し本気で検討してみたいです。だって、学習者のためでもあり、それは結局は教師の、そして学校のためにもなります。きっと今日の聴衆の多くはそう思っていて、今ごろ意見があちこちで交わされているのではないでしょうか。日本語教育だって、leading innovation があってしかるべき。手前味噌ですが、私もその末席に…座してもよろしいでしょうか。

 それはいいとして、走って、学んで、カフェであれこれ妄想いや検討して。何だかバタバタしています。せっかくの休日、ろくろく落ち着きません。まさに貧乏(アタマの中身、知識がまだ乏しいという意味で)暇なし、です。

 稀勢の里関が頻繁にメディアで取り上げられています。一見不愛想でも、人間的には信頼できそうで好きですし、応援します。でも、今頃なんですが、やっぱり横綱昇進は解せません。14日目に決定って、どういうこと? せめてもうひと場所待つでしょうに。年間勝ち星が最多だからって、完璧な後づけの理由。仮に外国人力士だったら横綱になっていなかったはず。所詮、そんな世界。日本人にがんばってほしいという気持ちは、とてもわかります。でも外国人力士に活躍してほしくなかったら、そもそも受け入れなければいい。外国人は、添え物。角界を盛り上げるための道具にすぎません。それが明らかになったのが今回の一件、気持ちの悪い盛り上がり方、そしてメディア側の盛り上げ方だと思います。

# by 1220hagiwa | 2017-02-19 22:22 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 02月 18日

2月18日(土)  松本さんと斉藤さん

 作詞家・松本隆さんと斉藤由貴さんの対談@Eテレ。興味津々です。すでにレジェンドの域に達した松本さんについては、ちょうど今手にしている日本のミュージックシーンの本で触れていることもあって、はっぴいえんどを聴かねばとの強迫観念がますます強まります。でも、今はCDを一枚聴き通す余裕がちょっと…。実は、そもそも私は高校で初めてその存在を知って以来、はっぴいえんどを(LPで)レンタルしただけで、恥ずかしながら今もってしっかり聴けていないのです。完璧な勉強不足、リスナー経験不足。そんな初心者マークの私ですけれど、来週の対談・後編にも期待しています。

 優生思想、パーソン論を軸に、月イチの研修で意見交換してきました。未熟な人間なりに私は少しずつでも知見や思考を深めようとしています。だって、実践授業を開講している立場上、あまりに知らないと学生に顔向けできないですし、100入れてせいぜい10出せるかという私にとっては、これでもぎりぎりの努力なのです。

 頻発するいじめ事件について、事件自体もさることながら、大人側の対応の酷さも取り上げられています。おかしくないですか、教育委員にせよ教育長にせよ校長にせよ。アンタら本当に子供のことを考えているのかな、と。本来、若い世代を諭し、戒めるべき立場の60代、70代といった方々が、こんなろくでもない対応をするとは、開いた口がふさがりません。無様。

 ヘイト発言をそうと認識できない大阪の小学校の副校長も同様。そんな輩は、教育と名のつくことを決してしてはならないし、学校を経営するなんて言語道断です。撤回するような言葉なら、最初から吐くべきではないでしょう。こんなに安易な言動を起こせる雰囲気、タガの外れた緩んだムードといったものが、現代日本には蔓延しているのではないかと私は懸念しています。まさかAbeさんが首相でいる限り、何を言っても許されるとでも思っているのでしょうか。

# by 1220hagiwa | 2017-02-18 23:05 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 02月 17日

2月17日(金)  ヒルズ to ミッドタウン

 今週分の疲労が蓄積していたので、入場の列ができていたマリー・アントワネット展@六本木ヒルズには、学生を引率しただけで、入る気力なし。会期末が迫り、混雑。大部分が女性客のようでした。学生の入場させ、かわりに向かったのは青山ブックセンター。六本木を訪れるたびに寄り、ついつい買ってしまう店です。先日の品川の書店と同じ。品ぞろえはまったく別ですが、ここも見せ方がいい。その足で向かったのはミッドタウンのいつものカフェ。さっそく本を開きました。ようやくリラックス。

 学校の見せ方、そして教師、あるいは授業も同じでしょう。まだまだ発展途上。だから、機会があれば、隙あらば、そして体力があれば、とにかく外へ行きます。おそらく明日も。

 犯罪被害の関係者の方をお迎えした、例の実践「生と死」。毎年この時期においでいただいています。今回も多くの感銘を学生に、そして私に与えました。本当に、感謝してもしきれません。そして、この時間が学生たちのライフの質の向上に少しでも役立つことを願います。

 外国人労働者が100万人を超えたとか@NHK-BSの特集。そこには21万人の留学生が含まれているとされ、ここでいう留学生は日本語学校の学生を指すとのことでした。それほどに重要な労働力。私がお世話になっているアマゾンの配送も彼らが担っているはずです。感謝。

 ところで、21万という数字に大学学部の学生は入らないらしく、すでにここで曖昧、不正確な「事実」説明。そのあとの現場の声、学生インタビュー、日本語学校教師の話は、数週間前に流れたものとまったく同じ映像。解説も、ごく平凡な、なぁんだという程度の掘り下げ。新味なし。NHKの取材力も、番組あるいは記者によってはたかが知れているんだなと思うのは今回に限らず、例えば「クローズアップ現代+(プラス)」も同様です。4月の番組改編で取材力が上がるなんてことは…無理ですね。基本は良心的な番組も多いだけに、期待したいところです。

 それはさておき、トランプさん。消去法で投票せざるを得なかった有権者もいると思いますし、中身の良し悪しは別に、行動力はすごい。それにしても、お里が知れる、は古いか、とにかく歴代大統領で突出して品がなさすぎ。素人の私が聞いてもわかるほど語彙が貧弱で、乱暴かつ下品な物言いが炸裂。著名人のスピーチを素材にする英語教材の出版社は、さぞかし頭を抱えていることでしょう。

# by 1220hagiwa | 2017-02-17 23:28 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 02月 15日

2月15日(水)  錯綜

 私なりにバタバタしていて、頭の中が錯綜。必ずしもマトモだとは思わないのですが、それにしても何だか落ち着かない昨今の日本、あるいは世界。2017年って、こんな一年が続くのでしょうか。

 宗教団体に出家だの芸能界引退だのと騒がれている若いタレントさんがいます。私はどうでもいいですし、格好の芸能ネタを提供してくれていますが、本人はいたって真剣かつ深刻でしょう。情報が錯綜していて、傍観する限りは失礼ながら愉しく、完全な他人事。でも、芸能界ってそんな部分もあるのだろう、という実情も垣間見えてきます。たとえば本人の意思に反する水着グラビア撮影なんてのは、目下問題視されているAV出演の強要とどこか通じている気がします。そうした契約に関する事務所の対応は、実際のところはどうあれ少なからず芸能界のダークな部分を示しているかのよう。と同時に、清廉をうたう宗教団体のどろどろした側面がうかがえる気もします。そんなもんですよね。果てしなく、なんちゃって守護霊が登場する教団ですから。

 映画ばりの金氏の殺害にまつわる情報も錯綜。犯人の動向をはじめ、相当に自由、めちゃくちゃと言えばめちゃくちゃな情報が飛び交っていて、当事者国の報道はいい加減極まりなし。

 そんな今日は、学生が「ニセの文章」と題するプレゼンをしました。ポスト真実、あるいはファクトチェックといった語彙がもてはやされるように、真実とは何かがますます問われる時代。大国の大統領が堂々と「もう一つの事実」をのたまうおそるべき時代が到来しているからこそ、責任ある大人はきちんとした言動をとらねばならないのでしょう。おそれながら、私にもその一翼を担う義務があるはず。学生にいい加減な言葉はかけられませんし、見せられません。日本人の一人としても。責任あるなぁ。

# by 1220hagiwa | 2017-02-15 23:45 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 02月 13日

2月13日  金菱 清(ゼミナール)編 『呼び覚まされる 霊性の震災学』 新曜社

 東北学院大学のゼミ生の皆さんによる、被災された方への聞き書きに基づいた報告集です。いずれも貴重な記録。語りあるいは記憶という側面からも、死者への接し方、悼み方という側面からも興味深い内容です。

 被災地でしばしばタクシードライバーが出遭うという「幽霊現象」をはじめ、死者とともに生きる被災者の皆さんの強さ、心象を描き、震災からの復興には「霊性」に基づく死生観が求められているとします。

 皆さんの語り、思いには共感できる部分があります。ただ一点だけ、ゼミ生の文章を編集したためか、「ご遺体」「遺体」という表記が混在したり、こなれていない文章がずいぶん目についたりするのが惜しいです。でも、それを越えてなお意義深い本です。

 まもなく6年目。初読は昨年でした。再読に値すると思います。

# by 1220hagiwa | 2017-02-13 23:09 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 02月 12日

2月12日  鴻池朋子 『どうぶつのことば』 羽鳥書店

 新潟で個展に偶然出くわしました。存じ上げなかった現代芸術作家です。でも、動物の皮を用いたパワフルで生々しい造形作品に目を瞠ります。痛切なメッセージを受け止めるキャパは私にありませんでした。しかし、気になる言葉が会場にちりばめられていました。そこで、売店でこの著作を手に取り確認し、買うことにしました。ちょっと高かったですが。

 たとえば、「日本語というマイノリティに生まれてよかった」「言語は呪縛です」のように、言語への考察が明快に示されていて、私に届きました。買った直後、ホテルに戻るなり読み始め、その夜は12時近くまでテレビもつけずに気になるところを拾い読み。著者が市井の人々の語りに向き合い、アートと言葉の間で苦闘している様子がうかがえて、感動さえ覚え、共感もしました。そんな私の心の動き、流れはもちろん、旅先の高揚感も作用してのことだと思います。旅先だから出会えた本の典型ともいえるでしょう。

 分厚いゆえ、とうてい読み通せません。それでいいと思います。

# by 1220hagiwa | 2017-02-12 22:46 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 02月 12日

2月12日(日)  就活のり弁当

 「就活のり弁当」。スーツを着た学生が言いました。いや、そう聞こえました。よくよく聞くと、「就活のイベント」だそう。それに参加するためにスーツを着ていると。う~む。伝えてあげたほうがいいのでしょう。もう少しゆっくり口を開くといいと。私も滑舌は悪いのですが。

 谷口ジローさんが亡くなりました。ただ、ショックです。『孤独のグルメ』より、『犬を飼う』『ブランカ』をはじめとする動物もの、『父の暦』をはじめとする家族ものが心に残ります。そして6年前の『ふらり。』。ささっと描いてくださったイラスト付きサイン本は手元で大切にしています。名作を世に送り出してくださいました。谷口さんに出会って、何かが広がった気がします。ありがとうございます。未入手の作品を、朝イチで発注しました。

 葉子先生、コワすぎ。そんじょそこらのミステリ番組なんて、屁の屁。それは土曜深夜の連ドラ「真昼の悪魔」。田中麗奈さんがクールな超美人なので、ますますコワいのなんのって。震えます。こりゃ今年の問題作だと、私は決め込んでいます。さすが遠藤周作氏。ホラーもたくさん書いていますし、この作品も神、信仰、そして人を、悪を、徹底的に描きます。

 浅野忠信くん、連ドラでキムタクと共演してます。貫禄だ。いい齢になったなぁ。あんなにアタフタする役も珍しいのでは。浅野くんは「青春デンデケデケデケ」以来、気になっている人。例の「沈黙」にも出ていませんでしたっけ。観なければ。

# by 1220hagiwa | 2017-02-12 21:55 | Comments(0)
2017年 02月 11日

2月11日  小山薫堂 『明日は心でできている』 PHP文庫

 うっかり視界に入ってしまったのが運の尽き。お気に入りの書店、ペーパーウォール@品川駅の店内を徘徊している間の出来事でした。敬愛する小山さんの本なら、と迷わずレジへ。

 メッセージ集で、帰りの電車で一気読み。それでいいのでしょう。ありがたい言葉、ヒント、いっぱい。口述筆記でも、いいんです。いい本ですから、また近いうちに、気になったときに、必ず手に取りますから。

 小山さんとは共通点がある、そう勝手に思い込んでいる私です。

# by 1220hagiwa | 2017-02-11 23:18 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 02月 11日

2月11日(土)  もやもやも、よろし

 更新が滞っているのは、ひとえに怠慢と、帰宅が23時前後の現状に由来。読みたい文献やらチェックすべきワークシートやらが山のようにあるので、馬鹿だと思いつつも、ついつい学校を出てからカフェに長居してしまいます。いけませんな。

 今日は今日で、とある研究会@通称・鈴木善幸記念ホールin東京海洋大学に参加。前回の訪問は5年以上前だと思います。品川駅からすぐ、空間に余裕があっておまけに海も近い。さすがに冬は寒いですが、それ以外はなんとまあ魅力的なキャンパスだこと。建物も案外低層ですし。

 それはいいとして、質的研究や教師の内省にかかわる研修は、納得半分、もやもや半分。それでもいいのです。いずれ利用できると思いますし、そもそも100入れて10出れば、つまり100の情報を取り入れて、現場に10を反映させられたら御の字と意識している私にとっては、これで十分です。自身をいっそう冷静に言語化できる貴重な時間でした。

 帰途は駅構内のお気に入りカフェで一服。復習と今後のネタをつらつらとメモります。アイディアが生まれる場所というのは人それぞれあるもの。私の場合はここがそのひとつ。数カ月ぶりの来店にもかかわらず、やっぱり同じ環境でした。店と波長が合うのでしょうか。それに、ついつい財布のひもが緩んで、隣接する本屋で買物してしまいました。小さいながらも工夫され魅力的な品揃えに、買わずにはいられません。ついでに併設の雑貨店で永井博氏イラストのグッズもゲット。いいなあ、永井さんは。古書店でゲットした例の絵本を引っ張り出したくなります。

 改装なったMOA美術館@熱海がテレビに。過去の熱海滞在日には、すべて休館。来る4月のトレイル大会@熱海に参加しようかと思っているところです。

 それにしても、ドラマ「左江内氏」が、本当にくだらなくて、実に面白い。堤真一さんのダメ夫ぶりと小泉今日子さんの恐妻ぶりが、何ともおっかしすぎて。

# by 1220hagiwa | 2017-02-11 22:28 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 02月 10日

2月10日  岡本真一郎 『悪意の心理学』 中公新書

 「うっかり口にする」「偏見を抱く」「攻撃する」「こじれていく関係」「嘘をつく」…各章のタイトルを見るだに恐ろしげ。そして実際、読み進めるごとに冷や汗たらたら。ああ、確かに私もやってしまったこと、ずいぶんあります。そして、確信犯的にも無意識的にも言葉を操作している輩がたくさんいることも、現実を見れば容易に納得できます。日本語教育関係者にも示唆を与えるはずです。いや、学生には当然、必要でしょう。

 筆者は基本、人を信じているからこそ著したのだろう(と信じたいです)。前著『言語の社会心理学』が明快な良書だったことを覚えていますから。

# by 1220hagiwa | 2017-02-10 22:42 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 02月 09日

2月9日  小泉八雲 『明治日本の面影』 講談社学術文庫

 流麗な文体は、本人によるものなのか、はたまた訳者によるものなのか、わかりません。とにかく文章が美しいです。来日間もない八雲さんが、当時の日本を、少なからぬ憧れや幻影、そしてオリエンタリズムの目線で描いているわけで、やがて幻滅していくまでの幸福な時間にしたためられたものと言っていいのでしょう。

 そんな事実はさておき、描写が丁寧で、あたかも私がそこにいるかのような錯覚にとらわれてしまうこともしばしば。本人の文学的資質もさることながら、翻訳者の力量もいずいぶん寄与していると思います。

 本書は来日後の第一作『知られぬ日本の面影』の後半部分だとのことです。つまり前半があるわけなのですが、ただでさえ大部な本で、そちらに手を伸ばす余裕はまったくありません。そもそも本書でさえ半ばで途絶したまま。惜しいです。心理的なゆとりがあるときに、味わいつつ読みたい一冊です。

# by 1220hagiwa | 2017-02-09 22:31 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 02月 08日

2月8日  鈴木康明 『生と死から学ぶ』 北大路書房

 月イチでお話を伺っている先生の、しばらく前の著書。人柄が偲ばれる、個性的かつ丁寧なつくりです。大学の学生を意識し、図版、引用記事の類も多く、親切でわかりやすい一冊です。各章末に受講学生のレポート、そして受講生による一般書の推薦本が紹介され、温かさと工夫が伝わります。固さは微塵もありません。

# by 1220hagiwa | 2017-02-08 22:09 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 02月 07日

2月7日  畑谷史代 『差別とハンセン病』 平凡社新書

 当事者の皆さんの過酷な体験がつづられます。ただ、私にはそれらは決して目新しいものではなく、新聞連載記事をベースにしたため十分に編集しきれていないうらみのほうが強くあります、つまり、読みにくさが気になってしまうということ。

 それはさておき、後半部では国策としてのハンセン病患者の隔離と、患者の存在がいつしか「国辱」となり、やがて民衆からの有形無形の圧力にもなっていく様子が、資料を通して淡々と描かれています。90年代半ばに至り、ようやく廃止された「らい予防法」。それにはいくつもの複雑な要因が絡んでいたことがわかるのでした。

 その一方で、仮に「うつる病だったら」排除してもやむを得ないのか…という筆者の問いに、うまく答えるすべを私はもちません。

 でも、事情はどうあれ、とんでもない人権蹂躙がここ日本で起きていたことは忘れてはなりません。決して他人事ではなし。形を変え、別の側面で、日本各所で弱者への圧力は根深く、しっかり引き継がれているはずです。たとえば、部落問題一つにしても。

# by 1220hagiwa | 2017-02-07 23:36 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 02月 06日

2月6日  『別冊太陽 こわい絵本』 平凡社

 『あやしい絵本』に先立ち、一昨年に出た充実の一冊。慧眼の編者・東雅夫氏による抜群のセレクション。多様なトピックに分類、収録された本書さえあれば、こわい系の絵本探しに困ることはないでしょう。ページをめくるだけでワクワク。とっても楽しい。表紙を見るだけでもまったく飽きません。オールカラーゆえ、さすがに安くはないのですが。

# by 1220hagiwa | 2017-02-06 23:38 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 02月 05日

2月5日  正木 晃 『魔法と猫と魔女の秘密』 春秋社

 もちろん、「魔女の宅急便」をよく深く理解するための参考書です。魔女の存在は西洋ばかりかと思っていたら東洋にも魔女がいて、それが今の神社にもつながっていると知りました。その他その他、知らないことばかり。とっても難しい内容をものすごくかみ砕いて説明してくれます。猫に関する歴史も、初耳でした。映画をもっと知る役割を十分に果たします。ありがたや。

# by 1220hagiwa | 2017-02-05 23:44 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 02月 04日

2月4日(土)  入魂のシートたち

 2月に入り、春を感じさせる陽です。相変わらずの寒さですが、冬の陽と違い、確実に暖かさを秘めるそれです。それと、まもなく満月。

 「哲学カフェ」の振り返りシートに目を通します。ものすごく疲れます。それは、学生と向き合うから。一人一人のおそろしく入魂?の記述に取り組むと、テーマがテーマだけに、それなりに集中しせざるをえません。前回のテーマは「人の価値のつけ方」。みんないいことを書いています。時に感動的。それに20枚余も目を通すと、激しく、著しく疲労。あとの作業が続きません。でも、心地よい疲労。

 私はけっしてグイグイ引っ張っていませんし、結論を誘導してもいません(つもり)。ただ、この授業を選択した学生は、私のものすごい主観ですが、たいした連中だなぁと感心。そういうみんなに考える時間を提供することこそか、私の仕事です。

 そうこうして、今日は年初以来、久しぶりにゆったり。カウンセリング関係の講演会@桜木町をキャンセルし、静養。坂のワンコとも交流。この冬も元気そう。アイツは日なたでまどろんでいます。

 ワールドブックデサイン展で思ったのは、書籍文化の衰退が危惧される中であっても、デザインの可能性はどこまでも広がっているんだなということ。一冊一冊、どれもこれも個性的。うならされるものばかりで、まったく飽きることなし。デザインは無限、かつ永遠なり、か。

 帰途、カフェで少し仕事をした後、同じ飯田橋ということでギンレイホールにちらっと寄ってみました。入口をのぞいただけです。アウシュビッツを素材にした「奇跡の教室」が見られたらよかったのですが、あいにく終わっていました。そういえば、年間パスポートを持っている非常勤の先生がいます。1万円です。私は…以前はほしいと思ったことがあります。今は…ありません。

 映画と言えば、「沈黙」。来週は行きたいなぁ。

# by 1220hagiwa | 2017-02-04 23:34 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 02月 04日

2月4日  『別冊太陽 あやしい絵本』 平凡社

 「あやしい」にまつわる、魅力的な絵本がカラー版で徹底的に紹介されています。どれもこれも手に取ってみたくなります。50万円くらいあれば全部買えるのに。昨夏、「怪(かい)の日本語」という連続授業で利用、紹介しました。旅先から羽田に戻り、モノレールを降りたその足で浜松町の本屋に寄り、発作的に買いました。いい買い物だったと思います。ほぼ永久保存版。

 ちょうど学生の一人が『よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったおはなし』に関心を示していました。この本、発想がとんでもなく秀逸。抜群。絵本の想像力って、ものすごく爆発的。そして感動的でもあります。

 ですが、絵本という存在そのものを子供のもの扱いとする文化が、特にアジア圏では根強く蔓延(流布?)している現状はなかなか変わらないように見えます。これって、相当に望ましくないことではないでしょうか。つまり書籍文化の深みの有無、あるいは児童文化への認知の深さ、成熟度と関わる気がします。

# by 1220hagiwa | 2017-02-04 23:12 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 02月 03日

2月3日  小野京子 『癒しと成長の 表現アートセラピー』 岩崎学術出版社

 前作『アートセラピー入門』の続編。より具体例に富み、実践的になっています。もちろん、特質とその効果を語った第1章は蛍光ペンを引きまくり。読むほどに、SGE(構成的グループエンカウンター)との共通点ないしは通底する視点、思想あるいは人間観、教育観といったものがうかがえ、共鳴できます。本書にはありませんが、先日スクィグルのミニ版を復活させたところ、大好評でした。

 SGEについても、久しぶりに追体験、そしてブラッシュアップしたいと、これはここ数年ずつと思っているところです。体験と言えば、やはりかかわりの深い手法であるドラマケーションにも久しぶりに触れたいところです。

# by 1220hagiwa | 2017-02-03 23:40 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 02月 03日

2月3日(金)  インパクト72

 ここに書こうとしているのは、やっぱり面白い「ドキュメント72時間」@NHK。今夜は金券ショップ編(2015)の再放送。

 この番組、見るたび、ホントにいろんな人がいるんだなぁ…と痛切に思わされます。もちろんそうした人を中心に編集した映像ですから、当然そういうインパクトを受けるわけです。今夜も病を得た人、大変な苦労をしている人、そうした皆さんも続きます。単純に、私は幸せだと思います。

 などと書いている私は、金券ショップ、たまに利用します。最も多いのは新幹線切符。それを使って先日も新潟での法事に参列しました。前泊してゆったりしたつもりだったのですが、年明けから自主的な企画による新授業の連続、ヒューマンライブラリー運営、あるいは研修等への参加その他、ほぼ休みなく連日遅く帰る生活だったためか、疲れがたまっていたのでしょう、ここ数日は体調がイマイチ。声に来てしまった今日は学生に迷惑をかけてしまいました。でも、日ごろの行いがいいのか?優しく声をかけてくれる学生ばかりで助かります。

 それでも美術館訪問の授業で、今日は印刷博物館@飯田橋で開催中の、ワールドブックデザイン展へ。魅力的な装丁の本が世界各国から集められ、これは相当に楽しかったです。学生も手に取り、けっこう見入っていました。今期の学生はデザイン系に関心の高い学生が多いようです。

 優れた本は、時代の記念碑的なものになる、というコメントがついた一冊。英語でしたが中をよく見ると、ボスニアでの虐殺を詳細に検証した、でもセンセーショナルではなく、落ち着いた、でもそれがかえって冷徹さを伝える内容でした。コメントに納得。常設展と合わせ、時間をとって再訪する価値がありそうです。

# by 1220hagiwa | 2017-02-03 23:26 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 02月 02日

2月2日  川島大輔・近藤 恵 編 『はじめての死生心理学』 新曜社

 学際的な性格を持つ死生学を研究するにあたり、これまでその心理学的側面に焦点化したものがなかった中、本書はその初めての一冊。つまり入門書です。ただの泡沫の実践家であってまさか専門家ではありませんが、手に取らずにはいられませんでした。

 大学等でのテキストも意識しているようで、記述が平易かつ丁寧です。私が注目したのは、死別、自殺あるいは青年期、成人期、中年期そして高齢期それぞれの人生ステージにおける死への向き合い方といった章たぜけでなく、各章末に置かれたちょっとしたワーク。また後半には研究法の概観が述べられていますけれど、今のところその予定はないので、めくっていません。もしかしたら、というのは心の片隅にありますが。

 何かのときに読み返したい本です。

# by 1220hagiwa | 2017-02-02 22:26 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 02月 01日

2月1日  藤沢周平 『たそがれ清兵衛』 新潮文庫

 佳品ぞろいの短編集。いずれも鮮やかで、かつ、どこかほっとできる結末がいいですね。そう、これもひとつの切れ味の鋭さ。こんな魅力にはまったら、しばらくは抜け出せない藤沢ワールド。映画化もされた表題作が一番のお気に入りです。

# by 1220hagiwa | 2017-02-01 23:33 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 02月 01日

2月1日(水)  宮崎、ビル一階

 プロ野球のキャンプ便りが届いています。一度でいいからこの時期にキャンプ地巡りをしてみたいものです。沖縄、宮崎、そして高知へと。

 その宮崎で収録されたという「ドキュメント72時間」@NHK。先日、法事で訪ねた新潟の宿で観ていまして、私の記憶というか土地勘に激しく驚かされました。今回は路上のピアノを焦点に撮影していたのですが、そのピアノの背景になっていた店のガラス窓が一瞬映ったとたん、撮影場所がひらめきました。2年前、生頼範義展を観に行った建物です。これまで宮崎市街を訪ねたのもその一回きりと言っていいでしょう。それに訪問当時、私はその建物を決してじっと眺めたわけではありません。ただ、そのうどん屋さんに一度食べに入っただけのこと。なのに、画面を目にして瞬時に判断できてしまったという私の眼力、じゃなくて記憶に驚きです。人の顔と名前を覚えるのは苦手なのに…。

 一度歩いた道、目にした場所はほぼ忘れません。記憶のどこかにそっと留め置かれています。国内外を問わず、都市部も地方もどこへ行っても、たいていは土地勘が働き、道に迷うことはごく稀。東西南北もおおよそ当たりますし、駅や主要な建物になぜか行き当たります。こうしたセンスだけは、私はちょっぴり自信があります。

 トランプさんの言動がアメリカをはじめ世界を騒がしていますが、アメリカ国内で支持する人が多いというのも事実。ただ、支持する人は大半が白人、アングロサクソン系のようです。そして明らかに日本、中国を含めた有色人種を差別しています。そのあたり、肝心の日本のメディアは報道しません。もしかして、自分たちが有色と区分されていることに触れたくないのでしょうか。差別ついでに言えば、沖縄に対するそれを一向に認めようとしない日本の本土側あるいは政権中枢の姿勢とトランプさんのそれは、どこか通底していると思えなくもありません。

 藤村俊二さん、それこそヒョイといなくなっちまいましたね。「ラジオの時間」の警備員役の怪演?をよく覚えています。

# by 1220hagiwa | 2017-02-01 23:29 | 本 編 2017 | Comments(0)
2017年 01月 31日

1月31日  田亀源五郎 『弟の夫』3 双葉社アクションコミックス

 好みはあるでしょうが、私は素敵なコミックだと思います。セクシャルマイノリティがテーマの作品ということは、まさに私たちの姿勢が問われる作品でもあるということ。この巻では、ゲイのみならずレズビアンにも少し触れています。前向きで明るく爽やかなストーリーがとても楽しく、あっという間に読了。ま、セリフが少ないこともあるのですが。

 作者のことばによると、どうやら次巻で完結のようです。

# by 1220hagiwa | 2017-01-31 23:13 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 01月 30日

1月30日  谷口ジロー 『新装版 捜索者』 小学館ビッグコミックススペシャル

 ジローさんの、旧作復刊。ぐいぐいと引き込まれるサスペンス。楽しかったです。主人公に一抹の寂しさ、哀愁が漂います。これがいいね。若干深みが足りない気もしますが、かまいません。

# by 1220hagiwa | 2017-01-30 23:25 | <番外編 2017> | Comments(0)
2017年 01月 29日

1月29日  清水 潔 『殺人犯はそこにいる』 新潮文庫

 いわずと知れた、「文庫x」。内容は書きませんが、事件に対する思い、熱、そして執念が横溢し、真摯な姿勢が貫かれた本と言えます。本家本元のさわや書店フェザン店で、昨秋の青森行の往路、朝イチ(開店直後)に求めました。一気読み。そして、犠牲者に黙祷。

# by 1220hagiwa | 2017-01-29 23:20 | <番外編 2017> | Comments(0)